青パパイヤがなければ、キュウリやニンジンでOK
シャキシャキした食感と甘辛酸っぱいドレッシングが抜群の相性を見せるサラダ、ソムタム。
「タイ人はみんな大好き。うちのスタッフも毎日食べるだけじゃなく、3食すべてソムタム、という感じ。一緒にタイに帰ると、それこそ取りつかれたように食べています」
青いパパイアで作るのが定番ですが、手に入りづらいこともあり、そんな時は、キュウリやニンジンなど家庭にあるもので作ります。「見たことないけど、大根で作ってもおいしいかもしれないですね」と高橋さん。
ドレッシングの材料は、酢、砂糖、ナンプラー、唐辛子の4つが必須。ココナツシュガーなどは省いてもOK。タイのビールももちろん合いますが、高橋さんは「ぜひすっきりした白ワインを合わせてみて」。
【材料】
・キュウリの千切り
・ミニトマト(半分に切る)
・砕いたピーナツ
・キャベツの千切り
【ドレッシング】
・青唐辛子 1本
・ニンニク 1個
・ココナツシュガー 大さじ1
・ナンプラー 大さじ1
・レモン 4分の1個を乱切り
・レモン水 大さじ1
※野菜類は好きな量で。ドレッシングはレシピの割合で、野菜の量に合わせて量を増やす
【レシピ】
(1)ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる。
(2)キュウリの千切り、ミニトマト、ピーナツをドレッシングで和える。押しつぶすように混ぜるのがコツ。ミニトマトとピーナツは仕上げにも使うので、一部取っておく。
(3)付け合わせのキャベツと一緒に皿に盛る。残りのミニトマトとピーナツを振り掛け、盛り付ける。
本日のダンツマ達人…ピーボーさん
▽ピーボー(アランミン・プラソップ)
キャリア40年、東京在住20年のカリスマ料理人。料理一筋、腕一本で来日し、長年にわたり日本で本格タイ料理を広めてきた。出身地タイ東北イサーン地方の料理を得意とし、パンチのきいた味付け、超人的なスピード、そして無邪気な笑顔でお客さまを魅了し続ける。
▽恵比寿 ガパオ食堂
青山でクラブLOOP(現在は移転し、クラブZEROとして営業)を経営していたオーナーが、タイ料理店を出店。現在、青山、恵比寿、渋谷と3店舗ある。恵比寿店店長の高橋朋也さん(写真左)もDJで、当初は1年ほど深夜はLOOPでバーテンダーやDJ、昼と夜はタイ料理屋で働いていた。高橋さんはソムリエの資格も持っており、恵比寿ではジョージアのワインとタイ料理を合わせて楽しめる。
東京都渋谷区恵比寿南2-1-1 恵比寿大森ビル2階
(日刊ゲンダイ2019年12月24日付記事を再編集)
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