プチプラ優秀コスメで時短美容!「肌悩み別」おすすめ3品

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-08-04 06:00
投稿日:2021-08-04 06:00
 季節の変わり目、マスク生活、高い湿度に強い紫外線……など、肌不調のもととなるようなストレスを感じやすい今は、スキンケアの見直しをこまめにしたいところ。「自分の肌に合っている」と思っているスキンケアでも、それは単なる「思い込み」で、スキンケアコスメを変えた途端に、不調のお悩みが改善する例も少なくありません。
 スキンケアの見直しを適切におこなうことこそが、「時短美容」の基本。そのときどきの自分が求めているお手入れを、適切に取り入れていきましょう。とは言っても「高級なコスメほど、手に入れるのにためらってしまう」という声もチラホラ。ならば最初は「プチプラ」からスタートさせましょう!
 時短美容家の並木まきが、肌のお悩み別に、プチプラ化粧品の選び方をお話します。

1. マスク生活のせいで肌荒れが気になる…「アミノフローラ®︎」を取り入れて“ゆらぎ”へのケアを

<トップバリュ セレクト GLAMATICAL(グラマティカル) アミノフローラ®原液 20mL/1,980円(税込)>
<トップバリュ セレクト GLAMATICAL(グラマティカル) アミノフローラ®原液 20mL/1,980円(税込)>

 長引くマスク生活の影響で、これまでよりも小さな肌トラブルの頻度が増えたと悩んでいる人も少なくありませんよね。

 肌荒れ対策の基本は、肌をすこやかに整えるケア。「アミノフローラ®︎」は、アルギニンとグリセリンから構成されるアミノ酸誘導体で、肌バランスを整える「美肌菌発想」のスキンケア。保湿力も高いうえに肌のバリア機能をサポートするお手入れで、マスクによってゆらぎがちな肌をサポートします。

 トップバリュから出ている「GLAMATICAL(グラマティカル)アミノフローラ®原液」は、1,980円とプチプライスながら洗顔後に原液を塗る使用法のほか、化粧水と混ぜたり、気になる部分だけにピンポイント使いができたりと、肌の調子によって自在に使い分けられる汎用性の高さも魅力。「原因ははっきりしないけれど、肌荒れが続きがち」というときの“底上げスキンケア”で使いやすい製品です。

2. 年齢による劣化サインを感じたら…「植物幹細胞」でターンオーバーにアプローチを

<リッツ モイスト ローション 190mL/1,298円(税込)>
<リッツ モイスト ローション 190mL/1,298円(税込)>

 マスク生活やニューノーマル時代へのストレスから、ここ最近で急速に「劣化」を感じている女性も増えているよう。これまで感じなかった老化のサインを肌に感じ、人知れずため息…なんていう声も聞こえてきています。

 そんなときに頼りたいキーワードは「植物幹細胞」。抗酸化や代謝へのアプローチに有効とされている成分で、保湿力も高めです。細胞を元気にし、肌本来のパワーを引き出すようサポートするお手入れによって、スキンケア効果の実感を高めやすいでしょう。

 リーズナブルながら高性能と評価が高い「リッツ」のシリーズは、プチプライスながらリンゴ幹細胞エキスを配合。お手入れのベースとなる「モイスト ローション」には、3種のセラミドと2種のコラーゲンも入っていて、植物幹細胞コスメ初心者にもおすすめです。

3. ベタつくのにカサつく…「乳酸菌」でバリア機能にサポートを

<イニスフリー グリーンティーシード セラム N  80ml/3,190円,30ml/1,430円>
<イニスフリー グリーンティーシード セラム N 80ml/3,190円,30ml/1,430円>

 マスクを着脱、または長時間マスクをつけっぱなしにする生活によって「ベタつくのにカサつく」が以前より深刻なお悩みになっている人も増えています。いつものお手入れで満足できなくなったら「乳酸菌」をキーワードにブースター美容液の導入がおすすめ。

イニスフリー グリーンティーシード セラム N」は、独自の緑茶乳酸菌( 乳酸桿菌培養溶解質:肌保護成分)を使い、うるおいのバリアをサポート。なんと1本に約55億個もの緑茶乳酸菌を含有し、保水力もサポートします。

