お客様っ!CAのスカーフで縛られ凶暴なペニスに溺れた夜 #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2022-10-14 06:00
投稿日:2022-10-14 06:00

これまでのあらすじ

 復興しつつある航空業界。過去に日系エアラインでCAをしていたE子さん(35歳WEB関係/既婚・子供ナシ)が、現役時代の不倫体験を語ってくれた。

 それは彼女が21歳の時。相手は合コンで知り合った12歳上のYさん(当時33歳商社マン/既婚・子供アリ)だ。

 彼は知性的でアメフト部出身の「文武両道」のワイルド系。上海とシドニーに赴任経験があり、女性のエスコートにも長けていた。そんなYさんに、E子さんの心は熱くときめいた。

遠距離恋愛中の恋人はいるけど…

 しかし、問題があった。E子さんの地元・北海道に遠距離恋愛の彼がいたのだ。CAの訓練中は毎日23時に「電話デート」するのがお約束で、厳しい訓練生活での唯一のやすらぎであり、癒しだった。

 しかし、CAとしてフライトするようになっても、23時の電話は続く。E子さんが疲れている際は、E子さんを労わるどころか「5分ぐらいなら話せるだろう」「俺と話すのが嫌なのか」と不機嫌になる始末。

 そんな時に出会ったのがYさんだった。2人は急接近。彼には妻子がいたが、いったん火がついた恋心は収まらない。

まさかのCAプレイ

 そして偶然にも2人の福岡出張が重なり、食事デートを経て、E子さんの泊まるホテルに行くことに。男女の関係になることを覚悟していたものの、そこで予想外の言葉がかけられた。

「CAの制服を着て欲しい。CA姿のE子さんを抱きたいんだ」と。

 困惑したE子さんだったが、体は淫(みだ)らに疼(うず)いた。禁断の果実を食べるようなスリルが彼女の心身を大きく突き動かしてきたのだ。

 制服を着た彼女に、Yさんが覆いかぶさってきた。情熱的な愛撫からシックスナイン、そしてストッキングが破られ、乳房を露出するという半裸状態に。

 いよいよ挿入という時に、またしても予想外の言葉が告げられる。

「ここから先は、僕が客で君はCAだ。言葉遣いはすべてCAに徹して欲しい」と。

 最初こそ困惑したE子さんだったが、彼が「CAプレイ」を求めていることを受け入れた。

タブーな快楽に身をゆだね…

 ――わ、分かりました……お客様、どうか……私の中に入れてください。

 CAになりきるE子さんに、Yさんは自身のペニスを握り、女陰にあてがってきた。

 ――綺麗な顔してスケベなCAだな。ここに欲しいのか?

 ――あ……ぁっ、申し訳ございません……欲しいです。

 ――隣の部屋には先輩がいるというのに、君はこんな時でも男のモノを欲しがるんだな。

 ――申し訳ございません……はしたないCAで……。

 そう告げた直後、彼の鋭い勃起がE子さんの体内を貫いてきた。欲望と倒錯、タブーな快楽が入り混じる不倫劇――待望の最終話。

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話第4話

蒼井凜花
記事一覧
官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
オフィシャルサイトYouTube

関連キーワード

エロコク 新着一覧


ハンズフリーで楽しめる…ローターの振動から逃れられない!
 本日紹介するのは、ニューヨーク在住の女性2人が立ち上げた「デイム」というブランド。女性のオーガズムについて研究とリサー...
桃子 2019-11-12 04:39 エロコク
いわゆるSMではダメ…精神的に屈服させられることに興奮する
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-05-24 18:05 エロコク
同棲編<2>男に求めては絶対NGなのに女が求めすぎる“〇〇力”
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
出版社OLが“人妻風俗”に転落した理由 美沙さんのケース#4
 職場の人たちからも、実家の家族からも距離を置いてしまった美沙さん。一人の給料で健斗と二人の生活費をまかない続けてきまし...
主婦レズビアンの告白#3…女同士の底なしのセックスとタブー
 夫とのセックスレスに悩むY子さん(35歳・薬剤師)は、観劇仲間で、宝塚男役のように麗しい友人・Dさん(37歳・独身・映...
蒼井凜花 2019-05-15 17:33 エロコク
温感&ターボ機能…優しさとワイルドさを併せ持った優秀電マ
 女性を気持ち良くするグッズとして、これまでバイブ、ローター、吸引系グッズを中心に紹介してきましたが、電マを忘れてはなり...
桃子 2019-10-08 15:56 エロコク
SEXはコミュニケーション…オナニーは自身の“快楽の追求”
 あなたは、どういった性の願望を抱いていて、ひそかに何をしたい/されたいと願っていますか。自分の性癖の形を知れば、もっと...
大泉りか 2019-05-11 06:00 エロコク
同棲編<1>男のアレを抜いてトリコにさせる第一歩
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
寿司を素手で食べる女性はモテる? 男を無意識に欲情させる
 これから書くことはあくまで私の経験による持論でしかありません。しかし、寿司を素手で食べる女性はモテる傾向にあります。つ...
先端の二股で耳もくすぐって…新たな快感に出合えるかも
 “くすぐったい”って、笑っちゃうような、それでいて性感の一歩手前のような、なんとも、じれったい感覚ですよね。「ファンフ...
桃子 2019-11-12 04:39 エロコク
マッチングアプリでお金目当ての男性を見抜く3つのポイント
 今や利用率は20代、30代の男女で約20%とも言われ、次第に一般的になりつつあるマッチングアプリ(出会い系サイト)。ア...
内藤みか 2019-05-06 06:00 エロコク
容姿やお金が足りなくても…M女を従わせるのは心根だと実感
 私が出逢い系で遭ってきた様々な体験談を語るこの連載。第2回目はSM系のチャットで知り合った男性と会った時の話です。
吸引系ラブグッズの衝撃 ドイツメーカーに聞いた開発のウラ
 “吸引系”ラブグッズーークリトリスを覆い、振動で刺激しながら吸い上げるラブグッズのことを、こう呼びます。これが世界中で...
桃子 2019-11-12 04:38 エロコク
<袋とじ>浮気しない男を見つけるために必要なひとつのこと
 わたしとひろし(非仮名w)の48歳差の激しすぎる恋――男は何歳まで男なのか、81歳との恋愛模様とはいかなるものか。ホッ...
現代と違う? 15年前の“パパ活”マンガを読み直してみました
 先日、15年前のちょっと過激な少女漫画『娼婦ハルミン物語』を読み直してみました。援助交際をする10代の女の子が主人公な...
内藤みか 2019-05-05 23:11 エロコク
無意識のモテ術! 着飾る“キレイすぎる女”がモテにくい理由
 皆さんは「無意識のモテ術」って知ってますか? これ、私が恋愛に困っている女性たちにレクチャーしている恋愛術のひとつなん...