ホールケーキとアクセ?女を知らないロクデナシ男にドン引き

涼香 銀座の女
更新日:2022-04-13 17:33
投稿日:2022-03-24 06:00
 涼香(リョウカ)と言います。銀座で長らくお仕事をさせていただいています。といって、接客型のクラブではなく、カウンター越しにお客様と接し、ワインなどをお出しする店を任されています。
「サロン・ド・リョウカ(仮名です)」には本当に様々なお客様がお見えになるのですが、そこで見てきたお客様のお話をしましょう。

嫌われていることに気付かないジコチュー社長

 前回は典型的なジコチュー社長に辟易したことを書きました。静かなお店なのに、盛り上がると声が大きくなる。周りのお客様もドン引きでしたが、私も引いてしまいました。なぜって、この方、毎回、ホールケーキとアクセサリーを買ってくるのです。やんわりお断りしても諦めません。

 裏を返すと、断っているのがわからないから、周囲のことも読めないのです。

 このようなタイプは自分に絶対的な自信を持っているのか、諦めが本当に悪いような……。ほとんどの男性がどこかで「自分はモテる」と思い込んでいるので、断っても、自分が嫌われているとは思わないのです。日程が合わないだけだろうとか勝手に自分に都合よく解釈する人が多いのです。

「あなたを口説くにはどうしたら良いですか」に失笑

 ジコチュー社長に話を戻しますが、ホールケーキというのも、ジコチューですよね。一人じゃ食べきれませんし、「わあっ!」と、驚かれたいのでしょう。

 女性をステレオタイプで見ているので、平気でアクセサリーも買ってくる。装飾品の好き嫌いなんて、千差万別。よほど親しくなければ買えないものです。それなのに、女性はみんなアクセサリーで喜ぶと勘違いしている。お金持ちを自慢したい部分もあるのでしょう。案の定、このアクセサリーも的外れな趣味でした。

 口説き方も笑ってしまいました。真顔で「あなたを口説くにはどうしたら良いですか」と聞いてくるのです。「あなたが考えてください」としか言えませんよね。

ある日突然、忽然と姿を消したワケ

 でも、そんな方が数カ月後、突然、お見えにならなくなったんです。どうしたのかしら、と思っていたら……なんと、会社で問題を起こしたようで某週刊誌に叩かれているではありませんか。

 やはり、この方、正真正銘の二流ロクデナシ社長だったのです。

 次回に続きます。

【ロクデナシ男のあるあるな口説き方】

1. 持ち帰りにくい物やインパクト重視の手土産を持参してくる
2. 趣味や好みお構いなしでアクセサリー類を購入してくる
3. 強引に口説けば落とせると勘違いしている

涼香
記事一覧
銀座の女
 紆余曲折を経て銀座の高級サロンを任されるようになった金持ち男性ウォッチャー。上品な顔立ち、ジジ殺しの笑顔と褒め言葉、それでいてちょっとあやしい雰囲気に魅せられた年配の会社経営者たちを上手にさばきながら、夜な夜なこっそり観察している。趣味はカフェ巡り。

ラブ 新着一覧


男性の「ちょっと距離を置こう」は何日? 結論を急ぐ女性へ
 お付き合いをしている男性からの「ちょっと距離を置こう」の言葉。「いつまでって何日!?」と、つい問いたくなりますよね。そ...
孔井嘉乃 2019-04-11 06:28 ラブ
【渋谷編・上】“いきなり恋人”からカジュアルに宗旨替え!
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-04-22 23:05 ラブ
男の褒め言葉「かわいい」は「ブスじゃない」と同義だった
 合コンなどの前情報では、女性が「かわいい子を連れていくね!」と言っても、信じない男性が多いと聞きます。「女の言う“かわ...
並木まき 2019-04-08 01:48 ラブ
なかなか恋愛モードに入れない干物女子は“匂い”から入ろう
「最後に付き合ったのいつだったっけ?」  ある調査では彼氏が現在いない女性のうち、なんと40%以上が5年以上彼氏が...
しめサバ子 2019-04-15 03:04 ラブ
40代が危険…“そこそこオバサン”に愛想尽かし離婚を望む男
 最近、立て続けに晴れ晴れとした顔で「離婚したんです」と打ち明けてきた40代男性たちと話す機会に恵まれました。  ...
並木まき 2019-04-09 06:28 ラブ
永久保存版 「意識高い系男子」とうまく付き合う5つの方法
 さて、なにかと話題の意識高い系男子。サイバー〇ージェントや、リク〇ートなどの“超一流企業”によく生息し、目線の高さ、将...
しめサバ子 2019-04-20 00:17 ラブ
30代からの恋愛…理想の男性に出会うためにすべきことは?
 働く女性が多くなった今、結婚年齢もどんどん上がり、アラサー、アラフォーでも婚活はこれから!という方は増えていると思いま...
しめサバ子 2019-04-06 03:25 ラブ
堕ちやすい罠…夫の浮気でメンタルを壊す妻がやっていること
「夫の浮気」が発覚したとき、うまく対処して被害を最小限に食い止められる妻と、立ち回り方を誤り、さらなる悲劇へと進む妻がい...
並木まき 2019-04-07 07:17 ラブ
婚活とは食べログ3.1くらいの隠れた名店を探すことである
 今回は、グルメのお店探しと婚活の共通点についてお話しさせていただきます。  新しいお店を探す時、すっかり定着した...
しめサバ子 2019-04-12 05:48 ラブ
恋愛中のLINE「既読スルー」が気にならなくなる3つの方法
 恋愛中の「既読スルー」って厄介なものですよね。自分が「?」を投げかけているのに返信が来ないと1日中もやもやしてしまった...
孔井嘉乃 2019-09-11 06:39 ラブ
結婚相談所で探すべきは…経営者好き女子にオススメの理由
 婚活の“最後の砦”といえば「結婚相談所」。男女ともに結婚願望が高まっている人が利用するため、成婚率は上がりますよね。 ...
しめサバ子 2019-03-31 05:53 ラブ
結婚すれば離婚も苦労 「疫病神でしかないダメ男」特徴3つ
 婚活を意識していらっしゃる読者のみなさまのなかには「もう、こうなったらダメ男でもいいから、とりあえずゴールインしちゃい...
並木まき 2019-03-28 06:12 ラブ
本気で理想の相手と結婚したい女性のための「SNS投稿術」
 皆さん、SNSを利用していまいすか? 今回はSNSを婚活にうまく活用するテクニックについてご紹介させていただきます。 ...
しめサバ子 2019-09-14 06:11 ラブ
合コンで口説いてきた男性…実は「友達の婚約者」だった話
 日夜、いたるところで繰り広げられている合コンにも、それぞれにドラマがあるものです。日本合コン協会の会長をしている私のと...
田中絵音 2019-09-10 06:44 ラブ
デート時に「クーポンを使う男性が好き」と言ってみる利点
 みなさま、デートでのクーポン論争はご存じでしょうか?  コトの発端は、みんな大好き「発言小町」。2012年に投稿...
しめサバ子 2019-09-09 14:07 ラブ
夫にするとケンカが絶えない男の微妙な“会話のクセ”3大NG
「あばたもえくぼ」「恋は盲目」とはよく言ったもので、恋愛中にはさほど気にならなかったことが、結婚後にはイライラの元凶にな...
並木まき 2019-09-10 09:27 ラブ