ロクデナシ男を瞬殺で見抜くには?高級スーツより大切なコト

涼香 銀座の女
更新日:2022-04-13 17:31
投稿日:2022-03-10 06:00
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越しにお客様と接し、ワインなどをお出しする店を任されています。
「サロン・ド・リョウカ(仮名です)」には本当に様々なお客様がお見えになるのですが、そこで見てきたお客様のお話をしましょう。

ロクデナシ男を見抜く3つのポイント

 バーの扉を開けた瞬間、ロクデナシ男はわかってしまう。前回、そう書きましたが、その外見における特徴はいくつかあります。

【ロクデナシ男の外見の特徴】

1. スーツの着こなしがやぼったくて洗練されていない
2. バッグや靴などの愛用品が汚れていて、大事に扱っていない
3. 手やお肌のお手入れが行き届いていない

 私がいるのはバーですから、敷居はそんなに高くありません。それだけに、お客様も接待とかでなく、割と気軽にいらっしゃるので、素の姿が見えるのです。

 ここに書いたことは、高いものを身につけているかを見極めるものではありません。ふだん使っているものを大事にしているかどうかがわかるのです。

気配りや配慮は服に出ます

 お金持ちの方でスーツがキマっていない方はいません。もちろん、ある程度、高いものをオーダーされているのでしょうが、その服に愛着があれば、脱ぎっぱなしで放っぽりたりはしません。

 きちんとハンガーにかけて、ケアします。そうしないと、服はよれ、肩が崩れ、だらしなく見えるからです。

 パンツがずり落ちて、裾が長く見える方もいますが、服に頓着がないのでしょう。そういう方は靴にも気を配らないし、自分の健康にも気を使っているようには見えません。

 もちろん、むさくるしい格好をしていても、素晴らしい方はいるでしょう。でも、銀座のバーというのは、ある意味、紳士の社交場です。そこで飲むにはそれなりの気配りが必要なのですが、ただのお金持ちの中には、そのあたりがわからないというか、「俺のスタイルのどこが悪い」みたいな自分勝手な方がいるのです。

 店への気配り、周りへの配慮がない人はいくらお金があっても、自分勝手でワガママな人。女性は振り回されてしまうのではないでしょうか。

いいものを長く大切に愛用されています

 本当の紳士は、愛用品をとても大事にしているのがわかります。気に入っているものしかお持ちになりませんし、バッグから靴まで全てに愛を持って大切にされている。ですから、少し傷がついたり汚れると、修理に出す。年季が入っている良い小物をお持ちです。

 小さなことにも愛情を持ち、周囲には気を配る。そうしたことが出来るかどうか。紳士とロクデナシを見分けるポイントですね。

 次回に続きます。

涼香
記事一覧
銀座の女
 紆余曲折を経て銀座の高級サロンを任されるようになった金持ち男性ウォッチャー。上品な顔立ち、ジジ殺しの笑顔と褒め言葉、それでいてちょっとあやしい雰囲気に魅せられた年配の会社経営者たちを上手にさばきながら、夜な夜なこっそり観察している。趣味はカフェ巡り。

関連キーワード

ラブ 新着一覧


美女と野獣カップルはなぜ成立する? 真実の愛の探し方
 美女と野獣カップルとは、ディズニーの名作『美女と野獣』になぞらえた「綺麗な女性 & 残念な容姿の男性(以下ブサメン)」...
孔井嘉乃 2019-07-05 06:00 ラブ
旅先でレンタル彼氏を利用する女性…私も試してみました
 ひとり旅の道中、誰かと話をしたくなる時がありますよね。そんな時にその土地のレンタル彼氏を呼び出すという女性がいます。現...
内藤みか 2019-07-04 06:00 ラブ
過去の女性リストも…狂気を感じる「エクセル男子」の生態
 社会人の必須スキルともいえる、表計算ソフト「Excel」。皆さんはスマートにエクセルを使いこなせていますか? 先輩の男...
しめサバ子 2019-12-26 06:43 ラブ
泣く子どもにチッ! 男を凍りつかせた婚活女子の無意識行動
「なぜあの人は、あんなに美人で才色兼備なのに結婚できないんだろう?」という婚活女性、誰しも周りに1人はいるのではないでし...
田中絵音 2019-07-02 06:01 ラブ
結婚相手は「家庭的な女性がいい」という男性の恐るべき本音
 男性が結婚相手に選ぶ女性のタイプとして人気な家庭的な女性。よく言われるところですと「結婚と恋愛は別」という言葉が示す通...
しめサバ子 2019-07-02 06:10 ラブ
幸せな再婚をするために…事前に考えておくべき3つのこと
 離婚する夫婦が増えていますね。現代の日本では、再婚は珍しいことでもありません。しかし、一度目の結婚で現実が分かっている...
東城ゆず 2019-07-01 06:13 ラブ
新婚なのにケンカが絶えない 悩める夫婦が試すべき3つのこと
 新婚といえば、甘いラブラブな雰囲気を想像する人も多いはず。しかし、これまで違った環境で過ごしてきた男女が、一つ屋根の下...
東城ゆず 2019-06-30 06:00 ラブ
アイツと経験した女子はNG…男子のお付き合いフィルターとは
 女子の皆さん! 要注意です! その男とは関係を持ってはいけません! 関係を持つとあなたの今後の恋愛活動に悪影響を与えて...
しめサバ子 2019-06-30 06:00 ラブ
モテ女子に学ぶ上手なボディタッチの方法!効果UPのひと工夫
 モテ仕草の定番でもある「ボディタッチ」。「気になる人と話すだけでもドキドキするのに、触るなんてとても無理!」なんて思っ...
夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。  ...
並木まき 2019-06-29 06:00 ラブ
彼女と結婚しよう…彼氏が決意するちょっと意外な4つの瞬間
 周囲の友人たちが結婚していったり、出産ラッシュを迎えると、なんとなく焦る人も多いですよね。それほど、結婚への憧れは強い...
東城ゆず 2019-10-24 20:44 ラブ
いざ結婚もフタを開けたら…国際結婚は想像以上に大変だった
 私自身を含め、日本夫×台湾妻による夫婦間の文化のずれは、それぞれの家庭や性格によって様々なのですが、今回は私や友人ら約...
インリン 2019-06-28 06:01 ラブ
愛情なんて込めません!鬼嫁たちの知られざる食卓事情とは?
「鬼嫁」と呼ばれる妻たちには「夫に愛情を込めた料理なんて、食べさせるつもりはない」とばかりに、手抜きしまくりの食事になっ...
並木まき 2019-06-28 06:00 ラブ
“恋愛あるある”から学ぶ「恋愛で幸せになる」女性の考え方
 好きな人ができた、なんと彼と両思いらしい。誰もが有頂天になる瞬間です。これからの甘い恋を想像するだけで、自分が満たされ...
東城ゆず 2019-06-28 06:00 ラブ
ダメなら諦める? 返信を待ち続ける女が取るべき最終手段3つ
 LINEに既読がついているのに、待てど暮らせど彼からの返事が来ない。そんな時、いつまでも待ち続けてしまう女性がいます。...
内藤みか 2019-06-27 06:09 ラブ
重い女性と一途な女性の違いはたった1つ! あなたはどっち?
 あなたは「重い女性」と「一途な女性」の違いを挙げるとしたら、なんと答えますか? この2タイプの線引きはとても難しいです...
孔井嘉乃 2019-06-27 06:00 ラブ