本当にあった不思議な話~夢が教えてくれた婚約者の裏切り

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2020-08-10 16:49
投稿日:2020-08-08 06:00

彼が浮気を…これは悪夢か正夢か!?

 さて本題にはいりましょう。

 勤務明けに自宅のソファーでお昼寝モードにはいったA子さんは汗だくで目覚めました。そのあまりにもリアルな夢を回想すると、ざわざわ、もやもや。とても嫌な気持ちになったそうです。

「山崎さん、彼が浮気している夢を見ました。私より若い27才ぐらいの女と楽しそうに笑っていました」

 ふむふむとカウンセリングシートに<夢見た。若い女と浮気?>と記入する筆者。

「あの、その夢の中ではどこで何をしていたか覚えていますか?」

 当然、まじめに向き合います。

「はい。ラーメン屋で食事をして腕を組みながら店を出て……それからは意識のイメージですがラブホテルに行ってました」

 きっぱりと言い切るA子さん。要約すると、収入格差のあるバツイチの彼氏が再婚の約束をしているにもかかわらず、若い女とラーメンを食べた後ラブホテルに行き浮気していたそうです。しかも夢の中で……。

 こうした不思議な相談は、勘のいい女性たちが時々お話しされております。

「で、A子さん。その夢を見てどうされたいのでしょう?」
 
「はい。浮気について追及したいと思っております」

 A子さんはきっぱりと言い切りました。根拠も証拠も何もない夢から出た話で、浮気を追及すると決めていたA子さんとの作戦会議が始まります。

 正当な方法で働きかけることはできないので“ゲリラ的”に攻める方向で意見が一致しました。

浮気している男がボロを出す瞬間

 戦闘態勢に入ったA子さんは、子供を延長保育に行かせて早番の彼の帰宅を待ちました。

「ただいま~」

 何も知らない彼は平和な顔でご帰宅。

 A子さんが購入した洒落たマンションのリビングのドアを開けると、ただならぬ形相のA子さんがソファーに座っています。

 その気配を察してか、神妙な顔つきになった彼は息をのみながら話しかけました。

「どうしたの? 何かあった?」

 すかさずA子さんは落ち着いた大きな声で言い放ちます。

「あんた、浮気してるでしょ!!」

 彼の顔が凍り付いたように見えた、とA子さんはのちに語りました。

 無言の彼氏に緊張感が走ります。A子さんはさらに「私、知ってるよ!!」と畳み掛けました。

 ただごとではない気迫に彼氏は負けてしまいます。

「ごめん! そんなつもりじゃなかった。ごめん」

 全てを知られていると思い込んだのでしょう。ついに彼氏は自白しました。

山崎のワンポイントアドバイス

 これは浮気がばれたと思った時の心の動きですが、全てを知られていると感じた時に、嘘をつかず即座に許しを請うか、知らぬと言い切り最後にやられるか。

 前者に傾かせたい時は、最初の気迫が必要です。

まとめ

 ゲリラ作戦に出たA子さんは、夢からざわつくメッセージを受け取り、再婚するはずだった彼氏の浮気を暴き、即座に自宅から追い出したそうです。

 もちろん再婚に反対していた母親は大賛成。

 ただ、子供には父親のような人がまたいなくなるという寂しい思いをさせたのではないか、と心配されていましたが、子供には母親がいれば大丈夫!とシンママ歴の長かった筆者は断言します。子供はママが大好きです。

 そして直感や第六感と呼ばれるものがありますが、鈍いほうが幸せなのか? 鋭いほうがいいのかは未だ答えは出ておりません。

 しかし心がざわつくときは何かのメッセージがあるのかもしれませんね。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


