Overアラサーが20歳代の年下男性に愛される理由…彼らにとって「収入」は二の次だった

内藤みか 作家
更新日:2025-02-20 06:00
投稿日:2025-02-20 06:00

「恋のスイッチ」が入るのは「趣味」とは限らない

 先日、20代の男性に「僕と付き合ってください」と告白された40代のA子さんも、いつも穏やかで、温かい微笑みを絶やさない、包容力のある女性です。

 同じ趣味サークルに所属していたのですが、次第に彼がすぐ隣にいることが多くなっていったそうで、彼のほうから接近してきたといいます。

 普段のA子さんは、バリバリ働いているわけでもありません。でも料理が趣味で、かなり手の込んだものも作ります。彼も料理が趣味だったので話が合ったわけですが、彼の恋愛スイッチが入ったポイントはそこではありませんでした。

ずっと一緒にいたいと思わせる

 交際が始まってからも、彼はA子さんに何か求めるわけではありませんでした。2人でただ黙って部屋で過ごすことも多く、A子さんは当初、「つまらないのかな?」と感じていたそうです。

 しかし彼は、この心地よさを貴重なものだと感じていたそうです。以前年下の女性と交際した時は、絶えずあれこれ話しかけられて疲れてしまったのだとか。

 A子さんは無理に話題を探して話しかけるようなタイプではありません。彼が何も言ってこない時は、ソファで静かに本を読んだり、または料理を作っていたりと、自分なりに過ごしていました。彼はそういうA子さんだからこそ好きになったのです。

 結婚するとなると何十年も一緒にいるわけですから、話すテンポやタイミングが合うかは大切なポイントです。そして、それぞれが自立した生活を送りたいと望む年下男性が増えているため、あまり寄りかかってこない自立した大人の女性が望まれているのです。この需要はまだまだ続きそうです。

内藤みか
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作家
著書80冊以上。大学時代に作家デビューし、一貫して年下男性との恋愛小説を書き綴る。ケータイ小説でも話題に。近年は電子媒体を中心に活動。著書に「あなたに抱かれたいだけなのに」など。イケメン評論家として、ホストや出張ホストなどにも詳しい。
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