ニキビ跡をメイクで完全に隠す方法!揃えるべきアイテム4選

コクハク編集部
更新日:2020-07-28 06:00
投稿日:2020-07-28 06:00
 せっかくニキビが治ったのに、しつこく残ってしまうニキビ跡。本当はナチュラルメイクをしたいのに、ニキビ跡に合わせてついつい厚塗りになってしまう……あるあるではないでしょうか? そこで今回コクハク編集部では、ニキビ跡をメイクで完全にカバーするアイテムやコツについてご紹介します!

ニキビ跡を隠すには?揃えるべき4つのアイテムをチェック

 しつこいニキビ跡に対抗するには、優れたメイクアイテムを揃えることから始めましょう。まずは、揃えるべき4つのアイテムをご紹介します。

1. カラー下地

「カラー下地」というのは、ニキビ跡などをはじめとした肌悩みを正反対の色味で消してくれるというアイテム。ニキビ跡だけではなく、しみ、くすみ、赤みなど、色による肌悩みをカバーすることができます。

 ラベンダーやピンク、ブルーやオレンジなど、さまざまな色味がありますが、赤みのあるニキビ跡を消すためには「赤」の補色である「グリーン」のカラー下地がおすすめ。UVカット効果を持つ製品が多いため、顔全体に使うこともできますし、一般的な化粧下地と併用することもできます。

2. コンシーラー

「コンシーラー」も、ニキビ跡を隠すためには欠かせないアイテム。ピンポイントでカバーしたいのであれば、スティックタイプやペンシルタイプを、範囲が広い場合には、クリームタイプなどを使用すると良いでしょう。よりカバー力が高いのは、硬めのテクスチャのものです。

 色味は、肌と同じくらい or 少し暗めのトーンを選ぶのがポイント。赤みがあるニキビ跡にはイエロー系を、茶色のニキビ跡にはベージュ系やオレンジ系で少し暗めのトーンがおすすめです。

3. ファンデーション

 ファンデーションタイプはさまざまですが、軽い仕上がりにしたければパウダータイプがおすすめ。一般的にリキッドやクリームタイプの方がカバー力が高いと言われますが、ニキビができやすい肌質の方の場合には、皮脂によってメイクが崩れやすくなったり、ファンデーションに油分が多いことで新たなニキビが発生しやすくなるというデメリットもあるため、注意が必要。

 ニキビ跡だけではなく、新しいニキビができている場合には、油分が少なくつけ心地が軽いミネラルファンデーションを使用することも検討してみましょう。

4. メイクキープスプレー

 せっかくニキビ跡をカバーしても、時間が経つと気になるのがメイク崩れ。そんな方は、アイテムのもちを良くしてくれる「メイクキープスプレー」を取り入れてみましょう。

 今では、皮脂崩れや乾燥崩れをカバーしてくれるだけではなく、UVカット効果のあるアイテムなど、さまざまなメイクキープスプレーが販売されています。マスクによるメイク崩れも軽減できるため、持っておいて損はしないアイテムですよ。

5STEPでニキビ跡を完全にカバーするメイクのポイント

 アイテムを揃えたら、いざ、ニキビ跡を隠していきましょう。ここからは、5STEPでニキビ跡を完全にカバーするポイントをお伝えします。

STEP1:スキンケアをして肌を整える

 どんなにちゃんとニキビ跡を隠せたとしても、すぐに崩れてしまっては意味がありません。まずは、スキンケアで肌を整えることが肝心です。洗顔後には普段お使いの化粧水、美容液でしっかり肌に水分&栄養補給を。

 皮脂崩れが気になるからと乳液を省く方もいらっしゃいますが、これはNGです。油分不足を感じた肌は、さらに皮脂を分泌させてしまうため、逆にメイク崩れしやすい肌環境を作ってしまいます。乳液などで、肌内部の水分の蒸発を防ぐケアも行うようにしてください。Tゾーンなどメイク崩れが起こりやすい部分は、少なめにつけると良いですよ。

STEP2:化粧下地&グリーンのカラー下地を塗る

 化粧下地で肌の凹凸を整えた後、グリーンのカラー下地をニキビ跡にのせていきましょう。グリーンのカラー下地を顔全体に塗ると肌色が均一に見えるというメリットがある反面、発色が強いことで顔色が悪く見えてしまうというデメリットがあります。ニキビ跡にだけスポットでのせ、部分使いをするのがおすすめです。

 ちなみに、この時点ではニキビ跡は完全には消えません。グリーンのカラー下地を塗りすぎるとメイクがヨレやすくなるため、適量を意識しましょう。

STEP3:ニキビ跡にコンシーラーをのせて馴染ませる

 コンシーラーの使い方が、ニキビ跡を完全に消すカギを握ります。まずは、綿棒やチップなどにコンシーラーを取り、ニキビ跡が気になる部分にスポットでトントンとのせていきましょう。この時、ニキビ跡よりも、気持ち大きめに塗ることがポイントです。

 その後、指の腹を使って周りの肌に馴染ませていきましょう。隠した部分を触り過ぎてしまうと取れてしまうため、丁寧に伸ばしていくと良いですよ。

STEP4:パウダーファンデーションを優しく重ねる

 コンシーラーでニキビ跡が隠れたら、パウダーファンデーションを優しく重ねます。スポンジ or ブラシ、どちらを使っても良いですが、この時肌の上で滑らせてしまうとコンシーラーがヨレてしまう原因になるため、トントンとタップするようにのせていきましょう。

