夫や子供には秘密…BL(ボーイズラブ)に萌えまくりの日々#1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-22 17:25
投稿日:2022-03-04 06:00
 日本ばかりか海外でも人気の「BL(ボーイズラブ)」。多くは美少年、美青年との恋愛を描くこれらは、男女の恋愛とは違い「生々しさがなくファンタジー要素が強いからどっぷり浸たれる」「イケメンがいっぱい出てくる」「そもそも女優とのラブシーンがないため、嫉妬しない」など、ファンの理由は様々。
 今回、取材したのは、友人の影響でBLにハマったというP子さん(42歳主婦/子供アリ)。ロングヘアをふんわりとアップにし、チュニック姿で現れた彼女は、垂れ目がちな瞳と色白の肌が印象的で、「少女」と形容してもいい童顔の女性だ。彼女にBLの魅力に迫ってみると……。

BLの世界にどっぷり♡スマホには自分だけの「萌え画像」も

ーーBLにハマったきっかけを詳しくお聞かせください。

「女友達の影響です。その友達は同い年でバツイチなのですが、ある時、BLのマンガや小説、ドラマの素晴らしさを語ってくれまして……ちょうど、ドラマ『おっさんずラブ』が話題になっていた頃で、私も試しに見たのですが、一話目からどっぷりハマりましたね。

 ドラマでは「上司と部下」「先輩と後輩」でしたが、学園モノも好きです。イケメン同士のキスシーンを見た日には、TVの前で『キャー!』と叫んでしまいます。

 家族にはナイショですが、スマホにお気に入りのシーンをスクショもしていますよ。暇な時、自分だけの『萌え画像』を見て、ニンマリしています。

 何度も見るので、セリフまで覚えちゃって……(笑)」

イケメン俳優がゲイ役で見せるギャップにキュン死

ーーなるほど、続けてください。

「あとはギャップも魅力のひとつですね。

 普段は爽やかなイケメン俳優として活躍している彼らが、ゲイの役として、男同士で抱き合ったり、キスしたりというギャップにもノックアウトされています。

 そうそう、普段は『イクメン&イケメンパパ』として名を馳せている元モデルの俳優さんがゲイの男性役を演じた時、相手役の若手俳優に、スマホごしに『今夜、たっぷり可愛がってあげるから我がまま言うんじゃない』と叱るセリフがあったんですね。

 もうそれだけで心臓がバクバク、キュンキュンしちゃって……(笑)。同じドラマを見ていた友人も『あのシーンはキュン死ものだね』と言っていました」

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


キャリア女子がチャラ男とのエッチで得たもの&失ったもの
「女の子だってエッチしたいんだもん!」  はい、女性にだって性欲ありますよね。“女は男の6倍エロい”という説もある...
援助交際も危機管理意識なし…精神的に未熟だった高校時代
 皆さん、出逢い系サイトを利用したことはあるでしょうか。最近は「マッチングアプリ」など、少しライトな名前でも呼ばれていま...
ゴツゴツした凹凸が粘膜をかきわけて刺激…クセになります
 ラブグッズの世界では、人気のある商品がシリーズ展開することがあります。コスメなどと似ていますね。今回、紹介する「エクス...
桃子 2019-11-12 04:36 エロコク
セックス編<1>81歳相手でもヤリマンとしての美学(キリッ)
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
「出会い系」のルーツは江戸時代? 出合茶屋にみる密会模様
「出会い系」というといかがわしい響きだと感じる人も少なくないでしょう。出会い系サイトというものが、男女の肉体的なものを意...
内藤みか 2019-03-28 13:55 エロコク
ひと手間で興奮度大 セックスを極上にする“3つのスパイス”
 互いの肌の温もりを感じ、肉と粘膜を求め合うセックス。大好きな彼とのセックスをより豊饒なものへと変えるため、もしくはマン...
蒼井凜花 2019-04-11 17:23 エロコク
小ぶりな挿入部とお手ごろ価格でビギナーも安心して使える
 私は知っています。ローターやバイブレーターといったラブグッズに興味がある女性が少なくないことを!  でも、一歩を...
桃子 2019-11-12 04:35 エロコク
出会い編<4>これが「81歳オトコ」のお持ち帰り100%必勝法
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
あなたの避妊は一回いくら?#2…コストが高く大きな負担に
 ふたりの人間の心が高鳴り、心と体の波長が一致したときに「肌を重ねたい」と突然、思うのが現実のセックス。いつ・誰と・どこ...
6個の独立したモーター内蔵…関節のように曲がる斬新バイブ
 近年の女性用ラブグッズ界では、「1つあれば何通りもの快感を得られる」バイブがトレンドです。バイブレーターとクリトリス吸...
桃子 2019-11-12 04:35 エロコク
出会い編<3>セクハラ目線を承知で…この中の誰とヤリたい?
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
あなたの避妊は一回いくら?#1…価格×成功率のコスパ最強は
 一生に一度も避妊をしたことない、という人は多くはいないでしょう。日本人はどんな方法で避妊を行っているか、国際協力NGO...
ソフトなのにセクシー 気分を盛り上げるオススメの“キス4選”
 手をつなぐ、ハグする、とともに愛情表現の一つである「キス」。官能小説でもたびたび登場するキスシーンは、唇をソフトに密着...
蒼井凜花 2019-03-12 17:00 エロコク
女性も楽しめる吉原…遊郭専門の書店「カストリ書房」の魅力
 お江戸吉原といえば、かつては遊郭街があった場所。でもそこが今の東京のどの辺りかを正確に言える人はあまり多くはありません...
内藤みか 2019-03-11 16:44 エロコク
出会い編<2>ヘイ! 48歳年上のひろしにノーブラの挑戦状
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
エッチな気分に彼とのズレ…ここが違う“男女の官能スイッチ”
 カレがベッドインしたいというタイミング、なんだか自分とズレているかも……と思ったことはありませんか? それって実は、男...