令和にも出没…古典的な嫁イビリをする“性悪な義母”の暴言

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-08-02 06:00
投稿日:2020-08-02 06:00
 令和の時代になっても、昭和かと思うほどに、古典的な嫁イビリをする義母が散見されます。そんな義母との関係によって、想像を超えるストレスに見舞われているお嫁さんも……。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、性悪義母の許し難い暴言に迫ります。

1:「イチゴにメロンに」とワガママ放題

「先日、一人暮らしの義母が高熱を出し、普段から意地悪をされているものの、さすがにかわいそうだからと私が看病に行きました。

 ところが、体調が悪くても意地悪な性格は健在で……。その日、食欲がないという義母が『イチゴなら食べられそう。イチゴが食べたい』と言うので買いに行って戻ってくると『イチゴが食べたいなんて言ってない。こんな硬いものを私に食べさせようとするなんて、信じられない。私はメロンが食べたいのに』と暴言を吐かれました。

 やり合うのも面倒くさいので今度はメロンを買って帰ってきたら『病人を置いて買い物ばかり行くなんて、ありえない。どんな教育を受けてきたら、こんな非常識な行動ができるの?』と罵られました。

 義母は普段からこんな調子なんですが、具合が悪くても暴言を繰り返す様子には、怒りしか感じません。もう、本気で関わりたくないです」(42歳女性)

2:嫁の料理を「まずそうなもの」と一蹴

「義母は我が家に遊びに来るたびに、お手製のおかずを夫の分だけ小分けにして、しこたま持参します。それで、勝手に我が家の冷蔵庫を開けて、私が作ったものや買った食材を黙って処分してしまうんです。

 そんなときの決まり文句は『こんなにまずそうなものばかり食べさせられて、息子が本当にかわいそう!』。私は管理栄養士の資格もありますし、料理には自信があるほうなのですが……。

 家が近いのと、夫がマザコンで家の合鍵を義母に渡しているので、阻止できません。本気でうざいし、困っています」(36歳女性)

3:「頭が悪い」「気が利かない」古典的悪口のオンパレード

「結婚して1年半です。義母とは、今年の初めから同居生活が始まりましたが、信じられないことに朝から晩まで、義母は面と向かって私の悪口を言い続けます。

『息子は、こんな頭の悪い子のどこがよかったのかしら。若さしか取り柄がないのにね』『気も利かないし、家事も下手だし、みっともない女よね』など、かなり辛辣なことばかり言われ、メンタルも限界です。

 夫に相談したら、まさかのマザコンも発覚し……。夫は私ではなく義母の味方ばかりします。エンドレスで続く嫁イビリに、心が壊れそう」(34歳女性)

暴言は「記録に残して耳からは流す」

 信じがたいほどの暴言を繰り返す義母に対し、いちいちまともにとりあっていたら、お嫁さんの心身がもちません。性悪義母のひどい性格は長年のものなので、一朝一夕には変わらないのも事実でしょう。

 あまりにも暴言が繰り返される場合には、もしものときに備え、スマホのレコード機能などを使って記録に残しておくことも大事です。それと同時に、頭からは即座に消し去らないとメンタルが疲弊しますから、義母の暴言は「記録に残して耳からは流す」のが、お嫁さんの心を守る術にもなるでしょう。

 こんな義母がいると、結婚生活は、すべてが憂鬱になりがち。正面から受け止めすぎるとダメージを受けますから、まずはご自身の心を守る方法を優先させてくださいね。

【並木まきオンラインサロン】スマホ時間で毎日を楽しく!

 コクハク内の並木まき公式オンラインサロン「#まきコク」では、現在新規メンバーを募集中。

 自宅でライタースキルの資格が取得でき、大好評の「オンラインライター講座」、悩める妻をサポートする「集まれ!毒義母の森~ヨメノミカタプロジェクト~」など多彩なコンテンツ。

 いつものスマホ時間を使って自分磨きしてみませんか?

