老若男女に愛される定番の品「マカロニ(マカロニサラダ)」

コクハク編集部
更新日:2020-03-03 06:00
投稿日:2020-03-03 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、みんな大好き!「マカロニ(マカロニサラダ)」のレシピを教えていただきました。

作ってから時間をおいたほうが味がなじむ

「マカロニはとにかくよく出ます。うちはお客さんの年齢層が広いから、高齢者の常連さんでも若い人でも食べられるようにやわらかめにしています」

 サラダにしては大盛りで味付けはやや薄め。ご飯もの代わりに食べられます。

 最近はネットで情報を得た若者たちが遠方から押し寄せるんだそう。こうなるとリタイア世代や近所のサラリーマンは追いやられてしまいがちですが、ばんは料理同様に常連さんにも手厚いんです。隣に新店もできて予約も可能になりましたが、ふらりと来ても並べば入れます。

「だって常連さんが入れないと困るでしょ? 街の飲み屋だからね、ウチは」と小杉さん。

 これに合うのは“庶民のウイスキー”ホイス。ホイスを焼酎と炭酸水で割り、高級品だった“ウイスキーのソーダ割り風”にしたもの。今ではプリン体を気にする中高年にうれしい健康ドリンクでもあります。

「使ってるマヨネーズは市販のものです。塩味のカドをとるためにうま味調味料を入れていますけど、ちょっといいマヨネーズなら余計なものは入れなくて大丈夫です。味がなじむまでに時間がかかるので、冷蔵庫で一晩寝かせた“昨日のマカロニ”ぐらいがおいしいと思いますよ」

【材料】

・マカロニ  カップ1/2
・タマネギ  1片
・キュウリ  5センチ
・ニンジン  少々
・ハム  1~2枚

<タレ>
・マヨネーズ 大さじ2
・うま味調味料  少々
・塩  少々
・白コショウ  少々

【レシピ】

1. マカロニを標準時間より2、3分長めに茹で、やわらかめに仕上げる(店では12分のところを15分)。
2. タマネギは薄切りにして軽く水洗いして絞り、キュウリは輪切り、ニンジンは千切り、ハムは短冊切りにする。
3. ボウルにタレを入れて混ぜ合わせ、1と2の具を入れて和える。
4. 冷蔵庫で数時間寝かせるとより味がなじむ。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「あげ納豆」うま味調味料のちょい足しでお店の味に大変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...
「白魚の卵とじ」お出汁をたっぷり吸った白魚を卵と一緒に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
胃袋狙い撃ち!彼に作ってあげたいハンバーグでキーマカレー
「オトコの胃袋をつかんだら勝ち!」とはよく言ったものですが、実際に料理上手の女性は人気が高いですよね。だったら、善は急げ...
ぐっち夫婦 2020-01-15 15:03 フード
「豚のスペアリブのみそ漬け」お肉好きにはたまらない一品
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ 」の市川路朗さん...
表面のチーズが焦げたら食べ頃「トマトとツナのチーズ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...
シンプル調理の「チキンと野菜のグリル、サルモリリオ添え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の隠れ家イタリアン「ピノサリーチェ」の...
コンビニチキンにかけるだけ…究極のお手軽「棒々鶏」レシピ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・阪東橋の広東料理店「壱龍釜」の唐子庭さんに...
外はパリパリ、中はとろ~り「タラ白子のカダイフ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・北新地の人気店「カラーズ」の加藤吾郎さんに...
「シバ漬けと茗荷のゴマ油和え」「チーズの煮切り醤油づけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・歌舞伎町で25年営業の老舗「ぱいんつりー」...
「蒸し鍋」ひと手間加えたオリジナルポン酢でプロの味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は熊本市の創作居酒屋「旬家はちどり」の喰田信治さん...
野菜不足を感じたら…さっぱりおいしい「すし屋のサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・月島のそばの名店「のぶ庵」の三宅泰子さんに...
令和初ハロウィン おうちで“デリ風かぼちゃサラダ”もいいね
 10月の定番イベントとなったハロウィン! 今年も各地ではイベントが行われるのでしょうか。友人と街に繰り出すのも楽しいで...
ぐっち夫婦 2020-01-15 15:02 フード
「スペイン風目玉焼き」アツアツとろ~り半熟卵が味の決め手
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・東銀座のビストロ「イバイア」の深味雄二さん...
「鶏ササミ春巻き」2度揚げすることでパリッとした食感に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・代々木上原の中華料理店「吉田風中国家庭料理...
「穴子おこわ」ちょっとお腹に入れたいときの“おしのぎ”に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の割烹「まめ多 」の降旗壽眞子さんに、...
「ナスの揚げ浸し」揚げ油にごま油をちょい足しで風味アップ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・麻布十番の有名鮨店「鮓職人 秦野よしき」の...