まつ毛を伸ばしたい!抜ける原因&健康なまつ毛を目指す方法

キレイ情報ラボ ライター女子部
更新日:2020-12-21 06:00
投稿日:2020-12-21 06:00
「まつ毛を伸ばしたい!」と思っている女性は多いですよね。濃くて長いまつ毛のほうが、目元が大きく見えますし、第一印象にも大きく影響してきます。でも実際には、ほとんどまつ毛が無いという人も……。そこで今回は、そんなまつ毛を伸ばしたい人にぜひ試してほしい方法をご紹介します♡

まつ毛が伸びるサイクルとは?

もうちょっとまつ毛が長かったらなあ…(写真:iStock)
もうちょっとまつ毛が長かったらなあ… (写真:iStock)

 まつ毛は、体のほかの毛と同じように「毛周期(もうしゅうき)」と呼ばれる毛の伸びるサイクルがあります。

・ 成長期……まつ毛が成長する時期
・ 退行期……まつ毛の成長がストップしてから抜けるまでの期間
・ 休止期……まつ毛が抜けてから新しく生えてくるまでの期間

 このサイクルで、通常1日に0.1〜0.18mm程度、1カ月で3〜5mm程度、まつ毛が伸びていきます。ただし、食生活や間違ったケアなどで毛周期が乱れたり、まつ毛が抜ける数のほうが増えてしまうと全体量が減ってしまうため、正しいケアをすることが大切になってきます。

まつ毛が抜ける4つの原因

まつエクのしすぎは要注意(写真:iStock)
まつエクのしすぎは要注意 (写真:iStock)

 続いては、まつ毛を少なくしてしまう原因をチェックしてみましょう。

1. まつ毛や目元をこする

 実は、まつ毛は皮膚に浅く埋まっている状態で生えているので、ほかの毛に比べてとても抜けやすいのです。そのため、普段からまつ毛や目元をこするクセのある人は、その分まつ毛が多く抜けやすくなってしまいます。

2. アイメイクが濃い

 アイメイクを濃くしすぎると、その分まつ毛やまぶたにダメージがかかります。また、アイメイクを塗ることによるダメージだけでなく、クレンジング剤でごしごしと落とす行為は、まつ毛を減らす原因になります。

3. 古いビューラーを使っている

 ゴムが切れたビューラーは、まつ毛を切ってしまったり傷めてしまったりする原因になります。さらに、付着した古いマスカラやアイシャドウによってまぶたが炎症して、まつ毛が抜けてしまうことも……。できれば、ビューラーを使う頻度を減らすようにすると良いでしょう。

4. まつ毛エクステやまつ毛パーマをしている

 まつ毛エクステやまつ毛パーマを行う際に使う液体には、たくさんの化学物質が含まれているため、まつ毛に大きな負担となります。また、まつ毛エクステの重さでも、まつ毛は抜けやすくなってしまいます。

まつ毛を伸ばしたいなら試して♡ まつ毛を伸ばす5つの方法

リムーバーで優しくオフ(写真:iStock)
リムーバーで優しくオフ (写真:iStock)

 それではいよいよ、濃くて長い健康なまつ毛を手に入れるために試してほしいまつ毛を伸ばす方法をご紹介しましょう!

1. ニベア・ワセリン・馬油などを使って保湿する

 ネットでは、「ニベアやワセリン、馬油を使ったらまつ毛が濃くなった!」という声が多く見られます。これは、保湿と保護の役割によるものと考えられています。

 ニベアやワセリン、馬油には、高い保湿効果がありますよね。まつ毛やまぶたを保湿することで、水分の蒸発を防いだり、さらにはバリアを作ってまつ毛をダメージから守る効果が期待できるそう。

 実際にはまつ毛が伸びたのではなく、太くハリやコシが出ることで「まつ毛が多くなった」と感じるようです。

2. まつ毛に良い栄養素を摂る

 即効性は期待できませんが、健康的な太くて濃いまつ毛につながるのが、毛を育てる栄養素です。たとえば、以下のような栄養素は育毛に良いとされています。

・ タンパク質
・ ビタミンE
・ ビオチン
・ 亜鉛
・ シリカ
・ フォーチ

 食材としては、ナッツ、大豆製品、卵黄、ごま、レバー、さつまいもなどです。普段の食生活に積極的に摂り入れることで、まつ毛だけでなく髪の毛も健康的になっていきますよ。

3. アイメイクリムーバーでクレンジングする

 まつ毛が抜ける大きな原因に、「濃いアイメイク」がありますが、女性の場合、アイメイクをしないというのは現実的ではないかもしれません。そこでおすすめしたいのが、アイメイクリムーバーです。

 たっぷりコットンに含ませてアイメイクに当て、メイクが浮いてきたら洗い流すだけですので、まつ毛をこする機会が圧倒的に減ります。もしもまつ毛が抜けることに悩んでいるなら、ぜひ使ってみましょう。

