エビと溶けるチーズは最強タッグ
やはり溶けるチーズは万能です。香ばしさと塩気、トロ~リとした食感がたまらない!
この「エビのひと口豆腐ピザ」は、ピザ生地の代わりに豆腐を使っています。つまんでみると、生地の豆腐はサクサク、もちろん焼いたエビとチーズの相性は◎、まるでスナックのよう。焼酎にも合いますが、この季節、ビールのおツマミとしても最高です。
「豆腐をピザ生地の代わりに使ったのは、ひと言で言うと、冷蔵庫にあったから。一から生地を作る必要がないからラクですよ。豆腐は水をよく切って下さい。塩を振って、まな板などを乗せれば水分が出てきます。塩コショウをしたエビと、塩を振って片栗粉をまぶした豆腐をフライパンで焼いて下さい。豆腐は両面焼きます。家庭で作る時は、焼いた豆腐にエビとチーズをのせ、チーズが溶けるまでトースターで焼いてもらえばいいと思います」
最後に青のりを振りかければ完成です。熱々を楽しんでください。
【材料】
・エビ 2尾
・木綿豆腐 2分の1丁
・とろけるチーズ 1枚
・塩 少々
・コショウ 少々
・片栗粉 適量
【レシピ】
(1)豆腐を横半分、4つ切りにし、薄塩をして水分を切る。
(2)エビの殻を取り腹開きにし、塩、コショウをする。
(3)豆腐に塩を振って、片栗粉をまぶし、焼く。
(4)同じフライパンでエビを焼く。
(5)豆腐の上にエビ、とろけるチーズ、青のりをのせ、フライパンに蓋をして蒸し焼きに。チーズが溶ければ出来上がり。
本日のダンツマ達人…澤野万作さん
▽澤野万作(さわの・まんさく)
1949年、静岡県生まれ。20歳の時、上京。都内の料亭をはじめ、和食店で修業。著書に、鬼平犯科帳由来の長谷川平蔵に食べさせたい料理を書いた「鬼平舌つづみ」(文春文庫)や、「ワイルドにいこう!アウトドアクッキング」(永岡書店)。趣味はサーフィン、キャンプ。
▽さわ野
2019年6月にオープン。四谷周辺で35年間、和食店を開いていることもあって昔からの馴染み客で賑わう。常連客は落ち着いたサラリーマンが多い。日本酒、焼酎の品揃えも豊富だ。
東京都新宿区荒木町3-19桑沢四ツ谷ビル1階
(日刊ゲンダイ2020年7月4日付記事を再編集)
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