公開ダイエット1週目…どれだけ痩せた? 体の変化も解説!

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-08 11:28
投稿日:2019-07-04 06:00

 多くの恋愛コラムを執筆していると、ふと「こんな私が恋愛コラムを書いていいの?」と思う時があります。多くの恋愛経験を積んで離婚も20代前半にし、再婚に至ったのが24歳の春。

 現在25歳の私は、これまで一通りの恋愛はしてきたと思います。でも、恋愛コラムを書いていて「これでいいのか?」という感じは払拭できないんです。

 それは私がここ半年間で激太りし、容姿が見事に崩れてしまったから……。

 自分でこうツッコミを入れたくなります。「いや、あなたに言われても説得力ないだろう」って。こんな現状、良くないに決まっている!

 ようやく重い腰(体?)を上げ、ライターという職業を生かして「公開ダイエット」を始めた私。主婦をして年子の兄弟を育てつつ、仕事にも支障がないように「−10kg」を達成したいと考えています。これは、そんな私、“東城ゆず”のリアルなダイエット記録です。

「なぜ太ったのか」と向き合った1週間

 私はよく食べます。一緒にレストランに行った男性から必ず言われるひと言が、「まだ食べられるの?」。でも、そんな私を「可愛い」とか「美味しそうに食べるから、見ていて楽しい」と言ってくれる男性が多かったのも事実。大食いアイドルが流行ったのも関係しているのかな?

 私を微笑ましく思ってくれていたのは、紛れもなくギャップのたまもの。私がよく食べるのに痩せていたからでしょう。独身の頃、女友達は「そんなに食べるの?」と、よく私に聞いてきました。「何か運動しているの?」とも。それも、私が痩せていたからなのでしょう。

 ところが、今や私の食べる量に驚く人は誰もいません。それは誰もが納得するほど太っているから(笑)。説得力がありすぎるのだと思います。“身をもって証明する”とは、このことです。

 そうしてこの1週間、ダイエットに再度向き合うことになりました。これまでも人生の中で何度か、人知れずダイエットをしてきました。体重変動が激しい私。ただ……半年で15kg増は当たり前ですが初めてです(笑)。

 ダイエットの厳しい現実と太ってしまった後悔。そこで、激太りした理由を自分の中で見つけることにしたのです。

私が太ってしまった2つの理由

 まず、一つ目の理由は「介護士をやめたこと」が大きいと思います。フリーライターとして独立したため、私の生活スタイルは大きく変わりました。介護士だった当時は、子育てをしながら夜勤をしていたので、エクササイズをせずとも自然と運動になっていたのでしょう。

 誰もが想像できることですが、介護士は常に動き回る仕事です。夜勤は長い時では残業を含めて18時間ほどにもおよびますが、その間の多くを寝ずに歩いていることになります。移乗させるために人を抱えることもありました。これも二の腕や足のエクササイズになっていたのでしょうね。

 二つ目の理由は、ここ数年の“ストレス”と“環境の変化”だったような気がします。

 ホテルの受付で働いたことがあります。誰もが知っている会社で、マイクパフォーマーとして働いた経験も。人目に晒され、周囲には美意識が高い人がいっぱいいました。だからこそ、「脳で食べる」ことを意識していたのです。

 それが、離婚やプライベートが慌ただしく過ぎる中で、次第に「今日くらい、いっか!」と息抜きで食べる日が増えました。食べるということは、一瞬で人を幸せにします。シングルマザー時代は、幼い子供を夜に置いて、一人で息抜きに出ることもできません。食べるということは、何よりも手軽なストレス発散法でした。

「飲みには行けなくても、お昼にランチの焼肉くらい食べてもいいよね」とか「私はこんなに頑張ってるもん」と食べてしまう。食べることをしないと、自分が頑張れない時もあったと思います。

 女性は、結婚すれば幸せもあるけど、さまざまなトラブルやストレスがありますよね。でも、ちゃんと体重をキープする人もいるので、私が甘かったのかな。とにかく自分への甘さを反省した1週間でした。

ちょっとした食事制限で野菜の美味しさに気づく

 今回のダイエット法には、「18時以降の食事を禁止(夜の食事はカロリーが余分になりがち)」と「お腹が空くまで食べない(無駄な食事を抜くため)」があり、私的に一番苦しかった「炭水化物や脂質の摂取量見直し」がありました。

