クリスマスイブにぴったり! ラム酒を利かせた「生チョコ」

コクハク編集部
更新日:2022-12-23 06:00
投稿日:2022-12-23 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は京都・梅小路京都西の「西洋茶屋 山本」の山本智弘さんに、特別な日に作りたい「生チョコ」のレシピを教えていただきました。

しっかりめの赤ワインを用意して

 コロナに翻弄されたこの数年は、クリスマスも自宅で過ごす人が多いでしょうか。せっかくだから甘いものを……。そんなときにピッタリなのが生チョコです。

「ラム酒を利かせているので、お酒に負けない濃厚な味になります」

 ちょいとつまんで口に放り込めば、濃い甘さの奥からふわっとラムの芳醇な風味が立ち上ります。なるほど、しっかりめの赤ワインによく合います。ワインの味に引かれてもう一口……。

 たまには、そんな静かなクリスマスイブも悪くないですね。

【材料】

・製菓用チョコ(カカオ58%含有のもの) 232グラム
・生クリーム 177グラム
・水あめ 41グラム
・バター 34グラム
・ラム酒 30㏄
・ココアパウダー 適量

【レシピ】

(1)チョコをレンジで溶かす。

(2)生クリームと水あめを沸騰させて、チョコに少しずつ入れながら混ぜていく。

(3)2が40度以下になったら細かく切ったバターを入れて、混ぜ溶かす。

(4)3にラム酒を加えて混ぜる。

(5)型に入れて冷蔵庫に入れて固め、固まったらスプーンですくいココアパウダーをかける。

本日のダンツマ達人…山本智弘さん

▽山本智弘(やまもと・ともひろ)
 高校卒業後、製菓の道を志す。京都、神戸の名店で修業した後、「作りたてのスイーツをベストな状態で食べてもらいたい」との思いで、2018年に「西洋茶屋 山本」をオープン。

▽西洋茶屋 山本
 JR梅小路京都西駅すぐ。全国でも珍しいデザートコースの専門店でワインのマリアージュを楽しむことができる。

 京都府京都市下京区歓喜寺町19-1

(日刊ゲンダイ2020年12月25日付記事を再編集)

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