↓詳細はこちら↓
https://salon.kokuhaku.love/namikimaki

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

関連キーワード

ラブ 新着一覧


こんな交際はあり? 秘密にする恋愛のメリット&デメリット
 付き合い方の理想は人によって異なるものですが、多くの場合、「コソコソした恋愛はしたくない」と思っているはず。しかし、カ...
恋バナ調査隊 2020-08-10 06:00 ラブ
告白でドキッとさせたい♡ “好き”を伝えるポイント&セリフ
 告白をしようと考える時、「フラれたらどうしよう?」と、誰もが不安になるものです。しかし、待ってばかりでは二人の関係は進...
恋バナ調査隊 2020-08-09 06:00 ラブ
堅実orケチ?東海地方の男性の性格や特徴&恋愛観を解説!
 シリーズでお送りしている、地方別男女の性格や特徴&恋愛傾向!今回は、東海地方に迫っていきます。東海地方は、愛知県、岐阜...
「あなたのためだから…」言葉巧みに夫を操る鬼嫁たちの実像
「鬼嫁」と呼ばれる女性には、巧みな話術で、夫を煙に巻くタイプもいるようです。その中には「あなたのためだから」と言いつつも...
並木まき 2020-08-08 06:09 ラブ
本当にあった不思議な話~夢が教えてくれた婚約者の裏切り
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。世の中、勘が鈍く察しの悪い人もいれば直感が鋭く物事の本質をすぐに察してしまう...
山崎世美子 2020-08-10 16:49 ラブ
価値観の違いが致命傷に!?コロナ禍でモテる人の“共通点”
「モテる人」の条件は、時代によっても変化します。コロナ禍の今は、これまで以上に男女間においてのさまざまな場面における「価...
並木まき 2020-08-07 06:00 ラブ
お嬢様気質?東海地方の女性の性格や特徴&恋愛傾向を紹介!
 シリーズでご紹介している「男女の恋愛観まるっと調査」! 今回は、東京と大阪の中間に位置する、愛知県、岐阜県、三重県、静...
独りの夜を乗り越える! 孤独感に襲われがちな日々の戦い方
 突然強い孤独感に襲われる……。今後の人生も、ずっとこのまま独りなのではないかーーそんな漠然とした不安感で眠れない夜を過...
七味さや 2020-08-07 06:00 ラブ
モテ期到来…?急にモテる時の前兆&モテ女性の特徴や注意点
「なんだか最近、モテてる……?」そんな素敵な状況が訪れている人はいませんか? 今まで男性になかなか相手にされなかったの...
恋バナ調査隊 2020-08-06 06:00 ラブ
マッチングアプリで年下男性とマッチングするコツ3つ
 自宅にこもってばかりで退屈な日々を送っている女性が大勢います。なかには暇つぶしにとマッチングアプリに登録する人も。けれ...
内藤みか 2020-08-06 06:00 ラブ
年下男性にモテる女性の6つの特徴♡ 上手なアプローチ方法も
 ひと昔前は、「年下の若い女性が好み」という男性が多かったのですが、最近では年上の女性に魅力を感じる年下男性が増加傾向に...
恋バナ調査隊 2020-08-05 06:00 ラブ
失恋から立ち直る時間は人によって違う? 立ち直る8つの方法
 いつまでも仲良くいたくても、恋人との関係は思いがけない方法に進んでしまうことがあります。一方的に別れを切り出されること...
恋バナ調査隊 2020-08-04 06:00 ラブ
会話が続く魔法の仕草!共通の話題がない相手とも仲良しに♡
 仕事でもプライベートでも、仲良くなりたい相手との話が合わない時ってありますよね。生まれた年代や趣味が違いすぎて、共通の...
若林杏樹 2020-08-04 06:00 ラブ
ふと思い出してしまう…男性が忘れられない元カノの特徴3つ
 男性は「過去に付き合った彼女は、いつまでも自分のことを好き」だと思っていることが多いようです。それでも復縁したくなるほ...
恋バナ調査隊 2020-08-03 06:00 ラブ
誰でも愛され彼女に♡ 甘え上手な女性の特徴&上手な甘え方
 甘え上手な女性は同性から見ると、少しマイナスなイメージを持たれがち。しかし、それと同時に異性に上手に甘える彼女たちを見...
恋バナ調査隊 2020-08-02 06:00 ラブ
夫の私物を勝手に処分…自分の欲求のため手段を選ばない鬼嫁
 鬼嫁と呼ばれる女性の中には、夫を思い通りにコントロールできないと、不機嫌になるタイプも珍しくありません。さらには自分の...
並木まき 2020-08-01 06:00 ラブ