肉そばラブ!新宿でサクッと女ひとり晩酌 2022.10.11(火)

コクハク編集部
更新日:2022-10-11 07:14
投稿日:2022-10-11 06:00

「鶏天タルタル、お待たせしましたー!」

 すると、「鶏天タルタル、お待たせしましたー!」

 はやっ! おんなひとり晩酌にはこのスピード感がありがたく、カウンターまでいそいそ。

「肉そば、お待たせしましたー!」

 小皿に揚げたての大ぶりな鶏天が2切れ。タルタルは、卵が大きめに刻まれた具だくさん系。粗びき黒コショウは見た目と味わいにいいアクセントとなっています。

 さーて、いただこうかなと思った瞬間。「肉そば、お待たせしましたー!」

 は、はやっ(苦笑)。券売機で購入した途端、オーダーはそのまま厨房に流れていくシステムなのね。そういえば、文春の記事にも「即伝達」って書いてあったっけ。ビールでのどを潤す身としては、ちょいミスったかも。

 というわけで、プチパーティー状態になってしまいましたが、いただきます。

お酒と一緒につまむなら「つけそば」のほうがいい?

 バラ肉は柔らかく、海苔との相性も抜群。店名の28(にはち)よろしく、二八そば(そば粉8割・小麦粉2割)の「超粗挽き」が売りなので、麺は太め。

 食べごたえもあり、好みではあるのですが……お酒と一緒につまむなら、冷たい「つけそば」のほうが良かったかも? まだ、汁で酒を飲む域には至ってない“若造”です。

 あと完全な好みですが、つゆはもう少しダシがきいていてもいいかなあと。濃い色のそばつゆですが、あっさりとした味わい。生まれも育ちも関東圏ですが、旨みがもう少し欲しいところです。

 途中からバラ肉の上に(←ここポイント)卵をイン。肉に卵を絡め、おそばと一緒に頬張るのは、肉そばのだいご味ですよね。

 若干追われ気味に晩酌している(そばがのびるのが嫌)と、女性客がひとり、ご来店。慣れた手つきで券売機でポチッとし、温かい天ぷらそばをすすっておられました。

 そう、女性ひとりでも入りやすいんですよ、とっても。

「石臼粗挽き蕎麦28」でひとり晩酌するには…

 事前に情報をゲットして訪れたはずなのに、いろいろと間違えてしまった感が……。でも、また伺いたい。その際は今回のあれこれを教訓にしたいなと。

【学び】
・17時台は空いている模様、落ち着いて飲めそう
・晩酌後にそばで〆るなら、券売機で一度にポチるのではなく、〆る直前にポチる
・「お得なセット」の誘惑に負けず、評判の高い雲仙ハムカツ、パクチー天はやっぱり狙いたい

 ちなみに10時まで販売している「朝そば」(600円)は、揚げ玉のせ放題&生たまご3個までサービス。パンチのある冷たい二八そばで“混ぜ混ぜ”して食べたら、朝飲みのつまみになりそうです。もとい、アルコールなしの純粋な朝食にも腹持ちグーでしょう~。

(編集O)

address:東京都新宿区西新宿1-4-2 141ビル1階

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


5分炊くだけでほっこり「水ナスのぬか漬けと桜エビの煮物」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は埼玉県・浦和の懐石料理「日に日に新」の木下泰司さ...
「かすべのレモンソース」ひと手間で軟骨がぐっと柔らかく
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・小樽のロードレストラン「シルフィード」の...
朝仕込んでおけば夜は焼くだけ「鶏モモ肉のソテー香草風味」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は大阪・福島のフランス料理店「ミチノ・ル・トゥール...
コンビニのサラダチキンでお手軽ヘルシー「蒸し鶏のマリネ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西荻窪の創作居酒屋「じんから」の堅谷博さん...
お手軽な「ムサカ」 クミンシードでエキゾチックな味わいに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・外苑前のワインビストロ「アミニマ」の阿部真...
“かえし醤油”の風味がお酒にピッタリ「そば屋のお新香」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・築地のそば屋「そば処 築地長生庵」の松本憲...
おもてなし料理にもなる「コンビーフのリエット仕立て」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・浅草のフレンチ「ガンゲット・ラ・シェーブル...
冷凍でもOK! 網で焼くだけで美味しく簡単な「焼き甘エビ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は福井市の寿司屋「昌冨ずし」の楠さんにエビが主役の...
「焼きなすとアボカドのタルタル」夏バテ防止にも効果アリ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のフランス料理店「サロン・ド・テ アン...
お酢を使わないから野菜が甘い「トマトとタマネギのサラダ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤坂のアフリカ料理店「SAFARI」のワン...
いつもの冷ややっこが焼き肉のタレで大変身「辛いやっこ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は横浜の焼肉店「そうる肉食堂 承」の三原承達さんに...
生青唐辛子の風味でお酒が進む 中国・湖南料理「咸鮮辣」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・三軒茶屋の「香辣里 (シャンラーリー)」の...
余り野菜がごちそうに「季節の野菜とベーコンのキッシュ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「澤」の西澤一暢さんに、野菜...
まるでフォアグラのようなコクとうまみの「半生鶏レバー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新宿の海鮮居酒屋「よしだ海岸」村瀬文吾さん...
「アスパラの肉巻き」今が旬の食材でおいしく疲労回復を
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・千駄ヶ谷の和食店「台楽おおた」の今井恵子さ...
薄切りだから駄菓子感覚でサクサク食べられる「レバカツ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・祐天寺のもつ焼き店「ばん」の小杉潔さんに、...