夫の父親である「舅」をたぶらかし…意のままに操る鬼嫁たち

並木まき ライター・エディター
更新日:2019-06-29 06:00
投稿日:2019-06-29 06:00
 あざとい性分のお嫁さんには、夫の父親である“舅”をたぶらかし、世の夫や姑をモヤモヤさせている女性もいるようです。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、そんなアブナイ鬼嫁たちの実態に迫ります。

1:舅にこっそり電話をして姑の悪口を…

「うちの嫁は、もともと色気をムンムンに出すのが好きなタイプなのか、結婚当初から派手な化粧や服装で、まるでプロの接客のような甘ったるい態度をする女でした。

 そんな嫁に、お父さん(夫)はメロメロ。面白くないのは私だけで、息子もデレデレしていて、なんでも嫁の思い通りに進むような状態になっていました。

 まぁ、息子夫婦の仲が良ければ、私はそれでいいと思っていたので静観していたのですが、つい先日、嫁が夫に勝手に電話をして、私の悪口を散々吹き込んでいることが判明しました。

 夫から『××さん(嫁)に、もっと優しくしてやれ』って怒られたのですが、その内容はすべて“でっち上げ”。

 色気を振りまくだけでなく、私をライバル視して、お父さんにまで色目を使うなんて……と、ほとほと呆れています」(65歳女性/主婦)

  ◇  ◇  ◇

 義実家とは親しいに越したことはないけれど、まるで中学生の女子グループのように“でっち上げの悪口”をやられてしまえば、お姑さんの心情は穏やかではいられないでしょう……。

2:手伝いをしたくないからと舅をたぶらかし…

「嫁は、家事が苦手なタイプのようです。

 息子夫婦が帰省してきたときには、そんなに難しくない手伝いを嫁に頼むのですが、気づくと、お願いしたことは夫(舅)がやっていることが多く、驚きます。

 自分の夫である息子に頼むならまだわかるんですけど、なぜ義父である夫に?って思いますし、普段は家のことをしない夫が、嫁に言われるがままに鼻の下を伸ばしながら動いている姿を見るたびに、イラッとします。

 一度、頭にきて息子に相談してみたところ『オヤジとあの子は、普段からLINEしてて、めちゃ仲良し』って聞かされ、さらにビックリ。

 帰省時に、手伝いをせずに済むよう、日頃から夫を手なずけていたようです」(67歳女性/主婦)

  ◇  ◇  ◇

 帰省時の立ち回りを踏まえて、日ごろから舅を手なずけていたとは、なんともお見事。

 その事実を知ってしまったお姑さんとしては、心中穏やかではいられないでしょうが……。

3:買い物には必ず舅を同行させ…

「晩婚だった息子は、かなり年上のお嫁さんをもらいました。

 息子夫婦が幸せなら、それでいいと静観をしていたのですが、最近、その嫁がうちの夫にベタベタするので、あまり面白くありません。

 実は、嫁は息子より14歳年上。なので、夫から見ると、ちょうどいい歳の差の“年下女性”にもあたるっぽいんです。

 買い物に行くときには、必ず夫を同行させ、息子と私はお留守番。

 出かけた先で、服だの雑貨だのを夫に買わせて、ご満悦で帰ってきます。

 夫は私にはお金を使うタイプではないので、嫁にあそこまで散財するなんて、ふたりのときにいったい何をしているんだろう……って気が気ではありません」(66歳女性/主婦)

