涙が頬を…彼女に見せられたレズビアンの元カノとの裸写真

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2021-10-15 06:00
投稿日:2021-10-15 06:00
 結婚10年目にしてレズビアンの彼女ができたW子さん(41歳・パート主婦・子供なし)。二人の幸せな時間はほどなくして消え去り、「天国と地獄」を行き来するような苦しみを味わうこととなる。嫉妬深いパートナーは、既婚者のW子さんに対し「旦那とセックスしている声を聞かせてよ」などと皮肉めいたメールを送り、ベッドではW子さんの体も暴力的に責めた。心身が疲弊する一方のW子さんに、さらなる残酷な出来事が起こった。
 前回までの話はこちら→第1回第2回第3回

別れたいのに、別れられない

――何度「別れよう」と思っても、優しくされると気持ちが揺らぎ、結局は元のさやに納まってしまう。お相手のA美さん(42歳・アパレル・独身)と、その後をお聞かせください。

「睡眠薬が手放せなくなりました。1錠だけでは眠れず、徐々に量が増え、多いときは3錠も飲んでしまいます。そんな時は翌日のめまいやふらつきがひどく、総菜屋のパートでは何度も控え室で休ませてもらうことが増えて……。

 でも、女性と不倫していることはナイショなので、誰にも相談できない。それもつらくて……。

 ある日、A美に『A美との付き合いで心身が不安定だから、睡眠薬を飲んでいる』とLINE電話で伝えたら、『そんなにツラいなら、いつでも私を切ってくれて構わない』と言われました。

『それができないから、悩んでるんでしょう!』と私もつい強い口調で言うと、『W子は家に帰れば旦那もいるし、義理の両親もいる。私は帰宅しても誰も待っててくれないの。この寂しさ、アンタには分からないでしょうね!』と逆切れされました」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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