生身のペニスで円熟SEX…美熟女が気づいた本当の幸福 #5

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-01-27 06:00
投稿日:2023-01-27 06:00

これまでのあらすじ

 某ミセスコンテストのグランプリに輝いたM子さん(45歳ウォーキング講師/既婚・子供なし)。

 絶大な美しさを誇るエキゾチック美人の彼女は、知人の紹介で再婚し、幸せな毎日を送っていた。

 再婚の相手はK一郎さん(60歳大学教授)だ。

 知的で温厚、紳士的なことに加え、互いにバツイチという共通点もあり、出会いから3カ月で入籍というスピード婚に至った。

 ただ、2人は婚前交渉がないまま入籍した。むろん手を繋ぐだけで満たされてはいるが、やはり夫婦のベッドタイムは気になるところ。

 そんな折、とうとう「初夜」を迎えることになった。愛情のこもったキスや丹念なクンニリングスにM子さんはアクメを迎える。身も心も潤い、女性としての快楽に浸った。

愛した夫はまさかのED

 しかしここでK一郎さんのEDが発覚したのだ。

 しかも、ED治療薬を服用すると体調が悪くなるという。夫の健康を懸念したM子さんは、挿入にこだわらず「夫婦のベッドタイムを充実させよう」と誓う。

 また、アダルトグッズを使用することで2人のセックスは濃密になり、より夫婦の絆が深まっていった。

かつての恋人と思いがけない情事

 そんな矢先、思いがけない出来事がM子さんに降りかかる。

 元カレとの再会だ。

 大学時代のサークルの先輩Rさん(48歳商社マン/妻子アリ)と、実に二十年以上の月日を経て、サークルの食事会で会ったのだ。

 懐かしさから話が弾み、2人はRさんが泊る品川のホテルへ。夜景がきらめく洗練された空間でキスをしたのち、M子さんはベッドに押し倒された。

 耳と首筋にキスをされ、Rさんの大きな手が彼女の乳房を揉みしめた。

――ああっ……Rさんっ。

 夫とは違う強引だが情熱的な性技に、M子さんは欲情した。シャワーも浴びず服を脱ぎ、ベッドで抱き合うと、

――M子のここ、すごい濡れてる……。

 指が肉ビラを掻き分け、浅瀬をかき回してくる。やがて、Rさんは硬くそそり立つ勃起を内ももに押し当ててきた。

――硬い……すごく熱い……。

 かつて貫かれた肉棒に、M子さんはうっとりとなる。

夫とは味わえない鋭い勃起に…

 夫とでは決して味わえない鋭いほどの勃起。隆々と猛り立つオスの象徴が内ももや下腹に押し当てられている。

――握ってみて。

 彼に言われ、勃起に指を絡めた。

――ああ、すごいわ。逞(たくま)しい。

 ギュッと握ると、嬉しいほどの弾力が指腹を押し返し、夫とでは決して味わえない「オスの象徴」がそこにあった。

 やがて、M子さんの目を見つめながら、Rさんは腰を突き入れてきた。

 ズブ……ズブズブ……ッ!

 欲しくて欲しくてたまらなかったモノが、ゆっくりと貫いてきて――待望の最終話!

 前回までの話はコチラ→第1話第2話第3話第4話

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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