初めての女が激白!息子のカテキョは“童貞大学生”でした #1

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2024-08-22 17:27
投稿日:2022-08-05 06:00

 オスカー・ワイルドの喜劇「つまらぬ女」に次のような格言がある。

「男はいつも最初の男になりたがり、女は最後の女になりたがる」。

 皆さんはいかがだろうか?

 確かに恋愛中は「愛する男性の最後の女になれたら、どんなに幸せだろう」と思う女性は多いだろう。

 では、逆の立場なら? もしも、あなたが若く優秀な男の「初めての女」になったら――?

 今回、取材に応じてくれたのはA子さん(37歳主婦/子供アリ)だ。

 やや垂れ気味の瞳に艶やかな唇。ショートボブヘアが似合うキュート系の女性だ。とても中2の息子がいるとは思えない初々しいオーラが漂っている。

 しかし、彼女こそある若者の「初めての女」になった本人である。しかも16歳年下の大学生。

 今も夫に内緒で熱いひと時を過ごしているという。

 そんな彼女に筆者が迫ってみました。

息子の家庭教師と運命の出会い

――まずは、16歳年下の彼との出会い、そして男女の関係になるまでをお聞かせください。

「恥ずかしいのですが、実は彼、中2になる長男の家庭教師なんです。

 都内には登録制の家庭教師会社が多くありますが、口コミで評判が良く、理数系の弱い息子にマンツーマンで教えてくれる家庭教師を探していました。オンライン授業も考えましたが、対面で指導してもらうほうが息子も勉強に身が入ると思って家に来ていただくことにしたんです。

 そこで紹介されたのが、某有名私大3年のU君(21歳)です。

 初めて彼が我が家を訪れたのは、今から5カ月前。スラッと背が高く短髪で、ブルーのシャツに細身のパンツというシンプルなファッションでした。コロナ禍ですので、マスク姿でしたが、『ご挨拶の時だけ、マスクを外させてください』と一礼したんですね。

 で、マスクを外すと、思いのほか整った顔立ちで……。ちょっとトキめきました。涼し気な一重の瞳と高い鼻梁、引き締まったアゴのラインが、たまに読むレディースコミックに登場する美青年と重なって……」

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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