【2022年アツかった記事】吉野家待望の親子丼 不適切発言にマジ切れした40女の食ルポ

コクハク編集部
更新日:2023-01-03 06:00
投稿日:2023-01-03 06:00
(2022年4月に公開したものを一部変更し、再掲した記事となります)

 ※  ※  ※

親子丼をどうぞ

 はい、突然ですがここで親子丼をどうぞ。

 どうですか、鮮やかな玉子の黄色がおいしそうでしょう? ネギの緑も美しいでしょう?

 鶏肉と玉子で「親子丼」だなんてよく言ったもんですよ。見習いたい、そのセンス。

アレな発言がアレしたアノ店

 実はこちら、牛丼チェーン大手の吉野家が4月19日から発売を開始した新メニューなんです。って、記事タイトルを見ればわかりますね。すみません。

 なんでもこの親子丼、開発に10年かかった超大作なのだとか。本来ならば、発表会を開いたり、にこるんこと藤田ニコルさんを起用したテレビCMもあったというのに、なんとも寂しい門出になってしまいました。

 ほんま「生娘をシャブ漬け」普通出てこない例えやで。どういう性癖しとんねん。ええ大人の男が言うことちゃうぞ! えらい華々しい経歴やのに、何を勉強してきはったんですかねえ。ドン引きですわ。

 とはいえ、食べ物には罪はない! さっそく吉野家に足を運んだ次第です。生娘ちゃうけどな。ごめんやで(怒)。

改めて、親子丼です

 では改めて、吉野家の親子丼の説明をば。公式HPによると

とろりなめらかな玉子、ぷりっとした鶏肉、シャキっとした玉ねぎ、それぞれの食感を楽しめる吉野家特製たれをたっぷりと使った一品です。

 とのこと。

 確かに! 玉子がとろっとろなんですよ。頑張ってお箸で食べたけど、スプーンにすればよかった。

 玉子がね、輝いてんの。もう神々しいわ。

 甘しょっぱいたれの香りがまた、食欲をそそるんだな。

 鶏肉もがっつり! 存在感を発揮しています。

 この大きさですが、柔らかくてとってもジューシー。たれと肉汁が口いっぱいにあふれて、うーん至福♡

 そしてこのあめ色のタマネギよ。クタクタかと思いきや、ちゃんと食感を残しています。お見事! さらにお米もべちゃべちゃしておらず、最後までおいしくいただけました。

 アラフォー女でも並盛をペロっと完食。しかも22時頃食べたのに、翌朝の胃もたれゼロでした! これなら、飲みのシメにもいけるな……なんて思っちゃいましたよ。ダイエットは明日から!

 このクオリティで税込437円(並盛)っていうのはかなりお得! 10年間の開発の重みと、おいしさへの執念を感じました。もっと華々しくデビューしたかっただろうよ……。筆者でさえそう思うのに、開発さんや広報さんのお気持ちたるやいかばかりか。

 ほんま、口は災いの元やで。恐ろしいこっちゃ。

おわりに

 と思ったら、なんとTwitter上で「吉野家の親子丼が売り切れだった」という報告が多くあがっているとのこと。

 確かに、筆者が店内で食べている時もひっきりなしに「親子丼」の注文が入っていました。この騒動が、みんなの関心を集めたのかもしれません。興味がある方は、早めに食べることをおススメします!

(編集K)

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

フード 新着一覧


「蒸しナスの中華サルサ」ピリ辛な時短レシピをテキーラと!
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・大井町にあるテキーラバー「Gatito」の...
「おきつねチョリソー」油揚げにのせてトースターで焼くだけ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
豚の煮こごり「フロマージュドテット」で最高級のおもてなし
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
シャキシャキ食感の「ゴニラ」味付はごま油とコチュジャンで
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
ピリ辛の濃厚ソースに病みつき「生シラスのアラビアータ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
暑い日には「手づかみ棒棒鶏」 キュウリで挟む逆転の発想
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食店「かこい亭」の栫山賢一さんに、...
トースターで極上おつまみ「しいたけのブルーチーズ焼き」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・大井町にあるテキーラバー「Gatito」の...
も~止まらない!ポテチ定番のり塩味をおかずにアレンジ!?
 一口食べたらつい止まらなくなってしまうあのお菓子。そう、ポテトチップス! みなさんは何味が好きですか? 私たちもたまに...
ぐっち夫婦 2020-08-02 15:37 フード
お米を前菜として食べる 赤ワインに合う「ライスコロッケ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
これぞツマミ!ハイボールが飲みたくなる「ラー油きゅうり」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
「旨キャベツ炒め」新鮮なモツと赤ウインナーの懐かしい味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・お花茶屋にある居酒屋「東邦酒場」の遠藤泰典...
イタリアンおつまみ「ゴーヤのアンチョビマリネ ユッケ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・六本木ヒルズにあるイタリアン「オッジ・ダル...
2020-07-15 06:02 フード
20分で完成 うま味とコクたっぷり「鳥ひき肉と豆のカレー」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の和食店「かこい亭」の栫山賢一さんに、...
ひき肉とキャベツと混ぜて焼くだけ「紅ショウガハンバーグ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・大井町にあるテキーラバー「Gatito」の...
6時間待てばプロの味 「アユのコンフィ」は暇な土日の午後に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
発酵食品を組み合わせ キムチとチーズで「キムチーズサンド」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...