 もちろん、厚塗りは厳禁! メイク崩れが起こりやすくなります。あくまでもナチュラルな仕上がりを意識しましょう。

STEP5:メイクキープスプレーを吹きかける

 仕上げに、メイクキープスプレーを使用します。顔から15cm〜20cmほど離して、顔全体にムラなくスプレーしましょう。スプレー後は乾くまでそのまま放置! 触ってしまうと、せっかくのキープ力が落ちてしまうので、要注意です。

ニキビ跡はメイクで上手に隠せる♪ 日頃のケアも念入りに

 1つでもニキビ跡があると、その日メイクをする楽しさが半減してしまいますよね。でも、そもそもメイクは肌悩みを隠すものではなく肌を美しく魅せるもの。たとえニキビ跡があったとしても、上手にカバーして完全に“なかったこと”にしてしまえば良いんです!

 隠すことを目的としてメイクを行うと、どうしても厚塗りになり、メイク崩れが起こりやすくなるため、メイクを楽しむためにもご紹介した5STEPをマスターしてくださいね。

 また、日頃からニキビができないケアを行うことも大切♪ ぜひ、ニキビ跡をカバーしながら、つるんとした美肌を目指しましょう。

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


ハトムギ化粧水×ニベアのW使いが話題♡ 使い方や注意点
 プチプラで、肌にも優しい「ハトムギ化粧水」と「ニベア」。殿堂コスメとして有名ですので、誰でも一度は見かけたことがあるで...
手軽で簡単♡ 足湯の効果的なやり方&4つの便利アイテム
 空前の足湯ブームから、全国の温泉地にたくさんの足湯スポットができた今、旅先でも気軽に足湯を楽しむことができるようになり...
ロングヘアは何歳まで?30代から40代を美しく魅せる髪型5つ
 若い頃はツヤツヤのロングヘアの人が多いですが、なぜか年齢を重ねるごとに多くの女性が髪を短くしていきます。中には、「ロン...
髪が静電気でぺったんこ!今すぐできる対策&アイテム10選♡
 乾燥する時期になると、髪の静電気に悩まされるという女性は多いでしょう。朝、時間をかけてセットした髪がぺったんこになって...
男性に大人気♡マシュマロボディになる4つの習慣&NG習慣
 男性が大好きな体型といえば、「マシュマロボディ」でしょう。マシュマロのようにふわふわで、思い切り抱きしめたくなると、と...
髪の“ツヤ出しスプレー”で天使の輪ができる♡ 効果や使い方
 せっかくヘアサロンでトリートメントしたのに、時間が経つとパサパサになってしまった経験はありませんか? 特に縮毛矯正をか...
化粧水は“コットン”と“手”どっちでつける? 徹底比較♡
 毎日のスキンケアに欠かせない化粧水。「コットン」と「手」、どちらでつけるのが正解なのか、悩んだ経験がある人も多いでしょ...
グリッターメイクのやり方&コツ♡ キラキラの輝きで旬顔に
 韓国女子の間で人気の「グリッターメイク」。日本でもじわじわとブームがきていて、SNSでも話題になっていますよね。グリッ...
マスカラが絶対落ちない方法♡ 選び方&パンダ目対処法も紹介
 メイクの悩みの中でも特に多いのが、マスカラが落ちてしまい「パンダ目」になることではないでしょうか。マスカラのつけ方や目...
3分で完成♡ マスク映えする「前髪ハーフツインアレンジ」
 マスクが手放せない生活は、まだまだ続きそうですよね。ところでみなさんは、マスクをつけていない時と同じヘアアレンジでは、...
もちもち肌を実現♡今さら聞けない化粧水の正しい使い方5つ
 洗顔→化粧水→美容液→乳液……と、基本を守ってスキンケアをしているのに、肌の乾燥が気になるという人は意外と多いよう。実...
細眉と太眉どっちがいい? 令和は自分に似合う形を選ぼう♡
 トレンドが移り変わるに連れて、眉毛の形も変化してきましたよね。1980年代のバブル太眉、1990年代のアムラー極細眉、...
夜まで巻き髪が取れない巻き方のコツ5つ&おすすめアイテム
 デートの日、時間をかけて可愛く髪の毛を巻いたのに、お昼過ぎになると取れてしまってショックを受けたことはありませんか?「...
春のゆらぎ肌には雑誌付録で♪ お得に美肌アイテムを試した
 最近は、雑誌の付録だけでスキンケアとメイクができている状態です(笑)。月に2冊ほど美容雑誌を買えば、最新のアイテムを気...
憧れの“太りにくい体質”になるには?体質改善の6つのコツ
 ダイエットで悩んでいる時、ふとスタイルのいい友人を見て「なんで、あの子は食べても太らないんだろう?」と気になったことは...
メイクのプロに聞いた!結婚を近づける“婚活メイク”徹底解説
 結婚したいと思ったら、まずは出会いの場へ行きますよね。そこで大切なのが、第一印象です。最近はコロナ禍により、婚活アプリ...