「ガイヤーン」タイ料理の鶏もも肉BBQはロゼワインに合う♡

コクハク編集部
更新日:2022-02-25 06:00
投稿日:2022-02-25 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・恵比寿の「ガパオ食堂」のピーボーさんに、鶏もも肉のバーベキュー「ガイヤーン」のレシピを教えていただきました。

ロゼワインとの相性もぴったり♡

 タイ料理といえばビールといったイメージを持つ人が多いですよね。筆者が店長でソムリエの高橋朋也さんと最初に出会ったのは、タイ料理とワインを合わせる会。ワインって合う?……と半信半疑だったのですが、これが! タイ料理の楽しみ方が広がると、うれしくなったのを覚えています。

「辛口のロゼワインは本当に合います。僕のお勧めは、ジョージア(旧グルジア)のアンバーワイン。ジョージアには昨年2回行ったんですが、ワインの味に衝撃を受けました。タイ料理と相性がいいんです。タイ料理のひとつ、マッサマンカレーにもジョージアの赤ワインを合わせると、ほんとおいしいですよ」

 ラープ、ソムタムと並んでイサーン料理を代表するのがガイヤーン。某有名ミュージシャンは、ガイヤーンとロゼワインのマリアージュに称賛の嵐だったそうですよ。

【材料】

・鶏もも肉 1枚

【タレ】
・パクチーの根 適量をみじん切り
・パクチー 適量をみじん切り
・刻みニンニク 大さじ1
・コショウ 少々
・オイスターソース 大さじ2分の1
・カレー粉 大さじ1
・ココナツミルク 2分の1缶

【レシピ】

 

(1)鶏もも肉の皮目にフォークで数カ所穴を開けて、タレの味を染み込ませやすくする。

(2)タレの材料をすべて混ぜ合わせ、1を漬け込む。20分~1日程度が目安。

(3)オーブンで15~20分ほど焼き上げる。

本日のダンツマ達人…ピーボーさん

▽ピーボー(アランミン・プラソップ)
 キャリア40年、東京在住20年のカリスマ料理人。料理一筋、腕一本で来日し、長年にわたり日本で本格タイ料理を広めてきた。出身地タイ東北イサーン地方の料理を得意とし、パンチのきいた味付け、超人的なスピード、そして無邪気な笑顔でお客さまを魅了し続ける。

▽恵比寿 ガパオ食堂
 青山でクラブLOOP(現在は移転し、クラブZEROとして営業)を経営していたオーナーが、タイ料理店を出店。現在、青山、恵比寿、渋谷と3店舗ある。恵比寿店店長の高橋朋也さん(写真左)もDJで、当初は1年ほど深夜はLOOPでバーテンダーやDJ、昼と夜はタイ料理屋で働いていた。高橋さんはソムリエの資格も持っており、恵比寿ではジョージアのワインとタイ料理を合わせて楽しめる。

東京都渋谷区恵比寿南2-1-1 恵比寿大森ビル2階

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「叩き長芋と酒盗の磯辺巻き」日本酒好きにはたまらない!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地の和食店「魚菜 まる富」の富成勝さんに...
刺し身を使った簡単アレンジ「カツオとウドのなめろう」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学の居酒屋「件」の川辺輝明さんに、居...
「つぶしなます」盛りつけ前に指でギューッとつぶすのがコツ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・品川の「あじろ定置網」の西潟正人さんに、ウ...
ホクッとプリプリ「そら豆とエビのクリームチーズ和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前の「ごはんやパロル」の桜井莞子さんに...
白ワインと一緒に「ソーセージとクレソンのペペロンチーニ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は山形・鶴岡のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥...
「イワシのリングアータ」脂の乗った身をサッパリといただく
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の隠れ家イタリアン「ピノサリーチェ」の...
自家製の万能ダレが食欲をそそる「手羽先の甘だれ炒め煮」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は兵庫県・加古川のビストロ「ビストロ・エピ」の宮崎...
「アジのパクチーなめろう」和の肴とパクチーの意外な好相性
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のカレーバー「ヘンドリクス」の若林剛...
春の味覚「ホタルイカとカブのマリネ」はひと手間でプロの味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ」の市川路朗さんに...
使う食材は2つだけ「菜の花のからし和え」は春らしさ満開!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の老舗和食店「はち巻岡田」の岡田幸造さ...
「イカ海鮮水餃子」出汁たっぷりの卵と海鮮の甘さがピッタリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前の中華料理店「チャイナサーカス」の劉...
スパイシーさが新しい「カツオと山芋のスパイスオイル和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神宮前のカレーバー「ヘンドリクス」の若林剛...
「カキのワイン蒸しトマトサルサ添え」濃厚なのにサッパリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜・野毛のビストロ「ジィーロ」の市川路朗さんに...
あっさり「ベーコンと玉ネギの和え物」は箸休めにうれしい
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・末広町の和食店「神田明神下みやび本店 」の...
新潟の伝統調味料がいい仕事する「タコとかんずりベーコン」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は山形・鶴岡のイタリアン「アル・ケッチァーノ」の奥...
「菜の花の昆布締め」染み込んだ出汁とほんのりした苦み
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷の居酒屋「酒井商会」の酒井英彰さんに、...