<閲覧注意>浮気男で胃潰瘍になった恋のフェーズとは!?

小悪魔ドルチェ寿司 編集者
更新日:2019-07-28 17:48
投稿日:2019-04-26 06:00
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホットなイットボーイというより、じわじわ低温やけどさせる引退系男子。そんな男を好いて惚れ尽くしたわたしの話をしてみたいと思います。今回は病気になるほど恋愛に没頭したわたしが、恋のフェーズを語ります。

人生のテーマは「NeverEnding SEX」

【vol.10】

 前回から性欲に負けすぎの、穴があったら入れてみたいどころか、その穴に性欲分けてあげたいくらいのひろし(81)ですが、どの女に対しても初動はいつも全力投球、“恋というのは下心”という噴出するスケベ心丸出し態勢で挑みます。

 ネバーエンディングセックス、が彼の人生のテーマなのです。しかもわたしなんて世界一惚れっぽいんじゃないか、というほどなので、こちらも受け入れ態勢は抜群という……。見事、以心伝心、阿吽の凹凸、拈華微笑でヤリチン&ヤリマンなわたしたちは、こうして始まってしまったのです。

81歳なのに浮気性過ぎる

 わたしはどれくらい惚れっぽいか。立ち食いそば屋で背中を丸めてそばを啜っているおじさんを見ると、その啜るという行為が“一生懸命、生きよう!”としている感じに見えて、とってもキュンキュンしてしまって、膣が熱くなり「抱かれたい……」ってなるくらいですからね。危険分子。汚らしいおじさん(わたしにとっては褒め言葉)であればあるほど性欲が高まります。

 わたしには“好きになるのが怖い”とか“条件で躊躇する”ってのがなく、とりあえず飛び込んじゃう。よく始まってしまうと終わらせるのに労力がいるから慎重になってしまって……という方もいらっしゃいますが、わたしはとりあえず何も考えず、飛び込みの選手かってくらいに飛び込んでみますが、断然、みなさまの方が正しい。わたし間違い。理性大切。自制心は正義。性欲に引き摺られない精神力の強さこそ、ジャスティス。わたしの脳みそ、ノミの脳みそレベル(語感❤️)。

閑話休題。

 でもひろしったら81歳なのに浮気性過ぎて、わたしなんて逆流性食道炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、アル中ハイマーという“つゆだくだくだくとろだくネギだく頭の大盛り”(吉野家)みたいなクワトロコンボを経験しちゃいましたからね。

小悪魔ドルチェ寿司的「恋のフェーズ」39

 ということで突然ですが、恋のフェーズってこんな感じだとわたしは思うんですけど、ちょっと見ていっていただけます?

【恋のフェーズ】
01 大好き
02 愛してる
03 一生離れない
04 二度と離れない
05 意地でも離れない
06 離れたらまた他のを見つけるんじゃないか
07 絶対に離れられない
08 なんでもするから離れないで欲しい
09 この人にはわたししかいない
10 この人が愛しているのはわたしだけ
11 どうして、なぜ(浮気発覚)
12 なんでこんなことができるの
13 わたしが何をしたの
14 死にたい
15 頑張る
16 死にたい
17 頑張る
18 死にたい
19 死のうか
20 なぜわたしこんな目に遭わされないといけないの(2度目の浮気発覚)
21 わたしが何をしたの
22 わたしそんな悪いことしましたか
23 誰か助けて(クワトロコンボで休職)
24 死ぬ
25 何も食べられない(3度目の浮気発覚)
26 今日もお酒に逃げちゃう
27 ヤバい本当に死にそう
28 一旦癒されたい(エステに行って途中で吐く)
29 死んでもいいかな、もう
30 意識朦朧としてきた(仕事辞める)
31 昨日わたし何してたっけ
32 逃げよう
33 逃げる
34 縁があったらまた会えるから
35 縁があるはず
36 縁があったらまた会える気がするから
37 きっといつかまた会えるから、とりあえず離れよう
38 カレーウメー
39 焼肉ウメー

失恋完全回復=メシがうまい

 とりあえず、失恋から完全に回復したというバロメーターはメシがうまい、と思えることだと思うんですよね。そういうわけで、この恋のフェーズに添いながら解説していけたらな、と思っております。

 そして、まだ第一段階である〈大好きフェーズ〉にいるわたしに、ひろしは猛追攻撃を仕掛けてきます。まずは“家に帰らせない”という軽い軟禁状態という先制攻撃で、わたしの行く手を阻みます。ディナーに招待されて、そのままセックスして寝ちゃって起きたら朝、で家に帰る時間もない! っていう状況のときに8時からオープンしている駅構内のユニクロはわたしの臨時クローゼットとして大活躍してくれました。そこでなんど出社前に着替えたことか……(昨日と同じ服で出社するという羞恥心は持ち合わせていた)。

 夜は夜で、17時から夕食マスト。本物を知って違いを見極められるようにと、銀座久兵衛に1週間連続で通ったり、香妃園でひとり一皿フカヒレの姿煮を食べたり、夕食も規格外。ひろしは脂質&糖質高めが大好きで、肉なら一番高いもの(サシがバリバリ)など心配要素が多かったので、わたしは意識して野菜多めの食卓を用意していました。

 17時ディナー開始は、さすがに無理なので、幾度もの交渉を経て、18時に変更してもらいましたが……。それでも18時……。なんど丑三つ時に起きて、残りの仕事を片付けたことか……。そうなると完全に向こうの術数にハマったも同然。このようにして軟禁同棲は始まったのです。

 次回(5/3更新予定)に続きます。 

小悪魔ドルチェ寿司
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出版社で勤務のかたわら、現場主義のスケベライフを送っている最中に81歳と恋に落ち同棲生活開始。

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