今すぐ試せる♡ネイリストが実践する“5つの習慣”で美爪育成

時短美容協会 一般社団法人
更新日:2020-05-18 06:00
投稿日:2020-05-18 06:00
 指先の印象を大きく左右する、「爪」。綺麗に整った爪は、相手に好印象を与えますよね。しかし、二枚爪や、割れやすい爪、短くて小さい爪などでお悩みの方も多いのではないでしょうか?
 そこで、ネイリストの筆者が、自爪を美しく育てるための5つの習慣についてレクチャーします。

ネイリストが実践! 美爪を育てる「5つの習慣」

1. 深爪をしない

 爪のピンク色に見える部分のことを、「ネイルベッド」と言います。このネイルベッドは爪の土台でもあり、爪や指を綺麗に見せるためには欠かせないものです。
 
 このピンク色の部分を長く伸ばすためには、深爪をしてはいけません。爪切りで深爪をすると、爪とその下の皮膚との間を繋いでいる大事な部分を削ぎ落としてしまい、ピンク色の部分が小さくなってしまうのです。そのため、爪をカットする時には、白い部分を少しだけ残した状態にしておくようにしましょう。

2. 保湿を心がける

 爪を美しく伸ばすには、保湿が肝心です。爪表面の乾燥を防ぐため、こまめにハンドクリームを塗り込みましょう。習慣を作るのはなかなか難しいものですが、たとえば、就寝前にベッドに入ったタイミングで塗ると決めて、ベッドサイドにハンドクリームを用意しておくなど、工夫をすると忘れにくくなります。

 また、ネイルオイルでの保湿の際には、爪を裏返して皮膚との隙間に垂らしてあげましょう。爪と指をくっつけている「ハイポニキウム(爪下皮)」を育てることにつながるため、続けることで爪のピンク色の部分を長くすることができます。

3. マッサージを行う

 保湿したタイミングに合わせて、そのままマッサージも行いましょう。手全体の血行を良くすることで指先にまで血液が行き渡り、綺麗な爪を育てることができます。

 やり方は簡単。ハンドクリームやネイルオイルをつけたら、指をつまんでクルクルしたり、爪の根元を軽く指圧するだけでも効果を感じられるはずです。毎日、少しの時間で良いので、指先をいたわる時間を持ってあげましょう。

4. 手の保護をする

 たとえば、爪でプルタブを開けたり、シールを剥がしたり……など、日常生活の中で物理的な刺激が多いと綺麗に伸びた爪を傷つけてしまいます。どんなに保湿やマッサージを心がけていても、二枚爪や割れを引き起こす原因となってしまうため、爪に負担をかける動作を止めることを意識してくださいね。

 また、食器洗いやお風呂場の掃除など、洗剤に触れる機会がある時にはゴム手袋を付けるなど、手肌全体を保護することも大切です。

5. 偏った食生活をしない

 爪は表皮の角質層が硬く変化したもので、皮膚の仲間だと言えるでしょう。美しい爪を育てるには、肌に良いとされている食事をバランス良く食べることが肝心です。

 爪の状態は、さまざまな身体の異常を教えてくれる健康のバロメーターでもあります。健康な身体でいることは、すなわち、丈夫で綺麗な爪を生み出すといっても過言ではありません。主食・主菜・副菜がそろった食事で、美しい爪を育てましょうね。

美爪は少しずつ時間をかけて育てよう

 ネイルポリッシュやジェルネイルで瞬間的には美しくなれても、本当の美爪は少しずつ時間をかけて育てていくもの。日々のお手入れと、少しの心がけで、あなたの爪はもっと美しくなるはずです。ご紹介した方法を、まずは1つからでも習慣化して、美しい爪を目指してくださいね。

