自分も堕落した気分に…休日は酒浸りな恋人に女性が抱く嫌悪

並木まき ライター・エディター
更新日:2021-11-13 02:01
投稿日:2021-10-30 06:00

恋人の休みのたびにうんざり

 マナブさんの仕事は、休日が定まっているわけではなく、仕事の状況によって数日に1回、休日が入るとのこと、最近では休みとなると、どこかに出かけるわけでもなく、ただひたすら家でお酒を飲み続けているのだそうです。

「私はお酒を飲まないので一緒にいても楽しくないし、マナブがだんだんと酔っ払ってくるので、私と話した内容も忘れちゃうことが多くて、困っています。

 お酒を減らすように頼んだけれどダメだし、正直、今ではマナブの仕事が休みになるたびにため息しか出ません」

 休日のたびに恋人と一緒に出かけたいわけではないけれど、家で一緒に過ごしている時間にお酒を飲まずにいる時間を増やしてもらいたいと考えている優希さん。試行錯誤を繰り返しますが、マナブさんの酒量は増える一方なのだと嘆きます。

飲酒量が増えるなら別れも視野

「コロナ禍が明けるのか、またひどくなるのかもよくわからないし、しばらくは以前のような飲み会も少ないだろうから、マナブの飲酒習慣がこのままひどくなるんじゃないかと思ってウンザリしています。

 たまに飲むくらいなら、全然いいんです。だけど、数日ごとに休みがあって、そのたびに起きてすぐお酒を飲み、昼寝をしてはまたお酒を飲み……という過ごし方をしているマナブを見ていると、こっちまで堕落した生活を送っているような気にさせられるし、見ていても気分が重くなります。

 友人に相談したら『そのくらい、いいんじゃない? 好きにさせてあげれば?』とも言われますが、私はそんな彼との生活が苦痛なんです。

 やめてほしい、改善してもらいたい、と話しているのに、なぜマナブがお酒を減らしてくれないのか、ちっとも理解できません。

 このままマナブがお酒をやめないで、むしろ飲む量を増やし続けるのであれば、私も一緒にい続けることを考えてしまうほど、私にとっては深刻な話なんです……」

 恋人の生活スタイルによって、自分のメンタルにも悪影響が出ていると考えている優希さん。しかし、マナブさんには、そんな優希さんの気持ちを受け入れてくれる様子はないようです。

 その理由とは、いったい……? 男性編に続きます。

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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