噛めばジューシー! 失敗しない「焼きアスパラガス」のコツ

コクハク編集部
更新日:2023-06-07 06:00
投稿日:2023-06-07 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・新橋の「あやとり」の西野太一さんに、お味噌を添えた「焼きアスパラガス」のレシピを教えていただきました。

ジューシーで香ばしく仕上げるコツは?

 アスパラガスを焼くだけ、ではもちろんなくって、プロのコツがあります。

「網や魚を焼くグリルなどを使うと、案外、火入れが難しい。太いアスパラだと表面に焼き色がついても中は硬いままだったり、細いものだと火が入り過ぎてパサパサになってしまったり。アルミホイルで包んで蒸すのもいいですが、自宅ではより簡単に茹でちゃいましょう。

 さっとボイルしてから、グリルなどで焼き目をつける。フライパンでもいいです。こうするとジューシーで香ばしい焼きアスパラが失敗なく楽しめます」

 噛んだら、ドバッとアスパラのジュースが口に広がりました。ん? もろ味噌がピリリと辛くて、アスパラの甘味が際立ちます。

「青唐辛子を利かせたもろ味噌を使っています」

 市販のもろ味噌に、刻んだ青唐辛子を加えれば、自宅でも簡単にできますよ。

【材料】

・アスパラガス 2本
・もろ味噌 適量
・塩 1つまみ

【レシピ】

(1)アスパラの節をピーラーでそぎ、塩を入れたお湯で茹でる。茹で時間は太い方から入れて計30秒ほどでいい。

(2)茹でたアスパラを5センチ幅に切り、グリルなどで焼き目をつけたら、もろ味噌を添えて出来上がり。

本日のダンツマ達人…西野太一さん

▽西野太一(にしの・たいち)
 1992年、愛媛県生まれ。高校卒業後に松山市内の人気居酒屋で料理の道に入り、イタリアンやカフェ、鉄板焼き店などで腕を磨く。地元四国の食材に精通し、特に地野菜を使った料理を得意とする若き実力者だ。

▽あやとり
 2018年に松山市内に本店を構える人気和食屋の2号店として新橋にオープン。料理はお任せ(6000円)のみで、愛媛県をはじめとする四国の食材をふんだんに使った料理が自慢。中でも現地から直送される新鮮な地野菜と鹿児島県産の黒豚を使用した豚しゃぶは必食だ。日替わりメニューで提供するランチ(900円)も大人気。

東京都港区新橋2-15-13

(日刊ゲンダイ2020年8月26日付記事を再編集)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

関連キーワード

フード 新着一覧


甘さと苦味が一体に「レタスの湯引きオイスターソースがけ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・赤羽の名店「Nomka 」の五十嵐祐二さん...
ジューシーで香ばしい「鶏のイタリア風チャーシュー 」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・西麻布のイタリアン「オッジ・ダルマット 」...
「鳥と塩昆布のそうめん」味付けは塩昆布だけでシンプルに
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食店「かこい亭」の栫山賢一さんに、...
「豆腐ステーキのコンビーフのせ」黄身を崩す神聖な高揚感
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・大井町にあるテキーラバー「Gatito」の...
ザク切り簡単「ジャガイモ&ベーコン&キャベツのおやき」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
パンの端を使いルーをおろしてかける「カレーなるカナッペ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
ホワイトデーで彼におねだりしたい SNS映え絶品スイーツ5選
 飲食トレンドリサーチャー、スイーツコンシェルジュの山口えりこです。3.14ホワイトデーが近づいてきましたね。あなたの彼...
山口えりこ 2019-03-15 20:02 フード