タイミング別!正しいかかとケアのやり方&必要アイテム♪

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-09-13 06:00
投稿日:2020-09-13 06:00
 かかとがガサガサしていると、ひび割れが痛かったり、靴下がひっかかったり……と、悩みが尽きないですよね。しかも、いったん角質が分厚くなったかかとは、なかなか治りません。
 そこで今回は、自宅でできるかかとの角質ケアのやり方や、おすすめアイテムをご紹介します♡ 正しいかかとのケア方法を知って、つるんとしたかかとを手に入れてくださいね!

かかとがガサガサになる原因って?

 体の中でも皮脂の分泌が少ないかかとは、乾燥しやすいうえ、体の圧力がかかりやすい部位。肌に過度な乾燥や強い圧力、摩擦などの刺激が加わると、肌を守ろうとしてどんどん角質が分厚くなっていくのです。それに加えて、加齢やストレスなどが重なると肌のターンオーバーが乱れ、古い角質を肌の外に排出することができなくなってしまいます。

 でも、かかとは「1日で急激に角質が分厚くなる」訳ではありません。ガサガサを作らない一番の予防方法は、日々のかかとケアを習慣にすることでしょう。

かかとケアにおすすめ! 揃えておきたい4つのアイテム

 それではさっそく、かかとの角質ケアにおすすめのアイテムからご紹介しましょう!

1. 寝る時のケアに活躍する「かかと用靴下」

 かかと用靴下は、かかとを乾燥や冷えから守ってくれる便利アイテムです。伸縮性が高く、どんな足のサイズでもぴったりフィットします。

 オイルが配合されていたり、保湿シートが付いていたりとさまざまな種類があるのも魅力。寝る前に履くだけで、翌朝しっとりしたかかとになりますよ。

2. 保湿力が高い「かかとケアクリーム」

 かかとケアに欠かせないのが、かかとケア用のクリーム。もちろん、手持ちのボディクリームを使うのもありですが、かかと専用のクリームは角質を柔らかくする成分や、水分・油分がたっぷり配合されているものなどが多いので効率よくケアできます。

 ガサガサが激しい時には、尿素やシアバター配合のものがおすすめ。ひび割れによる痛みなどの辛い症状には、薬用タイプも良いでしょう。日々のケアには、べたつきの少ないものを選ぶと良いですよ。

3. 硬くなったかかとに効く「重曹」

「重曹」は弱アルカリ性なので、酸化した皮脂や油を取り除くことができます。重曹を溶かした足湯にしばらく浸けるだけで、角質が取りやすくなりますよ。また、粒子が細かく、水にも溶けにくいため、ペーストにしてかかとの分厚い角質を研磨するケアにも役立ちます。

4. 古い角質を除去する「フットスクラブ」

 フットスクラブは、微粒子パウダーが配合された足専用の洗浄料のこと。マッサージするようにかかとを擦ることで、分厚くなった角質を少しずつ削り取ることが可能です。特に硬いかかとには、角質を柔らかくしながら除去できるオイル配合のものを選ぶと良いでしょう。

【タイミング別】正しいかかとケアのやり方

 続いては、正しいかかとケアのやり方をタイミング別にご紹介します。日々のケアや週末のスペシャルケアなど、あなたの生活スタイルにあったケアを選んでくださいね♡

【日中の毎日ケア】クリーム&靴下ケア

 日中は、とにかく乾燥に気をつけるのがポイント。そこで毎日できる方法が、保湿&靴下ケアです。かかとは皮脂を分泌する力が弱いため、朝、しっかりかかとにクリームやオイルを塗り込んで保湿しましょう。サンダルなどを履かない限りは、しっかり足を温めてくれる靴下を上から履きます。

 靴下を履かない場合はべたつきの少ないクリーム、靴下を履くならこってりした保湿力の高いクリームがベストです。

【夜の毎日ケア】お風呂上がりのマッサージ

 夜のお風呂タイムは、角質がふやけていて絶好のかかとケアチャンスです。浴槽に浸かって足をふやかしたら、パール大のフットスクラブをかかとに塗り、円を描くように優しくマッサージしてください。

 マッサージが終わったらかかとケアクリームをしっかり塗り、かかと用靴下を履いて寝ましょう。毎日続けることで、徐々に角質が剥がれていきますよ。

【週末ケア】重曹足湯&マッサージ

 週末、時間のある時にじっくり行いたいのが重曹で作る足湯ケアです。洗面器に38度前後のお湯を入れたら、小さじ2程度の重曹を溶かしましょう。ゆったり15分〜20分程度足を浸けることで、角質が柔らかくなって落としやすくなります。

