忘れられない恋がある…乗り越えられないと感じた時の対処法

孔井嘉乃 作詞作曲家・ライター
更新日:2020-03-12 06:00
投稿日:2020-03-12 06:00
「忘れられない恋」、あなたにはありますか?「全部が良い思い出!」と完全に消化されていれば良いですが、今でも未練が強い相手であると次の相手を見つける気力さえ湧かないでしょう。そんな忘れられない恋への対処法、ご紹介したいと思います。

あなたも経験ある?忘れられない恋の特徴

 未練があるなし関係なく、心に残る忘れられない恋って1つや2つあると思います。まずはどんな恋が心に残りやすいのか、特徴を見ていきましょう。

長く交際期間があった恋

 長く交際期間があった相手は、忘れられない恋になりがちです。お付き合いが長くなると、当然いろんな場所に行ったり、喧嘩をしたり、たくさんの話をしたり、など、思い出がどんどん増えていきます。

 そのため、別れた後でも一緒に行った場所、ふとした出来事をきっかけに、思い出が鮮明に蘇ってしまうのです。

相性が良かった相手との恋

 価値観の違いで別れるカップルは多いですが、食の好みや考え方全てにおいて「相性が良い」と感じる相手も忘れられなくなる可能性が高いです。ほかの男性との恋が始まった後に、「あの人との相性は良かったんだ」と再確認して、思い出して比べてしまうこともあるでしょう。

 性格的にはもちろん、さらに体の相性までもが良いと、より記憶に残りやすいです。ちなみに女性より男性の方が体の相性を重視するため、相性の良いと感じた相手を忘れにくくなるそうですよ。

別れざるを得なかった恋

 遠距離になってしまった、家庭の事情で結婚を反対された、など、思い合っていたのに別れざるを得なかった恋も、忘れられない恋になりやすいです。

 喧嘩別れなどではないために思い出が美化されやすく、月日が流れても「今頃どうしているかな?」と思い出したり、長く気持ちを引きずってしまうことも多いでしょう。

片思いが叶ってお付き合いをした恋

 自分が片思いをしてお付き合いに至った恋も、記憶に残りやすいです。なぜなら、自分から好きになったということは、好みのタイプであったり、それだけ恋焦がれた相手であるから。

 片思いが実った時、「運命かも!」なんてロマンチックな気持ちを感じてしまったなら、なおさら忘れられない恋になってしまうでしょう。

未練を乗り越えられないと感じた時の5つの対処法

「別れたのに忘れられない」と未練が残ってしまう時、どのように過ごせば良いのか、良い対処法をお伝えします。

1. 別れた理由を明確にする

 別れの原因は人それぞれですが、未練が残る恋には必ずと言っていいほど「後悔」だったり、「悔しい気持ち」など、なんらかの気持ちが残っているものです。まずは、別れた理由をもう一度見つめ直しましょう。

 自分はどんなところがダメだったのか、相手のどんなところが嫌だと思ったのか、など、紙に書き出してみるのもおすすめです。別れた理由を客観的に見つめることができた時、本当の意味での「失恋」となるのでしょう。

2. つながりを手放す

 思い切って相手とのつながりを全て手放すのも、1つの方法。交際期間が長ければ長いほど、写真やお揃いのアイテムなどは増えていきます。でも、これらの思い出の品は、相手とあなたをつなぐ物であり、忘れたい気持ちの邪魔をする場合があるのです。

 でも、「どうしても捨てられない」「後悔しそう」そんな気持ちがあるのであれば、今はその時ではないのかも。前に進みたい理由ができた時、不思議とさくっと手放すことができるのが女性なんですよね。

3. 思い出を美化しないようにする

 人の脳は悪い記憶よりも良い記憶を思い出すように、コントロールしていると言われています。つまり、別れる前の嫌な思い出よりも、出会ったばかりの一番楽しかった頃やデートで笑い転げた瞬間を思い出しやすいということ。

 これにより思い出は美化されていきますし、さらに記憶は思い出すほどに強く残るという特性があるため、「忘れられない恋」になりやすいのです。

 難しいかもしれませんが、特定の恋を思い出してしまう時、良い思い出だけではなく別れた理由や、その人の何が嫌だったのかを併せて思い出して、美化しないようにすることが肝心です。

4. 「縁がなかった!」と自分に言い聞かせる

 どんなに運命的な出会いであっても、どんなに相性が良いと感じても、うまくいかないことはあります。そんな時には、「縁がなかった!」と思うようにしましょう。

 長い人生、またその相手と関わる可能性は0%ではありませんが、今はそう自分に言い聞かせることで、自分自身を前に進める後押しとなります。

5. それでも好きでいる

 辛い決断かもしれませんが、「それでも好きでいる」というのもありなのかもしれません。誰かを本当に好きになって忘れられない恋ができるって、そうそうないことですから。

 でも、今後出会った相手との恋が、過去の忘れられない恋を軽く飛び越えてくれることはよくあること。忘れられない恋に心を悩ませつつも、女性として自分を磨き、受け入れ態勢をきちんと整えておくことも大切かもしれません。忘れられない恋の相手とヨリが戻る場合にも、マイナスにはなりませんね。

忘れられない恋は当時を知ってる女友達と分かち合うと◎

 結婚してママになった友人。可愛い子どもと優しい夫に恵まれて幸せな毎日を送っていますが、「(昔付き合っていた)◯◯君のことを思い出すと、じんわりとあったかい気持ちになるんだよね」と言っていました。

