カルビーvs湖池屋 新作ポテチを食べてみた 2022.7.28(木)

コクハク編集部
更新日:2022-07-29 09:45
投稿日:2022-07-28 06:00

湖池屋の「すっぱチルムーチョ マリンライム」はどうだ

 続けて湖池屋の「すっぱチルムーチョ マリンライム」でございます。「すっぱムーチョ」シリーズは1993年に誕生しました。「ピザポテト」の後輩ですな。

 ちなみに「すっぱムーチョ」シリーズに登場するおばあちゃんキャラクター。

「森田フミ」さんという立派なお名前がついておりました。生年月日はなんと、1853年6月3日なのだそう。1853年ってペリー来航の年ですよ。ペリー来航て。

 大胆なキャラ設定に脱帽です。フミばあちゃん、長生きしてや。

 さて、この「すっぱムーチョ」。ただの「すっぱムーチョ」ではございません。「チル」なる単語を挟んでおりますよ。年齢のせいでしょうか、最近はやり言葉にすっかり疎くなりまして……。ネットで調べてみたところ、

 チル(chill)は心身のリラックスした状態を指す意味で用いられる俗な表現。「のんびり」「まったり」「癒やし」などと言い換えられる。 形容詞的に「チルい」と表現する場合もある。

とのことです。

 お、おう。わかったような、わからんような。アラフォーが使うには少々こっぱずかしさが伴いますな。

さわやかなライムの香りよ

 いざ、オープン! わわ、すごいいい香り~。ライムのさわやかな香りが開け瞬間たちのぼってきました。

 ライム独特の柑橘系の香りだけでなく、ほんのりとしたハーブ香も感じます。なんという爽やかさ。目をつぶって深呼吸してしまいましたよ。ふわーっと心が軽くなるような……。はっ! これが「チルい」ってことか?

 いっただきまーす♪

 サクッとした軽い食感に、甘酸っぱい風味がたまりません。「すっぱむーちょ」自体、好きでよく食べるのですが、従来のそれよりも柔らかい味わいです。穏やかな酸味が疲れた心身にしみますな。

 ポテチとライムってこんなに相性がいいとは思いませんでした。大発見! 無心で食べ続けてしまいそうです。

 パッケージの裏面に書かれている「静かな深海にただよっているような」のフレーズにも納得です。これはおいしいぞ♡

おわりに

 まあ、こうなるよね。

 カルビーと湖池屋、それぞれ全く違うアプローチではありますが、両社のポテチにしっかりと「夏」を感じました。いやーん、どっちもおいしい。どっちも選べない。というわけで、早々にビールを取り出し晩酌ですよ。また、両方ともビールに合うんだな!

 ピリっと刺激的な「ピザポテト」のあとに、ふんわりチルい「すっぱチルムーチョ マリンライム」。無限ループ待ったなしですわ。ダイエットは明日から!

 気になった方は是非お試しくださいませ。

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


「干し柿バター」切って“酒マリネ”をして混ぜて待つだけ!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の居酒屋「赤坂 まるしげ」の与那覇朝雄...
「千枚蕪と柿の酢物」シャクシャクとトロッのハーモニー
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福岡・中央区にある「博多料亭 稚加榮」の平山克浩...
生のカリフラワーを使うのがポイント!「いもフラワー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・有楽町のフレンチレストラン「Restaur...
彩り野菜と塩がうまさを引き立てる「鯛のカルパッチョ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・西区のイタリア料理店「トラットリアパッパ」...
ふわっとした食感に仕上がる「白子のバターしょうゆ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂の和食店「多に川」の阿部学さんに、軽い...
玉味噌の風味とナスが溶け合う「米ナスの田楽牛肉添え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は千葉県・流山市の老舗割烹「割烹柳家」の青柳宏幸さ...
「きのこのマリネ 半熟卵添え」一晩寝かせてマイルドな味に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・豊中市のフレンチ「ビストロ・リッペ」の中尾...
【パクチーえび餃子】パクラー集合! お好みで追いパクも♡
「仲良しメンバーで年末集まろ~!」「鍋パーティーしよ~!」などとワイワイごはん会の計画を立てている方に朗報です!(笑)今...
ぐっち夫婦 2020-01-15 14:57 フード
外はカリッと中はふわっふわ「ジャガイモとツナのフリコ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・学芸大学のイタリアン「あつあつ リ・カーリ...
砂肝の皮を使った「砂肝ポン酢」 コリコリ食感がやみつきに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・吉祥寺の焼き鳥店「焼き鳥 しょうちゃん」の...
すし酢を使ってまろやかな味に「トマトとバジルのマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は札幌・すすきのの居酒屋「おばんざい屋 まる」の平...
「シュークルート」寒い夜は煮込み料理で体の芯から温まろう
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草橋のビストロ「ジョンティ」の斎藤光さん...
「数の子の芋サラダ」定番のポテトサラダが“和”のおつまみに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の寿司の名店「銀座 すし延」の伊東純司...
おなじみのスナック菓子が大変身!お手軽「ポテサラ明太」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・人形町の和食料理店「いわ瀬」の望月洋介さん...
銀座の名店の味を自宅でも!ヘルシーな「季節野菜のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフレンチ「ルヴァン・エ・ラ・ヴィアン...
肝を加えてコクを出す「サンマとクリームチーズのリエット」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は沖縄・那覇のビストロ「Refuge」の大城忍さん...