 ベタつきも乾燥も、対策となるスキンケアは「保湿」。オイルフリーな美容液で、底上げを狙うブースター時短ケアが適しています。

 ◇  ◇  ◇

 最近では、プチプライスのコスメでも高性能なものがズラリ。肌不調を感じたら、気軽にスキンケアを見直しできる、いい時代です。こまめなスキンケアの見直しによって、そのときの自分が必要としているお手入れを組み合わせることができれば、日々の時短美容をもっと充実させるコツにもつながります。

(※筆者注:文中の効果は筆者の個人的な感想です。)

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ビューティー 新着一覧


栗5粒で白米一膳!? 高カロリー注意、太りやすい秋の味覚とおデブ回避術
 おいしい、そして危険な季節がやってきてしまいました……。秋といえば、ほくほくもっちり、ジューシーなおいしい食べ物がたく...
顔より目立つ!? 手の老化防止法3つ、しわしわおばあちゃんにはまだ早い
 40代女性で、顔に対してのアンチエイジングはしっかりしていても、手のケアを怠っている人は多いはず。でも実は手は人の目に...
朝起きたら髪の毛ボンバー!「ヘンテコ分け目&ガンコな寝癖」の直し方
 朝起きたら、髪の毛の分け目がおかしいうえに寝癖でグシャグシャ。そんなときに簡単&時短でできる、分け目と寝癖の直し方を紹...
UNIQLOよりお高めだけど?「ココピタ」で“靴下ズレ不快”は解消なるか
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
漢方薬の副作用!? 体調崩し気味で心配…飲み続ける目安は【薬剤師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
身に着けたらワクワクする? 40代で捨ててよかった服と手放す判断基準
 クローゼットにはたくさんの洋服があるのに、なぜか着る服がなくて困っている人は多いですよね……。  着ない服は捨てれば...
40代、加齢を受け入れ生まれた心の変化…トシを重ねるのはつらいだけ?
 人は、トシを重ねるごとに加齢による変化に向き合わなければならなくなります。でも、加齢を受け入れるのが難しいのも事実。「...
自分の“化けた顔”に飽きました…メイクが同じになるマンネリ回避の裏技
「20代の頃は色々なメイクを試していたのに、ここ数年ずっと同じメイク。 さすがに飽きてきたな……」と感じているオトナの女...
下まつげどうしてる? “痛ケバ”40代を回避するマスカラの塗り方&選び方
 女性に欠かせないメイクは、年齢によってだんだん変化していきますよね。特に40代女性の頭を悩ませるのが「下まつげ」のメイ...
巨乳より本当は胸を小さく見せたい!着痩せも狙える“盛らない”テク4つ
 巨乳の人の切実な願いといえば「胸を小さく見せたい」ですよね。実際に胸が大きいと、いろいろな苦労や悩みがあるものです。そ...
朝の洗顔から差がつく! 夏老け・日焼け対策にプチプラスキンケア3選
「夏老け」といった言葉があるように夏の強い紫外線ダメージで、秋になると一気に老けたように感じてしまいます。  さら...
歯ブラシちっくで毛穴掃除!韓国の洗顔ジェルクレンザーでゴッソリ叶う?
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
「レチノール」って大丈夫? シミ・シワに“ほどほどケア”で取り入れたい
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今すぐお腹の肉を隠したい! “部分ぽっちゃり”を撃破する6大アイテム
 若い頃にほっそりしていた人も、食生活をまったく変えていない人も、なぜか40代になるとだんだん代謝が落ちてふっくらしてく...
無自覚のスメハラは不本意…「香水つけすぎた?」判断法と匂いの落とし方
 いい香りを身にまとえる「香水」は、年代問わず多くの人が使っていますよね。でも、時には香水をつけすぎたことに自分で気がつ...
アラフォーこそ挑戦!ピンクとツヤ感“命”の「純欲メイク」やり方&コツ
 SNSで話題の「純欲メイク」。若い人にしかできないと諦めていませんか? 実は、純欲メイクは40代女性の魅力を最大限に引...