あなたはどの男子が好み? “何系男子”8タイプの性格&特徴♡
 近年種類が増加傾向にある「◯系男子」。昔は、数個のタイプに分けて表現していましたが、現在その種類は50種類以上もあるそ...
恋バナ調査隊 2020-12-10 06:00 ラブ
“好き”と“尊敬”の違いって? 自分の気持ちを確かめる方法5つ
 尊敬できる人がいるということは、とても幸せなことです。でも、その相手が異性だと、「これってただの尊敬? もしかして好き...
恋バナ調査隊 2020-12-09 06:00 ラブ
「実はかつら」告白にショックで号泣…でも結婚したかった。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-12-08 06:00 ラブ
遊び人の彼を本気にさせるには?彼が最後に選ぶ女になる方法
 好きになった人が遊び人だと、不安は尽きませんよね。「きっと私には本気になってくれない……」と、自信をなくしている人も多...
恋バナ調査隊 2020-12-08 06:00 ラブ
元カレが結婚…!つらいモヤモヤを早く忘れる「近道」とは?
 元恋人が結婚するとわかると、もう吹っ切れたと思っていたのに、「なんで私のときに結婚してくれなかったの?」とモヤモヤした...
若林杏樹 2020-12-07 06:01 ラブ
彼に復縁したいと思わせるには?復縁までにするべき行動4つ
 大好きな彼と別れてしまったけれど、どうしてもやり直したい!という気持ちが抑えられなくなることってありますよね。でも、復...
恋バナ調査隊 2020-12-06 06:00 ラブ
“美人は3日で飽きる”は本当?男性たちの意外な本音を調査!
「美人は3日で飽きる」という言葉を、聞いたことがある人は多いはず。そして、「ブスは3日で慣れる」という言葉も……。でも、...
恋バナ調査隊 2020-12-06 06:00 ラブ
男はチャンスがあれば浮気する!怪しげな気配を見抜くコツは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。宮崎謙介元衆院議員(39)二度目の不倫を文春砲にてスクープされました。ここ最...
山崎世美子 2020-12-05 06:00 ラブ
ルーズすぎる夫にメンタル限界…秘密裏に別居計画を進める妻
「冷酷と激情のあいだvol.23〜男性編〜」では、妻に対して怯えながら家庭生活を送っている男性であるOさんの心情をご紹介...
並木まき 2020-12-05 05:48 ラブ
何をしてもダメ出し…妻に怯えながら家庭生活を営む夫の悲哀
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-12-05 05:48 ラブ
彼はLINEが苦手なだけ?彼の本音&“脈あり”を見抜く方法♡
 いい感じになった彼と連絡先を交換できたのに、LINEが盛り上がらなくて悩んでいる人は多いようです。しかし、実際のところ...
恋バナ調査隊 2020-12-04 06:00 ラブ
もう泣きたくない…離婚から立ち直るために必要な期間は?
 長く厳しい離婚協議(または調停)を終え、やっと解放されたと思っても……悲しいかな、離婚は失恋以上に悲しみを引きずる場合...
七味さや 2020-12-04 06:00 ラブ
目指すはスルメ系女子? 噛むほどに味が出る女性の特徴7つ
 男女の性質を、「◯◯系」という括りで表しがちな昨今。実は今、見直されているのが、“スルメ系女子”。その言葉の通り、スル...
リタ・トーコ 2020-12-03 06:00 ラブ
好きな人とお揃いのグッズが欲しい♡ おすすめアイテムを紹介
 あなたは好きな人とペアグッズを持ったことがありますか? 中には「恥ずかしいから」という理由でペアグッズを持たない人もい...
恋バナ調査隊 2020-12-03 06:00 ラブ
イケメンと付き合いたい女性がすべき5つの行動&出会い方♡
「彼氏がイケメンだったらいいなぁ」と、思う女性は多いのではないでしょうか? 同じセリフや行動でも、イケメンがするだけで特...
恋バナ調査隊 2020-12-02 06:00 ラブ
彼女がいても…彼が「元カノ」と連絡を取り続ける理由って?
 なぜ、私たちの恋人は元カノと連絡を取り続けるのでしょうか。面と向かって「連絡取らないでよ」というのは重たいけれど、連絡...
ミクニシオリ 2020-12-02 06:00 ラブ