“ワンコイン”とは幸福度レベチ! 超おすすめな神旨泡ワイン(カヴァ)

市野瀬瞳 フリーアナウンサー
更新日:2023-09-20 06:00
投稿日:2023-09-20 06:00

“ワンコインワイン”は嬉しいけれど…

 家飲みだって、やはり最初はシュワシュワっと特別感のある“泡”を飲みたいところですよね!

 試しにお値打ちすぎる1本を買って一口飲んでみたら、「あぁ~なんか残念……」とテンション下がる経験をした方、いませんか?(私もです・笑)

 たとえば、有名酒販店の“ワンコインスパークリング”。500円(税込みだと550円)で買えるお得感はとーっても嬉しいのですが、“安かろう悪かろう”では、せっかく幸せな気分になるハズのワインタイムがもったいない!

 だったらもう少し予算をあげて(とは言っても、1500円以下です!)、本当においしいと身体が喜ぶワインを飲みませんか?

 今回は、お店に行かずともネットでポチっと購入できる、最強においしい“神旨”デイリーワインをご紹介します♪

「CAVA(カヴァ)」ってなあに?

 前出のワンコインスパークリングのラインナップを見ていても、大量生産できるワインが揃っています。中でも人気なのは、スペインで造られるスパークリングワイン「CAVA(カヴァ)」。

 皆さんもワインショップなどで「CAVA」と記されたエチケット(ラベル)を見かけると思います。CAVAは、発泡性ワインの製法のひとつで、「瓶内ニ次発酵」(シャンパーニュもこの製法)と呼ばれる伝統的製法で造られるスパークリングワインの、スペインでの名称です。ちなみにカタルーニャ語の「洞窟」を意味しているんですよ♪

 カヴァの生産量95%はカタルーニャ州が占めていて、熟成期間ひとつとっても、9カ月~36カ月とさまざま。幅広いわけですが、カヴァはカヴァでも、香り、味わい、泡のテクスチャーまで全てが「勝っている1本」を推したい!

カヴァ専用醸造所生まれの“神旨”ワイン!

 というわけで、カヴァ専用の醸造所で造られる『MAS DE MONISTROL CAVA SELECCION ESPECIAL BRUT(マス デ モニストロル カヴァ セレクション エスペシャル ブルット)』です。税込1408円。

 この生産者の特筆すべきは、使用するブドウすべてを契約農家から買うべく、長期間に渡って契約を結んでいること。その農家数はざっと300!

 ワイン造りにおいて、各栽培農家のブドウ品質を高く維持するのは決してたやすいことではありません。それを安定感をもってコントロールできているのが、マス デ モニストロルの強みなんです。

レモンイエローのシュワシュワ

“泡の奇才”が生み出すカヴァは、シャンパーニュを思わせるような華麗な存在感。グラスに注ぐと、シュワシュワと溌剌な音を立てながらレモンイエローに輝きます♡

 グレープフルーツやリンゴなどフレッシュな柑橘系の爽やかな香りのほか、瓶内二次発酵から生まれる酵母由来の香ばしく穏やかなトースト香。マカベオ、チャレッロ、パレリャーダというブドウ3品種のブレンドにより、フルーティな酸味と豊かな果実味、花のようなフレーバーの余韻が、きめ細かい泡立ちとともに心地よく続きます。

市野瀬瞳
記事一覧
フリーアナウンサー
1984年12月25日新潟県生まれ。横浜国立大学在学中、女子大生リポーターとしてテレビデビュー。大学卒業後、NST新潟総合テレビの局アナになり、2012年に中京テレビに移籍。2020年にフリーアナウンサーになる。ラジオのレギュラー出演をはじめ、2021年には日本テレビ「踊る!さんま御殿!」に出演し話題となった。

2021年10月にJ.S.A.認定ワインエキスパートの資格を取得。2022年7月にはワイン国際資格であるWSET(Wine & Spirit Education Trust)Level 3に合格。2021年11月、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定の「唎酒師」、2022年10月、ドイツワインケナー、日本酒と焼酎の知識に特化した「J.S.A.認定SAKE DIPLOMA」、2023年1月に「NAPA VALLEY WINE EXPERT」、2023年2月「J.S.A.ワイン検定認定講師」、2023年4月「日本ワインアドバイザー」を取得。

現在、東海ラジオ「Saturday Flavor」、MBSラジオ「クリス松村のザ・ヒットスタジオ」のレギュラー、テレビCM「みどり法務事務所」に出演中。

XInstagramYouTubeオフィシャルブログ事務所HP

関連キーワード

フード 新着一覧


野菜たっぷりの万能ソース「エビのカナッペゴイスアルギ風」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・神田のビストロ「関山米穀店」のオーナーシェ...
伝説の店の人気定番メニュー「生ハムとイチジクの白和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座のバー「ロックフィッシュ」店主・間口一...
赤と緑が目にも鮮やか 「トマトパクチー」で残暑を乗り切る
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・白銀高輪の中華料理店「蓮香」の小山内耕也さ...
「ピリ辛薬味とうふ」食材もお皿もキンキンに冷やしてどうぞ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・谷中の焼肉店「焼肉 炭聖」の許聖周さんに、...
アボカドのポケットにぽとーん♪ アボたま和風カルボうどん
 和洋中さまざまなレシピを紹介しているインスタグラムのフォロワー数はざっと17万8000。かくして各種メディアの記事執筆...
ぐっち夫婦 2019-09-18 15:18 フード
簡単“SNS映え”メニュー「イワシ缶のチーズ焼き~南仏風~」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・水天宮のワイン酒場「富士屋本店 日本橋浜町...
素揚げしたナスをたっぷり薬味と一緒に「ナスのタタキ」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の土佐料理店「トサ ダイニング おきゃ...
まろやかな甘さが日本酒に合う「ニラとオクラの梅肉和え」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・銀座の割烹「銀座魚勝」の柳橋克彦さんに、暑...
キュウリをおしゃれに「キュウリとゴルゴンゾーラの前菜」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・渋谷のイタリアン「メリプリンチペッサ 渋谷...
安価な食材が大変身「牡蠣もどき」で手軽に楽しむ磯の風味
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は広島市・鷹野橋駅の鉄板料理店「こぱん亭」の鬼頭典...
めんつゆでチョー簡単&時短!アボカドと鶏ささみのナムル
 共働き料理家のぐっち夫婦がコクハクに初登場! 美味しくて簡単なレシピは必見ですよ! 記念すべき第1回目は、女性に人気の...
ぐっち夫婦 2019-09-18 15:16 フード
「水しゃぶ豚キムチ」お手軽低温調理でしっとりとした食感に
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の...
おもてなしにもピッタリ「牛赤身ロティ~アボカドソース~」
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・荻窪のフレンチ「Petit」の千葉良太さん...
「牡蠣の玉味噌焼き」フタ代わりに牡蠣のうま味を閉じ込める
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は北海道・札幌の居酒屋「さかなとお酒 うぉんたな」...
「ポルポ・エ・セーダノ」独特なタコの歯ごたえの秘密は?
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・門前仲町のイタリアン「トラットリア ブカ・...
「塩フレンチトースト」ワインに合うオトナ味のパンペルデュ
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・池之端の創作ビストロ「Cise」の宮武郁弥...