4. まつ毛美容液を使う

 まつ毛の栄養となる成分や保湿成分が多く含まれている、「まつ毛美容液」もおすすめです。皮膚につけると色素沈着の原因となるため、毛の根本やまつ毛だけに使いましょう。

 ただし、基本的にまつ毛美容液は、まつ毛を伸ばすアイテムではなく、ハリやコシのある健康なまつ毛にするためのものです。その点だけ頭に入れておきましょう。

5. 【番外編】病院のまつ毛貧毛症治療薬を使う

 まつ毛が薄い人の中には、「まつ毛貧毛症」になっている人もいます。もしそういった病気が心配なほどまつ毛が薄くなってしまっているのであれば、眼科で診察してもらって治療薬を処方してもらうのも一つの方法です。

 ただし、副作用の心配や、使わなくなると効果に期待できないこと、健康保険が適用されない可能性もあるなどのリスクも伴うため、しっかり医師に相談して正しく使うことが大切です。

まつ毛を伸ばしたい人は保湿と正しいケアを意識しよう!

目指せ!美まつ毛(写真:iStock)
目指せ!美まつ毛 (写真:iStock)

 まつ毛の生えるサイクルや、抜ける原因を知っておけば、どういったケアを行えば良いのかがわかってきますよね。まつ毛を保湿して、抜ける原因を減らす正しいケアを行うことで、太く濃い健康的なまつ毛が生えてきます。

 これだけで目元の印象は大きく変わるはず。ぜひ、今日から挑戦してみてくださいね!

キレイ情報ラボ
記事一覧
ライター女子部
女性のキレイを応援するラボ。メイク、スキンケア、バストケア、ヘアケア……など、役立つ情報をピックアップしてお届けします♡

ビューティー 新着一覧


乾燥シーズン到来!美容ジャーナリスト注目の新作・顔&頭皮スキンケア4選
 気温もぐっと下がって、いよいよ本格的な乾燥シーズンに突入。季節がわりに注目したいのが新作スキンケアですが、今年の秋冬も...
雑誌付録11点盛り!目玉の「サボン」ボディスクラブでカラダも大掃除
 今回ご紹介する雑誌付録は、美容やコスメ好きに人気な「VOCE」通常版2024年1月号(浜辺美波表紙ver.)の「ボディ...
いびきの種類は大きく2つ!【専門家監修】メカニズムとカンタン対処術
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
マフラーの季節になりました♡小顔効果がうれしい4つの巻き方、ご存じ?
 冬になると活躍するマフラーやストール。でも、ただでさえ着膨れする冬に、顔まわりまで布を巻くと「太って見えそう」と心配す...
目、眉毛、口…20代男性がぎょっとするアラフォー女性の三大残念メイク
 年下男性たちは40代の女性のメイクを、秘かに採点しているんですって!  上品でかっこいいとドキッとすることもあれば...
猫も杓子も「まるでこたつソックス」推しだけど、超足冷え40女に効果は
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
なんか変!「タイツ×パンプス」冬の足元コーデ黄金ルール4つを見直そう
 冬の足元コーデでよく迷うのが「タイツ×パンプス」のコーデです。すっきり足元をまとめたいけれど、なんだか合わなくて変な気...
ヘアマスク現品付き!美STの“太っ腹”付録で美容バスグッズ3品を体験
 今回ご紹介する雑誌付録は、アラフォーの知りたい最新美容事情がマルっと網羅されている「美ST」特別版2024年1月号(内...
体重同じでもたるんたるん…体型の変化に打ち勝つ「太りにくい」生活習慣
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
ジェルネイル“唯一の難点”を解決したい!手軽にセルフオフする7つの手順
 すぐに落ちてしまうマニキュアとは違い、美しいツヤやぷっくりとした立体感、豊富なデザインを長く楽しめるジェルネイルは人気...
40代のだるだる骨盤に喝! 美容家がガチ推しする“ライトな補正下着”3選
 40代になってくると、30代までは気にならなかった「骨盤」にまつわるアレコレが気になり始めませんか?  以前よ...
スイーツだけど罪悪感ゼロ! 40代におすすめの甘いもの6選
 40代に差し掛かってからは体型崩れや肌荒れ、老化などが気になって、甘いものを極力食べないようにしている女性も多いのでは...
夏場より厄介?冬場の汗対策4カ条&持っていると安心なアイテム3つ
 だんだん寒さが増してきましたね!「これで、もう汗の悩みとはおさらばできる!」と喜んでいるのも束の間、実は冬の汗に悩む女...
アイラブ♡ブラトップ、寿命を伸ばす洗い方&畳み方は知ってますか?
 気楽に着れてキャミソール代わりにもなるブラトップは、大人気! ブラよりも着心地がいいので、一度使ったら手放せなくなって...
悪縁根絶!? おいせさんの「死ねどすスプレー」3日間シュッしたら変化が
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
彼の頭頂部から地肌が…男性の薄毛、一緒にできるセルフケア【監修あり】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...