  ◇  ◇  ◇

 息子とベタベタするならまだしも、舅とベタベタな嫁の姿を見てしまえば、勘ぐってしまうのも姑の心理でしょう。

 夫の父親である“舅”を意のままに操るお嫁さんもいるようです。

 こんなお嫁さんがいたら、お姑さんの気は、ひとときも休まらないことでしょう。

並木まき
記事一覧
ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
Instagram公式HP

日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

ラブ 新着一覧


【不夜城WEST 後編】2軒目でレンタルルームに誘導される悲劇
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-10-11 06:00 ラブ
女遊びが激しい男ほど使いがちな「LINEの登録ネーム」3選
「私の彼、こっそりキャバクラに通ってる?」「私に隠れて、女遊びをしていたらどうしよう……」などと、パートナーに対して不安...
並木まき 2019-10-15 16:46 ラブ
性格、趣味、お金…恋人に求める第一条件は? SNSで聞いた
 このところずっと彼氏がいません、深志です。正直、みんな、どんな相手と付き合いたいと思っているのか本音が知りたいです! ...
深志美由紀 2019-10-11 06:00 ラブ
【不夜城WEST 前編】納涼船の街コンに浴衣で参加したら…
 もたもたしてる間に、幼なじみは結婚して子育てするなど教科書のような人生を歩み始めた――。アラサーに突入して焦燥感が高ま...
高輪らいあん 2019-10-10 21:54 ラブ
彼氏と別れたくない! 男性が突然別れを告げる原因を知ろう
 彼氏に予期せぬタイミングで別れを告げられたら、きっと多くの女性は混乱しちゃいますよね。特に、結婚を意識していたタイミン...
東城ゆず 2019-10-10 06:00 ラブ
浮気を許す=いい女じゃない!浮気の真実と4つの心構え
 大好きな彼に浮気をされてしまったら、あなたはどうしますか?「絶対許さない!」と思っていても、いざとなれば「好きだから許...
リタ・トーコ 2019-10-09 06:01 ラブ
打算的?それとも…切羽詰まった鬼嫁が“鬼の仮面”を外した日
「鬼嫁」として生きている妻でも、何かの拍子に、自ら“鬼嫁の仮面”を外す場合もあるようです。  魑魅魍魎(ちみもうりょう...
並木まき 2019-10-09 06:10 ラブ
ラブラブからの婚約破棄! 子供が欲しい男vs産みたくない女
「恋愛と結婚は別モノ」とはよく言われることですが、その理由は種々様々にあるようです。今回は、相性ピッタリでお似合いカップ...
田中絵音 2019-10-08 06:00 ラブ
男性に嫌われるダメ男の特徴は? 同性の厳しい視点に学ぼう
 女性が嫌う女は、学校のクラスに一人は存在するでしょう。そんな彼女を読み解いていくと「生理的に受け付けない」には理由がち...
東城ゆず 2019-10-08 06:01 ラブ
裏技伝授! モテたい女子におすすめの「オタサーの姫戦略」
「出会いの場に行っても、声をかけられない」「でも、自分から声をかけるのは恥ずかしいし、他の女性の目も気になる」「自分磨き...
伊藤早紀 2019-10-07 06:00 ラブ
夫が離婚調停でぶっ放した アンフェアすぎるドン引き発言3選
 モラハラ男との離婚は、協議が調わずに、調停にもつれこむパターンも少なくありません。さらには、調停の場で驚きのアンフェア...
並木まき 2019-10-07 07:03 ラブ
謎の騒音でマンションの住人から孤立…真由さんのケース#4
 夫のモラハラ行為に耐えかねての心療内科通いが、なぜか「奥さんの発作で旦那さんが苦労している」という事実無根の噂に変わり...
神田つばき 2020-01-11 06:55 ラブ
シングルマザーの再婚問題…なぜ児童虐待が後を絶たない?
 児童虐待事件が後を絶ちません。東京・目黒で虐待死した船戸結愛ちゃん(当時5)が生前、「もうおねがいゆるして、おねがいし...
山崎世美子 2019-11-14 19:24 ラブ
丸ピカ「ドルビーシネマ」で映画デート♡ 家とは違う体験を
 オトナの街、丸の内。秋といえば映画デート、オトナの映画デートといえば、丸の内ピカデリーです。そんな丸の内ピカデリーに1...
ミクニシオリ 2019-10-05 07:41 ラブ
30代の「バカップル」はイタイ…! その“あるある”な特徴4つ
 世間的に30代といえば、キャリアもそこそこあり、恋愛も一通り経験を済ませ、それなりに遊んだ世代と解釈されます。また、多...
東城ゆず 2019-10-05 06:31 ラブ
離婚後に「自己保身」に走る モラハラ元夫の卑怯な作り話3選
 モラハラ男と晴れて離婚が成立し「これで、自由で快適な生活が取り戻せた!」と喜んだのもつかの間、モラハラ元夫の卑怯な保身...
並木まき 2019-10-04 06:00 ラブ