 足湯から上がったら、フットクリームをかかと全体に塗り込んで優しく円を描くようにマッサージします。最後に靴下を履いて、しっかり潤いをキープしましょう。

【ぱっくり割れの緊急ケア】薬用アイテムでケア

 かかとの荒れがひどすぎてパックリと割れてしまったら、通常のケアはやめて、まずは薬用アイテムでひび割れを治しましょう。液体タイプの絆創膏や、かかとのひび割れ用の軟膏を塗るなどしてケアします。ひどい場合には、皮膚科を受診するようにしてくださいね。

かかとケアを習慣に!やり方を覚えてツルツルかかとに♡

 圧力や乾燥など、かかとの角質が厚くなってしまう原因は日常の至る所にあります。だからこそ、毎日のケアを習慣にしてしまうことが、ツルツルかかとへの近道♡ ぜひ、この記事でご紹介した正しいかかとケアのやり方をマスターして、いつでも見せられるかかとを手に入れてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


【美容のウソ・ホント】顔マッサージを毎日するのはOK?NG?医師3人の見解は/専門家監修
 SNSにさまざまな情報が溢れている昨今。美容について発信するアカウントも多く存在し、なかには同じテーマでも相反する意見...
40代、ほうれい線が目立つよ…。王道人気のヒアルロン酸は回数限定!?【抗加齢学会正会員の女医が解説】
 東京・赤坂にある「イートップクリニック」院長で抗加齢学会正会員の医師、増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉...
古い下着は運気を下がるだけじゃない!風水的には「寿命3年、処分時に感謝」、ビジュの見極めは?
 皆さんは、同じ下着を何年くらい使いますか? 半年で替える人もいれば、3年以上使っている人もいますよね。実は、風水では古...
40代こそおすすめ!進化続行中のオルチャンメイクで女っぷりを底上げしましょ♡
 オルチャンメイクといえば、どうしても可愛らしい印象が強くて「40代には向いていない」と思っている人は多いはず。でも、オ...
豊胸の覚悟までは…【薬剤師監修】30代からの理想のブラジャー選びと5つの育乳方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
産婦人科医の「腟ヒアルロン酸」セミナーに潜入! 感度が高まるって本当? 女性への実技も見学してきた
 目元のシワやほうれい線、眼頭下から頬中央まで斜め下方に表れるゴルゴラインなどを目立たなくさせる方法して、主流の美容整形...
ダイエットしてもバストキープは可能? 女性の永遠のテーマ、きれいに痩せる4つのコツ
 ダイエットしたいけれど、バストが痩せるのは嫌だと悩む女性は多いですよね。実際に、お腹の脂肪だけを落として、バストキープ...
40代美容家が無限リピする「お値段以上」ヘアオイル2品。うねりもクセも怖くない!
「ヘアオイル」の種類は多けれど「お値段以上」で「しっとりツヤツヤ」。この2つをクリアするヘアオイルって、案外見つからない...
全力共感!胸が小さい女性、胸が大きい女性「あるある悩み」攻防戦10選
「自分以外みんな巨乳に見える!」と感じながら生きている“貧乳”女性もいれば、「羨ましい」と言われるたびに、「いやいや結構...
“アレの元気”がない彼氏はEDかも?【薬剤師監修】二人でできる“勃起スコア”チェック&EDの改善方法
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
額と眉間のボトックスは、美容クリニックで最も多いクレーム!?【目元の美容医療に定評ある女医が解説】
 イートップクリニック院長の増田えりかと申します。この連載では美容医療“若葉マーク”の方々に向けて、テッパンの不安や疑問...
性生活にも支障が…つらい膣のかゆみと痛みは萎縮性膣炎かも【薬剤師解説】症状、原因、治療法は?
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
40代「秋のアイメイク」正解は? 必要最低限新調するだけで“ほんのり若返り”トレンド感【美容家解説】
 秋の訪れが近づいてきて、メイクやファッションにも季節感を取り入れたくなるタイミングです。秋アイメイクの最適解は?
まさか、乳がん?生理が終わったのに胸が張る…【薬剤師監修】気になる理由と受診の目安
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
アブラギッシュな40女がガチ愛用! 買ってよかったベタつきお助けアイテム3選
 今年の夏も暑かった! なんて、まだまだ振り返れないくらい9月に入っても暑いんですけど? 秋、仕事してくれよ…。9月半ば...
U-2000円のセルフまつ毛パーマで「サロン以上の満足度」ってマジ? 不器用女が苦戦した“ある工程”
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...