「パクチーポテトサラダ」香りが苦手な人でも食べられる!

コクハク編集部
更新日:2021-11-15 06:00
投稿日:2021-11-15 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は、東京・新橋の「タイ料理バル タイ象」のジットダムロン・ウイワット・ストンさんに、パクチーの香りが苦手な人でも美味しく食べられる「パクチーポテトサラダ」のレシピを教えていただきました。

ニンニク油の風味がパクチーの自己主張を抑える

 料理人のストンさんはこの道50年の大ベテラン。本人は「16歳で姉のお店で働きだした当初は、皿洗いばかりしていました」と笑いますが、迫店長は「タイ料理のお店はいろいろ食べ歩きましたが、ウチが一番おいしい」と太鼓判を押します。店のあちこちに置かれたタイ雑貨を眺めつつ、タイのビールを飲み、タイ料理に舌鼓を打つのも楽しいもの。

 今回紹介するパクチーポテトサラダは「パクチーの香りが苦手」という人でもおいしく食べられます。

 調理の工程は簡単。ジャガイモを茹でる、パクチーを刻む、和えたソースをかけるだけ。マヨネーズの酸味、隠し味のナンプラーとニンニク油の風味が、刻んだパクチーの自己主張をほどよく抑え、全体的に引き締まった味になっています。もちろん、パクチーが好きな人は追加で盛ってもOK。

 お酒はビールやサワー、カクテルなど何でも合います。ちょっとしたひと手間で、茹でジャガイモがごちそうになりますよ。

材料

・ジャガイモ  1個半
・パクチー  10グラム

ソース
・マヨネーズ  小さじ1
・ナンプラー  小さじ2分の1
・ニンニク油  小さじ1
・コショウ  少々
・塩  少々

レシピ

(1)ジャガイモを茹でて、食べやすい大きさにカット
(2)パクチーを刻み、他の調味料と混ぜ合わせて1にかける(パクチー好きなら、周囲に)

本日のダンツマ達人…ジットダムロン・ウイワット・ストンさん

▽ジットダムロン・ウイワット・ストン
 66歳。タイ王国ナコーンラーチャシーマー県パークチョン郡出身。16歳から姉の経営するレストランで働き、タイで20年、日本で30年、タイ料理を作り続けているベテラン。奥さんも料理人。

▽タイ料理バル タイ象
 2017年オープン。ベテランシェフの作る本格タイ料理が名物で、女性にも人気。苦手な人のために辛さの調整やパクチー抜きにも応じている。迫英介店長が現地で購入したタイ雑貨など、内装も必見。東京都港区新橋3―17―5グランフォークス新橋ビル2F。

(日刊ゲンダイ2021年11月3日付記事を再編集)

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