今年の枝豆は“昆布塩水漬け”も仲間入り♡ 2021.6.23(水)

コクハク編集部
更新日:2021-06-23 14:08
投稿日:2021-06-23 06:00

枝豆の季節がやってまいりました!

 わーい、わーい。夏のおつまみに欠かせないやつ、今年も枝豆の季節がやってまいりました! 昨夏は取材先のjiubar(東京・神楽坂)で教えていただたいた「クミン塩香る枝豆」の虜に……。クミン塩(塩+クミンシード)をまぶし、フライパンで蒸し煮にするだけ。簡単なうえ、カレーを彷彿とさせる食欲そそる香りをまとった枝豆は、急激に増えた家呑みでも飽きずにいただくことができました。

 参考までにレシピをご紹介しますね。

【クミン塩香る枝豆】

《材料》
・枝豆 1袋
・クミン 小さじ1
・塩 小さじ2と2分の1
・ニンニク(チューブでも可) 小さじ1
・水 120㏄
・ごま油 大さじ1強

《作り方》
(1)枝豆は塩でもみ、水で洗う。
(2)フライパンにごま油、ニンニク、クミンを入れ弱火で加熱する。香りが出たら①を入れてさっと混ぜ、水を入れる。
(3)沸騰したら弱火にし、蓋をして4分30秒ほど蒸し焼きにする。途中で水がなくなりそうだったら様子を見ながら水を足す。
(4)火が通ったら器に盛りつけて出来上がり。

2021夏は「昆布+塩水に漬ける」

 で、今年はというと。本格的な夏を前にソソられるレシピに出合いました。先日、コクハクのダンツマ(※)で紹介させていただいた「枝豆の昆布塩水漬け」です。原稿を読めば、〈無限ループ〉〈下処理いらずで悪魔的なおいしさ〉との触れ込み。∞に悪魔的なおいしさって、だいぶ攻めた書きっぷりですね(苦笑)。でも、さやの両端をキッチンばさみで切り落とすひと手間が不要というものぐさな感じ、心待ちにしておりました!

 おさらいの意味も込めて、こちらもレシピを再掲します。

【枝豆の昆布塩水漬け】

《材料》
・枝豆
・塩
・昆布

《作り方》
(1)たっぷりのお湯に塩をひとつまみ入れ、枝豆を茹でる。1つ、2つと少し房が開いてきたところでザルに上げる。
(2)タッパーなどに1と昆布を入れ、しょっぱめの塩水に浸して半日~1日置けば出来上がり。

 より詳しいレシピはこちらをご覧ください。

※「ダンツマ」…伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみの“造語”です。

常備可能で♪玄関開けたら枝豆ビール!

 昆布塩水漬けのレシピはコクハクのInstagramでも投稿したのですが、みなさんから多くのリアクションをいただいた1品で、やはり、左党の心をグッとつかむのだなあとしみじみ。

 茹で立てをハフハフしながらむさぼるように食べるのは至福以外のナニモノでもありませんが、♪玄関開けたら枝豆ビールってぐらいソッコーで引っかけたい時には、調理済みの枝豆を冷蔵庫にスタンバイしておきたい(ちなみに、ある居酒屋さんでは平皿にアツアツの枝豆を盛り、その上から殻入れ用の小鉢をかぶせて供していました。保温性は担保され、蓋代わりの小鉢を開けたお客は香りが楽しめる。はたまた店員さんは運ぶのがラクという理にかなった提供方法。自宅で茹で立ての枝豆を食べる際、マネっこしても♡)。

 というわけで、実際に作ってみたら、正真正銘、悪魔的な素晴らしいおいしさ。ちょっとした小料理屋の突き出しに出てきてもおかしくないレベル。料理人直伝のレシピは間違いありません。迷わず、レギュラー入り決定です!

東京スカイツリーもロゼ色に…

 この日の相棒はビールではなく、安定のコノスルシリーズのロゼ。近所のカクヤスで、よりどりセール(3本2178円=税込み)に心惹かれまして。実はその前に隅田川沿いを散歩し、夕日を浴びた東京スカイツリーが“ロゼ色”に染まっているように見えたって理由でロゼにしました(苦笑)。

 そんなわけで、とある土曜の晩酌は前日の金曜日に仕込んだ昆布塩水漬けに始まり、〆のざるうどんまで堪能(後半はよく覚えていないけれども)。常備できる美味枝豆、大船に乗ったつもりでぜひお試しください。

(編集O)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


カレー味のふんわり卵に包まれた「プーアッパッポンカリー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の「タイ料理バル タイ象」のジットダ...
ダシとスパイスで食す「マサライカ焼き」大阪名物を超える?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・下北沢の「タコムマサラダイナー」の藤田一...
「麻婆キーマカレー」お酒と一緒にちびりちびりつまみたい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・下北沢の「タコムマサラダイナー」の藤田一...
錦糸町の“ヤバいカレー屋”に行ってみた 2021.11.11(木)
 すっかり日本の国民食として定着した「カレー」。筆者も大のカレー好きです。スパイスの香りに誘われて、ついカレー屋さんに入...
「ブルーチーズ和えピータンサラダ」素材の見事な好相性!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・下北沢の「タコムマサラダイナー」の藤田一...
秋だからこその逸品「秋刀魚のアチャール」旬の味覚が大変身
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・下北沢の「タコムマサラダイナー」の藤田一...
秋冬に食べたいアイス5選 2021.11.8(月)
 今年は、気温が低くなるのが早いと感じています。寒くなってくるとおいしくなるのが、暖かいお部屋でぬくぬくと食べるアイス。...
誰もが“美味しい”と感じる味!「ポテサラ風スパイスサブジ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・下北沢の「タコムマサラダイナー」の藤田一...
レンジでポテチが作れる! 100均グッズレポ 2021.11.6(土)
 100均ショップが好きです。欲しいものがなくても、とりあえず週に1度は宝探し感覚で覗きに行きます。最近の100均ショッ...
「すきじゃが」牛肉の代わりに鶏肉や豚肉でもおいしい!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・中目黒の「和食屋 だれかれ」の福田雅宣さ...
「鰹とキムチのクリームチーズ和え」丼にして晩酌の締めにも
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・中目黒の「和食屋 だれかれ」の福田雅宣さ...
「牡蠣の柚子胡椒焼き」表面はカリッと中はふわっと柔らかく
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・中目黒の「和食屋 だれかれ」の福田雅宣さ...
毎日食べたい味「ナスとピーマンとじゃこのショウガ炒め」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・中目黒の「和食屋 だれかれ」の福田雅宣さ...
相模原市「たまご街道」でおいしいもの巡り 2021.11.1(月)
 手頃な価格でありながら、栄養たっぷりのたまごは私たちの生活には欠かせないもの。筆者も一日一個は必ず食べるようにしていま...
「キノコと明太子和え」コツは明太子を余熱で和えること
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・中目黒の「和食屋 だれかれ」の福田雅宣さ...
ホッとする一杯「ウナギ茶漬け」ウナギは酒蒸しでふっくらと
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・日本橋の鰻串焼き居酒屋「心天」の林成さん...