 当たり前ですが、食べなければ自然と人は痩せていきます。私は特に食べ過ぎで太っているので、今回のダイエットでは食事制限は必須です。 

 もともとラーメンが好きで、焼肉が大好き。外食を一切しない生活は辛いものがありました。

 食事制限のため、カロリーを一通り見てみます。すると、味が濃いものは総じてカロリーが高いのが分かりました。食物繊維が不足するとお通じに良くないので、極限までお腹が空いた時にサラダや溶き卵(タンパク質)の味噌汁を食べていました。

 夕飯の一汁三菜を昼間に仕上げ、それを一日かけて小分けに食べるイメージです。そうすれば食事バランスは崩れないと思ったのです。結果的にお通じは改善され、コンディションも良くなりました。これまでラーメンなどの塩分を過剰に摂取していたので、薄味にしたおかげで“むくみ”も改善した気がします。

 18時以降は食事禁止にしたけれど、家族の団らんは壊したくないので食卓につきます。どうしても食べたい時はサラダのみを食べて、味噌汁を飲んでいました。味噌汁はベースの味が濃いので満足できます。出汁がきいているから、たくさん食べた後のような満足感も。最初に汁をすすることで満腹感が上がりました。

「炭水化物を一気にやめるのは良くない」と筋肉マニアな友人男性が2名ほど、連絡をくれて教えてくれました(笑)。炭水化物は体のことも考えて最低限とることに。今までお茶碗2杯は食べていたご飯を量って「70g」や、暑い日は体力も奪われるので、介護施設で標準的な白米の量「150g」にして食べました。

 梅干しは酸っぱいので、すごく味覚が刺激されます。それに塩分も適度に取れるのでよく食べました。大好きな海苔の佃煮もご飯がなければ自然にストップ。ご飯を量ることで、「ちょっと少ないかな」と追加でよそうこともなかったです。何事も明確な数字は大事ですね。

仕事中のお菓子代わりと足りない運動は

 フリーライターの仕事をしていると、自宅ということで他人の目がありません。私の場合は、仕事中もパソコンの横のスナック菓子に手が伸びがち。それをキュウリで代用しました。

 噛み応えがあるので、満足感がすごかったです。スライサーでスライスしたきゅうりとツナと梅肉を、マヨネーズと少量の塩で和えたもの。作り置きして、お腹が空いた時にお菓子の代用に食べました。お腹にたまり、梅肉がアクセントになり、自然に間食が減りましたよ。

 近所の人がトウモロコシをくれたりしたので、焼いて醤油をつけて食べました。薄味で慣れたせいか、バターをつけなくても「とうもろこしって、こんなに美味しいの?」と感動したのを覚えています。

運動もちょっとずつ取り入れた

 運動については時間の確保ができなくて、挫折するのが嫌だったので「10分ストレッチと自宅でできる10分筋トレを取り入れる」くらいにしました。朝早く起きた日に体操をしてから、愛犬と散歩に出かけて、目が覚めたところで腹筋や腕立て伏せをしていました。

 腹筋のやり方は、足を宙に浮かせて「あいうえお」と書くことを3回1セット。意外とプルプルして辛いんですよ。上半身は寝たままできるので、ベッドに横になりながらやることもできてオススメです。

妥当? 肝心の体重は「1.3kg」減!

 実はダイエットを開始して2日後には「−2kg」を達成したんです。これはきっと、最初の2日間に「ラーメンが食べられない」のと「太った自分と向き合う」ことで大ショックを受けたから。何もかも食べちゃいけないような気がして、ほぼ絶食でした。

 サラダ中心の生活にして、水分も体重を気にせず飲むようになって、このくらいの減量です。コンディションはすごく良くて、朝の目覚めも快適。さらに肌も綺麗になりました。

 いつも午前中にドリップコーヒーを飲みに行く喫茶店の店員さんに「雰囲気、変わりましたか?」と言われたので、食生活の改善は大きいのでしょうね。

このダイエット方法での総仕上げな1週間!

