「エビのカルピオーネ」ぷりぷりのエビに野菜たっぷりソース

コクハク編集部
更新日:2021-03-22 06:00
投稿日:2021-03-22 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・押上のイタリアン「窯焼きバルLamp+k」の磯野伶さんに、ぷりぷりのエビに野菜たっぷりのソースをからめた「エビのカルピオーネ」のレシピを教えていただきました。

野菜のソースだけでもアテになる

 すっかり観光名所になった東京スカイツリーのお膝元、北十間川を挟んだたもとに位置する路面店です。ペット連れ歓迎なので昼間はにぎやかなカフェのたたずまいだが、日が落ちると一変。スカイツリーのライトアップが辺りを照らし、しっとりとした雰囲気でアルコールを楽しめます。

 最初の一品はカルピオーネ。南イタリア風の南蛮漬けです。ぷりぷりのエビにからんだ野菜たっぷりのソースは酸味がほどよく効いていて、白ワインが進みます。

「白身魚やサンマとも相性がいいですし、手頃な食材であれこれ試すのもオススメです。野菜のソースだけでもアテになりますよ」

 箸休めにも◎です。

材料

・むきエビ 6匹
・タマネギ 4分の1
・ニンジン 3分の1
・パプリカ赤黄 各4分の1
・ニンニク 2片
・鷹の爪 輪切り少々
・白ワイン 100㏄
・ワインビネガー 100㏄
・はちみつ 少々

レシピ

(1)タマネギを輪切りに、ニンジンとパプリカを薄切りにする
(2)油を引き、中火にかけたフライパンにニンニクと鷹の爪を入れ、香りが立つまで火を通す
(3)タマネギ、ニンジン、パプリカを加えて、軽く塩をふり、しんなりするまで炒める
(4)強火にして白ワインを足し、アルコールが飛んだタイミングでワインビネガーを投入
(5)エビを加えて強火で熱し火が通ったら、はちみつを垂らし、しっかり冷まして出来上がり

本日のダンツマ達人…磯野伶さん

▽磯野伶(いその・れい)
 1996年、茨城県生まれ。調理師専門学校を卒業後、上京。イタリアンのシェフを目指し、都内のイタリア料理店で3年ほど修業。若さと腕を見込まれ、Lamp+kのキッチンを任されている。

▽窯焼きバルLamp+k(ランププラスケー)
 天然酵母とイタリア産小麦を使用した生地を500度超に達する高温窯で焼き上げたピザがメイン、サイドディッシュも充実。窯焼きしたパスタや牛すじチーズカレーも人気。ペット同伴OKで、コロナ禍に優しいテラス席あり。徒歩1分のダイニングキッチン「Piccole Lampare&rooftop Sky Bar」(ピッコレランパーレ&ルーフトップスカイバー)の姉妹店。東京都墨田区業平1―22―5 1F。

(日刊ゲンダイ2021年3月16日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


材料は2つだけ!「セロリゆかり漬け」セロリ漬けの新定番に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
手軽で簡単! お味噌汁のついでに作れる「アサリ醤油漬け」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
「〆サバ天婦羅 甘酢あんかけ」つゆも塩も不要でおいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・門前仲町の居酒屋「酒亭 二ぶん半」の武井...
甘いおつまみ「紹興酒漬けレーズンとバニラアイス山椒かけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「茹で鳥のネギソース」ゴマ油が香る“万能ダレ”で夏バテ予防
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
梅シロップでスペシャルドリンクを作ってみた 2021.7.2(金)
 地元の食材シリーズ第4弾は「青梅」。「梅仕事」に憧れつつも、毎年スルーしてしまっていたけれど、今年は一念発起! 梅シロ...
「よだれナス」ナスを蒸すことで食感と風味が格段にアップ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「ピータンウニ豆腐」2ステップで定番メニューが豪華に変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「白酒のウオッシュチーズ」白酒をはけで塗って3週間熟成!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、神奈川・鎌倉の創作中華料理店「かかん」の小出幸...
「そうめんの熱々サラダ油かけ」ニンニクの香りが引き立つ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「豚肉とキャベツ、春雨炒め」モチモチ食感の春雨が主役!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「ナス、トマト、ピーマンの黒酢炒め」底のスープも有効活用
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
今年の枝豆は“昆布塩水漬け”も仲間入り♡ 2021.6.23(水)
 わーい、わーい。夏のおつまみに欠かせないやつ、今年も枝豆の季節がやってまいりました! 昨夏は取材先のjiubar(東京...
新たな無限おつまみ「エノキと千切りキュウリのラー油あえ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「小ネギと豆腐のゴマ塩あえ」切った材料をあえるだけで完成
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・池袋の中国西北家庭料理店「沙漠之月」の英...
「アーリオ・ラー油・ペペロンチーノ」自家製ラー油に挑戦!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・銀座の居酒屋「炭火屋るぷりん」の海老沢淳...