タイツの「デニール」とは?
まずは、知っているようで知らない「デニール」についておさらいしてみましょう!
デニールとは「9,000メートルの糸の重さ」のこと
そもそもデニールとは、タイツの厚みを表す単位のこと。具体的には、そのタイツの糸を「9,000メートルに伸ばした際の糸の重さ」を表しています。つまり、デニール数が高いほど多くの糸を使っているのでタイツの厚みが太くなり、低いデニール数のほうが透け感が強くなるということなのです。
同じデニールでも透け感は変わる
同じデニールのタイツを買ったのに、透け感が違うということはありませんか? 実はこれは、糸の種類によるもの。
糸には、太い糸1本を使う「モノフィラメント」、細い糸を束にして使う「マルチフィラメント」、さらに細い糸を多く束ねて使う「ハイマルチフィラメント」という3種類があり、細い糸を多く束ねるタイプほど透けにくくなります。
透け感はあっても、太い糸は安価で肌触りが悪くなるため、質感も含めて選んでいくのがおすすめです。
美脚or暖かさ重視? 見え方別のタイツの選び方
デニールについておさらいしたところで、続いては見せたい効果別のタイツの選び方をチェックしてみましょう! 今回は、特に人気のデニールに厳選してお伝えしていきます!
「色っぽい大人の美脚」にしたいなら30デニール
透け感の強い30デニールは、色っぽい大人の美脚になれる厚さ。ゴージャスな印象があるため、フォーマルな場でも重宝しますね!
ただし、肌が透けてしまうため、あまり安いタイツを買ってしまうと色ムラが気になる場合も……。低いデニールの場合は、品質にも注意が必要です。
「美脚効果」を狙うなら40デニール
美脚効果を狙いたいなら、40デニールがおすすめ! 透け感はありながらも、一番足が綺麗に見える厚さです。エレガントやカジュアルコーデにも合うので、フォーマルな場や普段使いにまで、あらゆるシーンで活躍してくれます。
「上品な印象」でデートにおすすめなのは50デニール
上品な印象にしたいなら、50デニールがちょうどいい厚さ。特に、男性目線で考えると、タイツは透けすぎても遊んでいるようなイメージになり、足が見えなすぎても堅い印象になってしまいがち。50デニール程度の透け感なら、ちょうど良い上品さを演出できます。
「引き締まった細見え効果」が欲しいなら60デニール
寒い季節に定番の60デニールは、ほんのり透け感も残っていながらも、しっかりと色が出るので、すっきり引き締まった細見え効果が期待できます。ほどよい暖かさや美脚効果を兼ね備えたバランスのよいデニールといえるでしょう。
「暖かさ重視」の人は80デニール
80デニールになると、透け感はほとんどなくなり、タイツの色のまま発色するようになります。色味によってはシックな雰囲気も出せるので、お呼ばれの席でも使えそうですね。暖かさがあるので、寒い季節にはぴったりです。
デニールの選び方を知ってシーンに合わせた美脚に♡
タイツのデニールは、ほんの少し数字が変わるだけでも印象が全く違うことがわかりましたね。定番色や差し色など、色ごとにいくつかのデニールのタイツを揃えておけば、シーンに合わせた美脚を手に入れることも簡単に!
ぜひ上手にタイツを選んで、あなたの脚をワンランク上の美しさにしてくださいね♡
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