年齢を言いたがらないアラフォー女性 “私は若く見える”が招く婚活トラブル

植草美幸 恋愛・婚活アドバイザー
更新日:2024-06-07 06:00
投稿日:2024-06-07 06:00

 結婚相談所では生年月日はプロフィール上に掲載されていますが、相談所外での恋愛相談を聞いていると、「年齢」を巡って揉めるケースがあるようです。

 仮に年齢をごまかしている場合は、干支、漫画、音楽、ドラマなどは話したがらない傾向にあるはずです。

年齢を隠し続けた41歳女性

 以前、マリーミーで婚活をしながら、お見合い以外で出会った方との恋愛を進めたいと外部交際のサポートを依頼された41歳の女性がいました。

 男性は5歳下の36歳。高収入でライバルが多そうなタイプだったので、女性は交際をしながら、頑なに年齢を隠していました。

 デートの回数が増え、「結婚したら子供が欲しいね」などと子作りの話題があがるたび、余計に年齢が言えなくなったそうです。

「私は若く見えるから」

 話を聞いた私は「一日でも早く年齢を伝えるべき」とアドバイスしましたが、その女性は「私は若く見えるので」と拒んでいました。

 そしてプロポーズがいつあってもおかしくない段階になり、相手の結婚ボルテージ上がってきたタイミングで「私5歳上だよ」とポロッと話したそうです。

 結果的には“OK”でしたが、「騙された」と捉えられ破局する場合は少なくありません。やはり、年齢を言うのを後回しにするのはよくありません。

植草美幸
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恋愛・婚活アドバイザー
1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。
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