 友人がその彼とお付き合いをしていたのは、10年以上前の話。良い思い出も悪い思い出もひっくるめて、そんな「忘れられない恋」は、きっと誰にでもあるはずです。

 気持ちを思い出して郷愁に浸ってしまうのであれば、じっくり当時を知っている女友達と分かち合うのが◎。「でも、こんな辛いこともあったじゃん」と、自分が封印した記憶までしっかり教えてくれますよ。

孔井嘉乃
記事一覧
作詞作曲家・ライター
3歳からピアノを始め、現在は作詞作曲家&シンガーソングライターとして活動中。2014年からウェブライターとしての活動を開始。得意ジャンルは美容、恋愛、ライフスタイル。コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、ベビーマッサージ資格、乳児心理+児童心理資格取得。
2016年、ママユニット「mamakanon」を結成。活動5年目にして、YouTube再生回数1,200万回達成。2020年、フレンチシンガーバイオリニストソングライターとのDuo「ellipsis」を結成。両者の絶対音感を活かしてカバー演奏などを行う。
1児のママ。特技は早起き。ウィスキーが好き。

◇孔井嘉乃公式サイトmamakanon公式 YouTubeチャンネルellipsis公式 YouTubeチャンネル

ラブ 新着一覧


突如現れた進撃の「ポリアモリー」 “奇行種”に気をつけろ!
 あなたは「ポリアモリー」をご存知ですか?カップルがお互いの合意のもと複数の恋人を持つ――そんな関係のことを指す言葉がポ...
しめサバ子 2019-05-01 17:44 ラブ
【募集】「メス力」神崎メリさんに男女の恋愛相談しませんか
電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』の著者で恋愛コラムニストの神崎メリさんに...
「3食昼寝付き」の勝ち組主婦が一瞬で負け組に転落したお話
「3食昼寝付き」で、勝ち組結婚を果たしたように見える主婦でも、ひょんなことから負け組に転落するケースもあります。  魑...
並木まき 2019-04-16 06:00 ラブ
高年収男子をゲットする方法…求められるのは「安心感」です
 こんにちは、結婚につながる恋のコンサルタント山本早織です。「結婚につながる恋コラム」第3回は、高年収男子をゲットする方...
山本早織 2019-04-16 06:00 ラブ
どこからが恋? 心理から読み解く“女性が恋に落ちる瞬間”
 なんとなく気になる男性が現れた時、「これは恋なの?」と自分に問いた経験がある方は多いはず。頭で理解した上で行動に移りた...
孔井嘉乃 2019-04-15 06:00 ラブ
【日本橋編】個室ラウンジコンへ参戦 “IT地蔵オトコ”に警戒
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:23 ラブ
新種「プレゼン合コン」で彼氏を作れる? 現場潜入レポート
 春の訪れを感じさせる3月末日、東京・東池袋にて「プレゼン合コン」なる聞き慣れないイベントが開催されました。情報をキャッ...
しめサバ子 2019-04-13 06:00 ラブ
わずか7日で構築された支配のパターン 美沙さんのケース#1
 最近、30代~40代の女性にまとわりついて苦しめるモラハラ男が増えています。  女の稼ぎをアテにするヒモ男や、女に依...
神田つばき 2020-01-11 07:08 ラブ
一見ハイスペでも…結婚できない「乙女おじさん」のタイプ
 一見すると、結婚相手として条件が揃っているような中年の男性が独身である場合「乙女おじさん」である可能性も潜みます。独身...
並木まき 2019-04-10 06:00 ラブ
45歳バツイチ男に“オバサン呼ばわり”されたアラサー女の悲劇
 女も30を過ぎるとシビアな婚活情勢をひしひしと感じるようになって、それまで目もくれていなかった「バツ有り男」も一気に視...
田中絵音 2019-04-09 06:00 ラブ
上品だから好き 年下男性が焦がれる熟女の“3種の神器”はコレ
 超年上を好む年下男子が増加中です。若くてイケメンでも30代や40代の女性とデートしたがるという不思議な現象が起きていま...
内藤みか 2019-05-29 16:39 ラブ
恋愛強者になるための最強の学問は“PDCA”と“統計学”である
 ビジネス書の世界では「PDCA」と「統計学」が大流行しています。PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Chec...
しめサバ子 2019-04-11 13:49 ラブ
【お菓子作り編・下】持参するエプロンには注意が必要
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-05-13 16:24 ラブ
男性との食事で財布を出す? おごられておくべき相手とは
 気になる男性とのデートの際、どうしてもソワソワしてしまうのがお会計の時。財布を出すか出さないか、「どうするのがベスト?...
孔井嘉乃 2019-04-05 08:29 ラブ
夫は激怒…鬼嫁が放った姑にまつわるアンビリバボー語録3選
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちは、夫や親族に対してアンビリバボーな発言を浴びせる人も少なくありません。一般的には、妻が気を使う...
並木まき 2019-04-04 06:00 ラブ
結婚相談所でうまくいかない女性が見直すべきポイント3つ
 結婚相談所でありがちなのが、「お見合いをこなせばこなすほど、うまくいかない」という事態。結婚相談所のブラックホールにハ...
孔井嘉乃 2019-04-03 06:00 ラブ