「長芋のチーズ焼き」意外な組み合わせとホクホク食感が新鮮

コクハク編集部
更新日:2020-04-18 06:00
投稿日:2020-04-18 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さんに、とろけるチーズで作る「長芋のチーズ焼き」のレシピを教えていただきました。

チーズのうま味と相性抜群!

 ジャガイモを使った似たような料理はよく見かけますが、これは長芋を使っているのがポイント。ジャガイモよりも食感がホクホクしていて、おいしい!

「初めて食べたお客さんは『これ、何、芋?』と聞いてきますね。食感がジャガイモとは違いますからね。どの芋が合うのか、ヤマトイモなど、いくつか試したのですが、やっぱり長芋が一番おいしい。とくに女性のお客さんは喜びます」

 調理時間は、10分程度です。

「まず、皮つきの長芋を10センチくらいにカットして素揚げにしてください。浮いてきたら取り出してアルミホイルに敷きます。塩、こしょう、醤油、マヨネーズをかけて、とろけるチーズをのせたらオーブントースターで4分間、焼くだけです。お好みでタバスコをかけてください」

 熱々を口に入れると、チーズのウマ味と長芋の塩気が相性抜群。やっぱり、とろけるチーズは万能です。同じ芋でも、ジャガイモほど重くないのもいい感じ。冷えた白ワインにも、ビールにもぴったりです。

【材料】

・長芋
・とろけるチーズ
・サラダ油
・塩
・こしょう
・醤油
・マヨネーズ

【レシピ】

1. 皮つきの長芋を70グラム程度にカット。
2. 長芋を素揚げする。
3. 素揚げした長芋をアルミホイルに並べ、塩、こしょう、醤油、マヨネーズをかける。
4. とろけるチーズをのせて4分間、オーブンで焼く。

本日のダンツマ達人…村瀬文吾さん

▽むらせ・ぶんご
 鮮魚店が経営する居酒屋「魚真」で10年間修業。魚を徹底的に勉強し、33歳の時、独立。

▽よしだかいがん
 営業時間は夕方6時から朝6時まで。魚がおいしいと評判の店。常連客は刺し身を目当てに通ってくる。早い時間は近所のサラリーマンが多いが、新宿2丁目のど真ん中という立地もあって、深夜から朝方は2丁目の住民が多い。東京都新宿区新宿2―13―6。不定休。

(日刊ゲンダイ2018年5月26日付記事を再編集)

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