相手はレズビアンじゃない?オナニー通話後に男性の声が…#3

蒼井凜花 官能作家・コラムニスト
更新日:2023-03-04 12:25
投稿日:2023-02-17 06:00

囁くような声はかなり興奮していて

 囁くような、かすれ声が聞こえてきたんです。ハスキーな低音でした。

 ――リク、聞こえる?

 私は声を張りあげました。すると、またしても囁くような声で

 ――ハア……聞カセテ……ユイ……アソコノ音……ハアアァッ!

 彼女はかなり興奮しているようです。かすれ声に交じって、ニチャニチャという粘着音が聞こえてきます。

 ――ワタシ……ユイヲ思ッテ、指ヲ……アアッ!

 ――リク、私もよ……リクを思いながらオナニーしてるの。

彼女の横顔を思い浮かべながら絶頂

 私は一人暮らしといえども音漏れが気になったので、スピーカー通話にはせず、スマホをアソコに近づけました。

 右手の中指と薬指を抜き差しすると、ニチャッ、ヌチャッ……と淫らな音が響いて……リクも興奮していると思うと、ますます抜き差しが激しさを増して……。

 ――リク、聞こえる? 私、すごく濡れてるよ。

 私はスマホを女陰に接近させて、さらに膣肉を掻きこすりました。クリトリスは充血し、徐々にピンと伸ばした脚がぶるぶると震えてきたんです。

 いくどもいくどもGスポットを指腹で刺激し、粘着音を響かせました。

 ――ああっ……リクが聞いてると思うと、もうイッちゃいそう……ああぁあっ!

 叫びながら、私はいっそう指の速度をあげたんです。ギュッとつむった目の奥で、リクの美しい横顔がよぎって……。

 ――ああっ……リクッ……リクぅーーっ!

蒼井凜花
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官能作家・コラムニスト
CA、モデル、六本木のクラブママの経歴を持つ異色の官能作家。近著に「CA、モデル、六本木の高級クラブママを経た女流官能作家が教える、いつまでも魅力ある女性の秘密」(WAVE出版)、「女唇の伝言」(講談社文庫)。
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