マスクでメガネが曇る…!原因&手軽で効果的な曇り対策8選

コクハク編集部
更新日:2021-04-11 06:00
投稿日:2021-04-11 06:00
 大流行しているコロナや、国民病ともいわれる花粉症などでマスクをつける機会が圧倒的に増えた現在、メガネユーザーたちを悩ませるのが「マスクの曇り問題」です。呼吸するたびに曇るメガネに、ストレスを抱えている人も多いはず。そこで今回は、メガネが曇る原因や対策方法をご紹介します!

そもそもマスクでメガネが曇る原因は?

 マスクでメガネが曇る原因は、水蒸気による結露です。口元がマスクで覆われている時、私たちの吐く息は普段よりも温度が高くなります。マスクから漏れた高い温度の息が外気に触れて冷えたメガネに当たることで、温度差によりレンズに当たった水蒸気が水分に戻り「曇り」となるのです。

 また、息の漏れについては、鼻が高い人や顔の形にフィットしていないマスクなどを使っているとより漏れやすく、メガネが曇る原因となります。

メガネが曇る人はマスク選びに注意! 曇りにくい形&素材は?

 一口にマスクといっても、素材や形によって曇りやすさが変わってきます。

素材なら「布マスク」がおすすめ

 素材については、通気性が良いものが◎。特に、布マスクはつけ心地もよく、曇りにくいのでおすすめです。手作り布マスクを作るなら、ギャザーや立体タイプにして、顔にフィットするように工夫するとよいですよ。

形なら「不織布の立体マスク」や「ノーズパッド付き」を選んで

 形に関しては、鼻の部分に隙間ができないことが重要。立体型の不織布マスクは、鼻の部分に隙間ができにくく、曇りにくいです。また、ノーズパッドやノーズワイヤー付きで鼻周りにフィットするタイプを選ぶと良いでしょう。

【マスクに工夫編】簡単! メガネが曇らない4つの対策方法

 手持ちのマスクでも、簡単な工夫をするだけでメガネを曇りにくくすることができます。中でも、特に簡単で効果的な4つの対策方法をご紹介しましょう。

1. 付け方を工夫「マスクの上部を折り返す」

 マスクを付ける時に、マスクの上部を折り返してみましょう。折り返し部分で吐息が上に上がらないようになるため、メガネの曇りを予防してくれます。ただし、ノーズワイヤー入りや小さめサイズのマスクなど、形状によってはうまく折れないこともあるので、臨機応変に試してみてください。

2. 手軽さ抜群!「ティッシュを挟む」

 ティッシュを細長く折り畳んで、鼻の部分に挟むだけの対策方法です。ティッシュが息の水蒸気を吸い取り、さらに鼻の隙間を埋めてくれるので、メガネが曇りにくくなります。いつでもできて、汚れたらすぐに替えられる点も衛生的でおすすめです。

3. 市販で購入!「ノーズパッドを付ける」

 鼻に沿った形状で、マスクの隙間からの吐息の漏れを軽減してくれる「ノーズパッド」ですが、後から簡単に取り付けられるノーズパッドも販売しています。

 両面テープが付いているので、手持ちのマスクに貼り付けるだけ。使い捨てなので、継続して購入が必要ですが、手作り布マスクなどにも使えるので便利ですよ。

4. 繰り返し使える!「メイクスポンジを挟む」

 洗う手間を惜しまないなら、ノーズパッドの代わりにメイク用スポンジを挟む方法もあります。多少隙間ができてしまっても、息では曇りにくくなります。繰り返し使えてリーズナブルな点も良いですね。

【メガネに工夫編】曇り止めグッズを使った4つの対策方法

 マスク以外に、メガネに曇り対策をする方法も試す価値ありです。

1. さっと拭くだけ「曇り止めクロス・シート」

 手軽さで選ぶなら、曇り止めドライクロスやウェットシートがおすすめです。メガネを拭くだけで汚れを取り去り、配合された界面活性剤によって曇りを防ぎます。

 ドライクロスは、繰り返し使える点はメリットですが、あまり効果が持続しません。一方、ウェットシートは使い捨てですが効果が持続しやすいようです。ライフスタイルに合わせて、選んでみてくださいね。

2. レンズごと変える!「曇り止め機能レンズ」

 レンズ自体を曇り止め機能を備えた「防曇レンズ」に変えるという方法もあります。価格は高くなりますが、一度レンズを変えてしまえば曇りにくくなります。

 ただし、毎日レンズを軽く水洗いするなどのケアが必要。こまめなケアが苦にならない人におすすめの方法です。

3. 効果長持ち!「曇り止めスプレー」

 曇り止めスプレーは、界面活性剤などの曇り止め成分を直接レンズにスプレーするタイプです。指で馴染ませたら、ティッシュで軽く拭きあげましょう。多少の手間はかかりますが、効果が持続しやすいので、コスパを重視する人におすすめです。

