実践!結婚後ずーっと“愛され妻”でいるための「3つの心得」

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2022-05-21 06:00
投稿日:2022-05-21 06:00
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。結婚したらずっと仲良くしたいし、ずっと愛されたいと誰しもが願います。年を重ねても手をつなぎ、仲むつまじくは理想ですよね。
 夫とは好きで一緒になったはずなのに、それでもいつの間にか、すれ違いや衝突が起きて離婚に至ってしまったというケースは山ほどあります。今回は防ぐための「3つの心得」について、レクチャーしたいと思います。

ずっと愛されるためにはセックスばかりではない

 今回のテーマは“ずっと仲良しでいる心得”について、具体的に説明したいと思います。

 たとえば30歳で結婚して80歳まで共に過ごす夫婦期間があるとしたら、50年間“夫婦”をやっていくわけです。その間、女性は更年期(早い人は50歳手前から)で生理の終わりとともに性欲がなくなる傾向にあります。

 かたや男性は多少の衰えはあるにせよ、何歳になっても繁殖能力があるので性欲が全くない男性は少ないといいます。介護ヘルパーとして働く40代の女性から聞いた話では、訪問介護の際に老人男性の身体を拭いてあげていると、「はあ、はあ」と呼吸が荒くなって、下半身がピンと反応している寝たきりのおじいちゃんも少なくないとか。

 しかし、同じく高齢の妻はそんな夫の相手はできないのが現実です。

 ゴールデンイチャイチャ期は新婚から20年前後で収束を迎えるという前提でカウントすると、残り30年間もある“夫婦”はどのように仲良くしていくべきなのかをイメージしておく必要はありますね。

悲しむなかれ! 真の夫婦はセックスレスになってから

 浮気問題で別れる夫婦もいますが、大抵の夫婦は、離婚しなくてもこれまでの関係にヒビが入り、高確率で不仲になります。結婚する時点で2人は相性がいいと思うから一緒になります。人類が滅びないよう、神様が恋という魔法をかけて子孫を残していくというのが筆者的説ですが、子供が生まれると目が覚めて、冷静になります。

 この時期はお互いの悪いところを見せ合う期間のようです。子育て・育児は超ハードです。本能的に子育てに没頭しなくてはいけない母親はセックスどころではありません。

 やりたい夫としたくない妻。産前産後の浮気が多いのも、ある意味、うなずけます。

「どのタイミングでセックスレスになりましたか」

 筆者のところに夫婦問題で相談にいらっしゃる方に尋ねると、「子供ができたぐらいから」との声が多数あがります。“真の夫婦生活”はここから始まるといっても過言ではありません。

 人生にはさまざまな節目があります。子供の誕生、親の死、転職、そして自分たちが病む時……。いろんな局面で力を合わせた夫婦は、お互いに感謝の気持ちを持ち合わせ、先々も仲良しでいられます。

 人生の後半期に「パートナーは親友」だと言えたなら最高の夫婦だと思います。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


不倫なんて最低! それでも続けてしまう彼女たちの証言は?
 近ごろの不倫スキャンダル報道をみてドキドキ、ハラハラを味わった女性も多いのではないでしょうか。 「不倫は最低」と...
東城ゆず 2019-08-05 06:38 ラブ
浮気しない男性なら誰でも良い? そこには意外な“落し穴”が
 男性の浮気が原因で別れるカップルは、星の数ほどいます。苦い経験は2度としたくない……と、浮気しない男性を探している女性...
リタ・トーコ 2019-08-04 06:04 ラブ
恋人未満の男友達に玉砕…モヤモヤ心に効くメス力の処方箋♡
 電子書籍も含めて、発売たちまち6万部突破のベストセラー『魔法の「メス力」』(KADOKAWA)の著者で恋愛コラム...
神崎メリ 2019-08-04 06:00 ラブ
私の彼氏はダメ男? 特徴に気づいた時に考えるべきこと3つ
 付き合っている彼氏の「ダメ男」ぶりに気づいても、「もしかしたら変わってくれるかも?」「こんな良い所もあるし」なんて、ズ...
孔井嘉乃 2019-08-03 06:00 ラブ
離婚はしたくない… 旦那がムカつく時の“賢い妻の対処法”3つ
 世の女性の皆さん、旦那様のことを「ムカつく!」と思う時はないですか? ほとんどの女性は「あるある!」と思うことでしょう...
東城ゆず 2019-08-03 06:00 ラブ
モテる女性は見た目が違う! 押さえておくべき4つのポイント
 目を惹くような美人でもなければ、特別スタイルが良いわけでもない。でも、なぜか男性にモテる女性っていますよね? 実はそれ...
ウソや暴力ではない夫の異常な態度…志穂さんのケース#2
 シンデレラストーリーそのものの新婚家庭で露見した、夫・勇太さんの不倫。普通、不倫が発覚した夫はとっさにどんな行動を取る...
神田つばき 2020-01-11 07:02 ラブ
「恋は盲目」の時に気を付けるべきNG行動!&抜け出すには?
 誰かを好きになると、夢中になりすぎて周りが見えなくなってしまう「恋は盲目」状態。きっと、誰もが一度は経験したことがある...
孔井嘉乃 2019-08-01 06:06 ラブ
「あんなに好きだったのに」夫婦関係が冷めた切実な理由3選
 昨今、3組に1組といわれるほどの夫婦が離婚をしているにも関わらず、「私たちは大丈夫」と多くのカップルが夫婦として2人の...
東城ゆず 2019-08-01 06:28 ラブ
男を虜にする肉食系女子の恋愛スキルに学べ♪  性格や特徴は
 恋愛に積極的で、自分から誘惑することも厭わない「肉食系女子」。そんな肉食系女子が何気なく行っている恋愛スキルには、学べ...
リタ・トーコ 2019-07-31 06:00 ラブ
ついていけない!男が悲鳴をあげた“体育会系女子”とのデート
 うまくいくカップルの秘訣として、「味覚が合う人がいい」とか「笑いのツボが一緒」なんてことがよく言われますが、もしかする...
田中絵音 2019-07-30 06:00 ラブ
女性の恋愛依存は危険! 依存を抜け出すための2つの方法とは
 近頃の恋愛ソングを聴いてると、筆者はとても不安になります。「どうして私の気持ちをわかってくれないの?」と嘆く歌詞が多く...
東城ゆず 2019-07-29 06:00 ラブ
実はおいしい!イケメン新人役者と交流できる小劇場鑑賞
 イケメンと仲良くなりたい!でもどこに行けばイケメンと仲良くなれるの?そんな悩みを抱えている人におすすめしたいのが、小劇...
内藤みか 2020-02-21 17:24 ラブ
スピード結婚 “曇りなきまなこ”で男性を見定める方法とは?
 結婚を考えている皆さん、今から新しい人と出会って数年付き合い、それから結婚という道筋を考えると「一体いつになるの?」と...
しめサバ子 2019-07-28 06:00 ラブ
倦怠期をどう乗り切る? 交際に苦労し始めたら試す秘策3つ
 倦怠期は、ありがちなカップルのトラブルの一つですよね。そのまま別れてしまうカップルもいるほどです。交際期間が長くなるに...
東城ゆず 2019-07-28 06:00 ラブ
男性とのデートで割り勘は嫌! おごられ女子の落とし穴とは
 男性とデートするとき、割り勘が嫌だという女性って多いですよね。レストランのランチでも“レディースセット”があるのに、“...
東城ゆず 2020-02-21 17:40 ラブ