 ここからの1週間は、以下のダイエット方法の総仕上げとなります。

・炭水化物や脂質の摂取量を見直す
・10分ストレッチと自宅でできる10分筋トレを取り入れる
・お腹が空くまで食べない(無駄な食事を抜くため)
・18時以降の食事を禁止(夜の食事はカロリーが余分になりがち)

 ベースの食生活を見直して苦痛を感じなくなったら、今後に生きてくると思うので、さらに頑張りたいと思います。

 次のダイエット方法も、何かいいものを探したいしワクワクしています。ダイエットが辛くてノイローゼということもないので、今のところは順調ではないでしょうか。

 落とした体重から、さらに来週いい報告ができるように努力していきます! この夏を楽しく過ごすために頑張るライター主婦の実録ダイエット。

 次回は、「公開ダイエット半月! 体重からみる振り返りと次の目標は?」です!体重公開もお楽しみに!

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


「レチノール」って大丈夫? シミ・シワに“ほどほどケア”で取り入れたい
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
今すぐお腹の肉を隠したい! “部分ぽっちゃり”を撃破する6大アイテム
 若い頃にほっそりしていた人も、食生活をまったく変えていない人も、なぜか40代になるとだんだん代謝が落ちてふっくらしてく...
無自覚のスメハラは不本意…「香水つけすぎた?」判断法と匂いの落とし方
 いい香りを身にまとえる「香水」は、年代問わず多くの人が使っていますよね。でも、時には香水をつけすぎたことに自分で気がつ...
アラフォーこそ挑戦!ピンクとツヤ感“命”の「純欲メイク」やり方&コツ
 SNSで話題の「純欲メイク」。若い人にしかできないと諦めていませんか? 実は、純欲メイクは40代女性の魅力を最大限に引...
好きでも似合わない色ってありますよね…上手に取り入れる2STEPの方法
 ファッションを楽しむ上で知っておきたいのが「自分に似合う色」。とはいえ、好きだけど周囲の人には「似合わない色」と言われ...
不器用な人こそ試して!「ヘアアレンジが苦手」でも“おしゃれ髪”は叶う
 おしゃれな女性を見ていると、ファッションだけでなくヘアスタイルもセンスよくアレンジしている人が多いですよね! でも、ヘ...
冷えとの戦いは夏も続く! 30代からの「つらい下痢」改善対策ガイド
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
Over30歳向け・アイシャドウの掟…パウダーとクリームのどう使い分ける
 美しいアイメイクを完成させる手順は、アイシャドウの選び方から始まります。  アイシャドウにはさまざまなテクスチャ...
年1アプデの「セルフネイルとフェイスパウダー」はご褒美ブランドで!
 ネイルリムーバーとネイルポリッシュ、フェイスパウダーを年に1回のペースで最新アイテムに買い替えています。  長年...
見るだけでもツボ!? 平成vs令和「ギャルメイク」を再現→比較してみた
 ギャルアイメイクは、ガッツリとアイラインを引き、涙袋をくっきりと目立たせたうえに、まつげも盛りまくってぱっちりとした大...
サラダチキンそのままは飽きた…ダイエッター向きレシピ&代用食材3つ
 高タンパクで低カロリーな食材としてダイエッターに人気なのが「サラダチキン」ですよね! コンビニで簡単に手に入るだけでな...
「夏老け」って嫌な響きだな…40代を悩ませる5つの原因と対策を解説
 40代になってから「夏が過ぎると、一気に老けた気がする」と感じている人はいませんか。ジリジリと紫外線が肌を焦がす夏は、...
出た、ショッカーママ!紫外線対策やりすぎは女性として何かを失うかも
 暑い夏。女性の大敵といえば「紫外線」ですよね。40代を超えたら、しっかり紫外線対策をしたいところですが、たまに街中で見...
スプーンを活用!?「夏も崩れないアイメイク」を叶えるマル秘テク5つ
 夏は特に、アイメイクがうまくいかないと悩む声が聞こえてきます。粉末のアイシャドウが肌に密着してくれずに粉飛びしてしまっ...
性交痛の記憶がちらつく…セカンドバージンは“3つの戦法”で乗り越える!
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
また黒ずんでる!夏に毛穴が目立つ理由&引き締めるために有効なケア4つ
 夏の肌悩みの代表格といえば、毛穴の目立ち。夏になると一段と毛穴が開いたり黒ずんだりするので、「なんとか毛穴を引き締めて...