4. 高い効果が魅力!「曇り止めジェル」

 曇り止め成分を配合した、ジェルタイプのアイテムもあります。スプレーの場合、飛び散りが気になりますが、ジェルならその心配がありません。使い方はスプレー同様、レンズに馴染ませてから少し乾かしてティッシュで拭き取るだけです。

 価格は高くなりますが、その分、曇り止め効果もスプレーよりも高いので、一度買えば長く使うことができますよ。

マスクでメガネが曇る人は曇り防止対策を試してみて♪

 メガネユーザーにとっては、メガネが曇ることはストレスでしかありません。でも、マスクが手放せない今、ほんの少しの工夫でメガネの曇りを軽減させることは可能なのです。

 ぜひ、この記事を参考にしながら、メガネの曇り防止対策を試してみてくださいね!

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ライフスタイル 新着一覧


真面目はソン!頼むハードルを下げて早く仕事を終わらせよう
 毎日、仕事に終われる日々。 真面目にやっているのに新しい業務を押し付けられて残業……みたいな状況になっちゃいますよね?...
いざ卵子凍結するため病院へ…施術が始まるまでの長い道のり
 日本は不妊治療の件数は世界一なのに、体外受精で赤ちゃんが産まれる確率は最下位。そんな状況を変えるために、ミレニアル世代...
おいとましてほしい女友達とは? 実は嫌われているその一言
「あの子の言葉、なんか鼻につくのよね~」  女同士が集まって女子トークが盛り上がるときのネタは大抵、彼氏や旦那の悪口で...
宇宙と秩序の花「コスモス」 お部屋に飾って女子力アップも
 夏の夕暮れにトンボが飛び始めると、だんだんと日が短くなり夏の終わりを感じてなんだか物寂しく、ちょっぴりセンチメンタルな...
子どもと電車の長距離移動! 飽きさせない&騒ぐ時の対処法
 電車やバスなどの公共機関で小さな子どもと出かける時、楽しさ反面、「イヤイヤしたら?騒いだらどうしよう……」と親は心配で...
絶妙なポロリ感…ひょうきん茶トラの“にゃんたま”をパチリ
 きょうは、「茶トラ白」君のにゃんたまωにロックオン。  茶トラの中でも、白い靴を履いているみたいでかっこいいだろ...
介護はやっぱり家族が? 貧困家庭はどう切り抜ければいい
「親の介護をしてあげたい」と思っても、大きな問題になるのがズバリ、お金のことでしょう。  介護をしてあげたいと思っ...
今すぐマネしたい! 職場で好かれる女性の10個の共通点♪
 職場で憧れの女性っていませんか?その場の雰囲気を和ませたり、気配り上手だったり、仕事にも一生懸命に取り組んでいたり。そ...
入院初夜に襲われた“下剤地獄”からがん患者と仲良くなる問題
 私は42歳で子宮頸部腺がんステージ1Bを宣告された未婚女性、がんサバイバー2年生です(進級しました!)。がん告知はひと...
人間の言葉を理解? パワーあふれる“にゃんたま”に開運祈願
 今回は、待ち受け画面にすると開運しそうなにゃんたま様です。  あふれるような“ありがたいパワー”を感じるのは気の...
女子ウケしない女性の理由…やってしまいがちな行動に注意!
「男子ウケは悪くない。 でも全く女子ウケしない!」――。とあるSNS数万フォロワーの友人が悩んでいました。確かにカワイイ...
オトナ女子のSNSの使い方 “自己ブランディング”でモテ力向上
 大人の女はSNSなんてやらないもの。あんなものは学生の道楽……そんな風に思っていませんか? しかし、今やSNSは日本人...
肌のゴールデンタイム説は間違い!?美肌を作る睡眠の取り方
「お肌のゴールデンタイムを逃さないように、早く寝ないと!」なんて、キレイ女子の間で定説化している22時〜2時の肌のゴール...
高貴で厳かな「菊」を解説…重陽の節句に花びら浮かべ菊酒を
 いつの世も“目に見えない不思議”が大好きな方がいらっしゃいます。  ワタクシの友人にスピリチュアル大好きBさんが...
ピルを飲んだら妊娠しやすくなる? 妊活に備えた服用の利点
「ピル=避妊薬」って思うのやめない?と言っておきながら、ピルの優れた避妊効果について「ピルで確実に避妊するなら?心構えや...
子供たちにも動じない…“にゃんたま”様の器の大きさに感動!
 きょうもご一緒に、にゃんたまωを愛でましょう。  海辺に建つラーメン屋さんの入口で大きなにゃんたま君と出逢いまし...