彼があなたを“結婚相手”として意識し始める「3つの瞬間」

内藤みか 作家
更新日:2021-12-30 06:00
投稿日:2021-12-30 06:00

季節の贈り物を忘れない

 また、季節感を持っていることも重要なポイントです。男性はそうしたイベントを忘れがちなので、この女性と結婚したらサポートしてもらえそうと期待するからです。たとえば冬至に「今日はかぼちゃ食べた?」などと聞いたり、七夕に「今年は彦星と織姫は会えたかな」などとつぶやくのもいいでしょう。

 また、かなりポイントが高いのは、彼の家族など大切な人の誕生日をさりげなく記憶し、その日が近くなると知らせることです。「そういえば来週はお母さんの誕生日じゃなかった?」または「来週母の日だけど何か贈った?」などと声をかけると「忘れてた、助かった!」と感じる男性もいるのです。忘れっぽい彼の場合これはかなり有効で、しっかりした女性と結婚して一緒に暮らしたいと思うようになるのです。

体調を気づかう時の注意とは

 最後は、体調を気づかうというところ。気づかうといっても、ただ世話を焼くだけだとオカン化してしまうので注意が必要です。「そっちに行っておかゆ作ろうか?」「汗が出たらちゃんと着替えてね」などと言われると、押し付けがましく感じる男性もいるかもしれません。根拠のない優しさだけでたびたび連絡するのは控えたほうがいいでしょう。

 そんな中、彼に絶大な信頼を寄せられる女性もいます。それは、具体的な事例で気づかうことができる人です。看護師さんなどの専門知識がある人は最強ですが、そうでなくても友人知人らからある程度の情報は得ることができます。

具体性が信頼を育てる

 ある女性は、簡単な手術を受けることになり不安になっていた彼に、妹も同じことがあったけれど、その時はこんな感じだったよと話をすることができ「とても安心できた。ありがとう」とお礼を言われたうえに、手術後は彼のほうから質問のメールも来たそうです。そのやりとりが好印象だったのか、彼から「ずっと一緒にいたい」と言われるようになり、プロポーズは近いと感じているのだとか。

 総じて考えると彼が結婚を意識するためには「この女性と一緒に暮らしたら、より安心して仕事に励める」と感じることが重要なのかもしれません。ふわっとした支えだとわかってもらえないことも多いので、より具体的に有益な情報を伝えることがポイントなのです。

内藤みか
記事一覧
作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
XInstagram

関連キーワード

ラブ 新着一覧


美女と野獣カップルはなぜ成立する? 真実の愛の探し方
 美女と野獣カップルとは、ディズニーの名作『美女と野獣』になぞらえた「綺麗な女性 & 残念な容姿の男性(以下ブサメン)」...
孔井嘉乃 2019-07-05 06:00 ラブ
旅先でレンタル彼氏を利用する女性…私も試してみました
 ひとり旅の道中、誰かと話をしたくなる時がありますよね。そんな時にその土地のレンタル彼氏を呼び出すという女性がいます。現...
内藤みか 2019-07-04 06:00 ラブ
過去の女性リストも…狂気を感じる「エクセル男子」の生態
 社会人の必須スキルともいえる、表計算ソフト「Excel」。皆さんはスマートにエクセルを使いこなせていますか? 先輩の男...
しめサバ子 2019-12-26 06:43 ラブ
泣く子どもにチッ! 男を凍りつかせた婚活女子の無意識行動
「なぜあの人は、あんなに美人で才色兼備なのに結婚できないんだろう?」という婚活女性、誰しも周りに1人はいるのではないでし...
田中絵音 2019-07-02 06:01 ラブ
結婚相手は「家庭的な女性がいい」という男性の恐るべき本音
 男性が結婚相手に選ぶ女性のタイプとして人気な家庭的な女性。よく言われるところですと「結婚と恋愛は別」という言葉が示す通...
しめサバ子 2019-07-02 06:10 ラブ
幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっている...
東城ゆず 2019-07-01 06:13 ラブ
新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下...
東城ゆず 2019-06-30 06:00 ラブ
アイツと経験した女子はNG…男子のお付き合いフィルターとは
 女子の皆さん! 要注意です! その男とは関係を持ってはいけません! 関係を持つとあなたの今後の恋愛活動に悪影響を与えて...
しめサバ子 2019-06-30 06:00 ラブ
モテ女子に学ぶ上手なボディタッチの方法!効果UPのひと工夫
 モテ仕草の定番でもある「ボディタッチ」。「気になる人と話すだけでもドキドキするのに、触るなんてとても無理!」なんて思っ...
夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。  ...
並木まき 2019-06-29 06:00 ラブ
彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い...
東城ゆず 2019-10-24 20:44 ラブ
いざ結婚もフタを開けたら…国際結婚は想像以上に大変だった
 私自身を含め、日本夫×台湾妻による夫婦間の文化のずれは、それぞれの家庭や性格によって様々なのですが、今回は私や友人ら約...
インリン 2019-06-28 06:01 ラブ
愛情なんて込めません!鬼嫁たちの知られざる食卓事情とは?
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちには「夫に愛情を込めた料理なんて、食べさせるつもりはない」とばかりに、手抜きしまくりの食事になっ...
並木まき 2019-06-28 06:00 ラブ
“恋愛あるある”から学ぶ「恋愛で幸せになる」女性の考え方
 好きな人ができた、なんと彼と両思いらしい。誰もが有頂天になる瞬間です。これからの甘い恋を想像するだけで、自分が満たされ...
東城ゆず 2019-06-28 06:00 ラブ
ダメなら諦める? 返信を待ち続ける女が取るべき最終手段3つ
 LINEに既読がついているのに、待てど暮らせど彼からの返事が来ない。そんな時、いつまでも待ち続けてしまう女性がいます。...
内藤みか 2019-06-27 06:09 ラブ
重い女性と一途な女性の違いはたった1つ! あなたはどっち?
 あなたは「重い女性」と「一途な女性」の違いを挙げるとしたら、なんと答えますか? この2タイプの線引きはとても難しいです...
孔井嘉乃 2019-06-27 06:00 ラブ