<文・社)時短美容協会/稲村絵美里・ネイリスト>

時短美容協会
記事一覧
一般社団法人
「時短美容」を単なる「省略美容」「ながら美容」ではないものと定義し、多忙な現代女性が「美容の時間を効率的に確保するため」に欠かせない正しい美容知識の普及に努めるとともに、美容にまつわる正確な時短知識を有する「時短美容家」「時短美容協会認定美容家」ならびに、薬機法(旧薬事法)を遵守する「美容ライター」の育成および普及活動を行っています。
WEB:https://fastbeauty.biz

ビューティー 新着一覧


まだ平成眉のまま?今っぽメイクテクで令和眉にアプデしよう
 眉毛の形は、時代とともにどんどん変わっています。1995年は、安室ちゃんメイクがきっかけで超細眉が流行りましたね! 2...
あぁ残念…40代は気を付けたい「老けて見えるワンピース」の着こなし
 夏本番。40代女性に人気の夏の着こなしといえば、涼しげで着心地抜群のワンピースです。でも安易に「1枚でさらっと着れてコ...
加工アプリもう不要!?「人中短縮メイク」プチプラ3品で美人顔の作り方
 最近話題の「人中短縮メイクテクニック」は難しいって、思っていませんか? 人中(じんちゅう)とは、鼻の下から口元までの距...
老後の健康は今から! 40代におすすめの冷房冷え対策と簡単な温活習慣
 夏になると女性を困らせるのが「冷房冷え」です。暑い外と凍えるほどクーラーの効いた室内を行ったり来たりするだけで体調不良...
“ベストな下着”を一枚買うなら?「シアー素材」の切実なインナー問題
 肌が透けて見えるシアー素材のトップスが流行っていますよね! 涼しげで透明感があってとてもおしゃれなのですが、頭を悩ませ...
洗顔ネットじゃダメなの?人気の泡立てツール「あわわ」で神泡爆誕なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
プチプラで小技を効かせる!切らずに「小鼻」をゲットする劇的メイク術
 鼻の形やサイズにコンプレックスを感じている人、必見! メイクで簡単に、鼻を小さくみせることは可能です。  鼻を小...
安さで飛びつき失敗!? OVER40が夏に“買ってはいけない”プチプラコスメ
 40代以上の大人世代には「プチプラコスメの選び方って難しい」と感じている人も少なくない実態。大人世代が使っても満足度の...
疲れると身体がクサイ!? 疲労臭の“正体”と臭いを抑えるインナーケア5選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
若い子には無理かも!? 40代は“マット肌”、美容家激推しコスメ2品♡
「マット肌」と聞くと、アラフォー以上の世代は「乾燥するから老けて見える」という印象を持っている人も少なくないはず。実際の...
アイライン“丸囲み”は即やめ! 3秒でできる「デカ目メイク」の裏技3つ
 目元のメイク次第で、顔の印象はガラッと変わります。そのため、メイクをするときに一番力を入れるのがアイメイクだという人は...
“無意識”だからタチが悪い…服が「生乾き臭い」人を傷つけない伝え方
 セクハラやパワハラなど、いろいろなハラスメントがある中で、本人に指摘しにくいのが臭いによる「スメハラ(スメルハラスメン...
電気代にビクビク ひんやりボディケア3品で節約&酷暑を乗り切ろう♪
 気分爽快&リフレッシュして、暑い夏を乗り切りましょう!  今年の夏は電気代が気になるところ。  クーラー...
更年期指数チェック(SIM)とは? 病院に行く前に自己診断できます
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
足元は遠慮なし!40代のペディキュアは“ひと癖”あるカラーとデザインで
 夏といえば、プールや温泉など足元を露出する機会が増えますよね! サンダルを履いた時に、汚い爪が見えてしまう失態は避けた...
2023-07-20 06:00 ビューティー
髪の毛、ボサボサ以上にチリチリの“急変”に悲しみ!主な原因と対処法
 毎日ケアしていたはずなのに「髪の毛がチリチリになってきた」とショックを受けている人もいるでしょう。髪質が悪化すると、気...