浮気した男はまた浮気する説について “浮体男”の対処法は?

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2019-11-14 19:23
投稿日:2019-08-31 06:00

浮体男の行動を改めさせるヒント

 そこで浮体男性の行動を改めさせるためのヒントです。

 こういうタイプには、本気で離婚を考えることを伝え、かなりきついお灸をすえること。スマホのGPSで行動を監視する、と告げることをお薦めします。それを伝えるには、浮体を見つけたときが一番です。そういうときでないと、男性がGPS監視を認めませんから。

 浮体がバレた当初は、男性の罪悪感が強い。バレていなくても、女性がカマをかけたりして、男性が「バレるかも」と思ったときは、自制心が働くので効果絶大。GPSを受け入れた上で、「ゴメン。もうしない」と反省の言葉を口にするでしょう。

 しかし、すべてのことに人は慣れます。パートナーへの罪悪感は、次第に薄れていきます。そうすると、GPSに怖さを感じていた男性も、次善の策を考えるようになるのです。浮体を繰り返す男性と、そうでない男性の違いは「浮体をすることが悪いと思っていない」という点に尽きます。

 私の常連サンの言葉が象徴的でしょう。同い年の夫と結婚して15年になる42歳。この女性も夫の“浮体クセ”になやんでいました。

「GPSでチェックしていたので安心していましたが、先日、主人が仕事帰り飲みに行ったら、『会社にスマホを忘れて困ったよ』と言いながら帰ってきたんです。メチャクチャ怪しくないですか?」

本気になってしまうことも…

 浮体を繰り返す男性は、チャンスを見つけるとまたしでかします。監視をくぐり抜ける知恵を働かせるのです。GPS監視を振り切るのは、ミエミエの行動ですが、男性がそこまで踏み込むのはそれなりのコトがある証拠。

 つまり、浮体を繰り返すうちに、あるとき気持ちが入る女性に巡り合うことがあります。つまり、身も心も入れ込む本気のケースです。

 次回、もう一歩進んで、本気の浮気の対応を考えてみたいと思います。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

関連キーワード

ラブ 新着一覧


北陸地方男性は結婚向き!? 恋愛観や好相性の女性のタイプ
 シリーズ「地域で違う!男女の恋愛観まるっと調査!」、今回は北陸地方の男性をご紹介します! 北陸地方は、新潟、富山、石川...
私だけなぜ? 結婚できない女性の特徴7つ&叶えるための方法
 ある程度年を重ねると、結婚を意識する女性が増えてきます。特に現在、彼氏がいないと、周りの結婚ラッシュに慌てたり、将来に...
恋バナ調査隊 2020-07-21 06:00 ラブ
夫は苦悩の日々…“話をすり替えるのが得意”な鬼嫁たちの生態
 鬼嫁の中には、話をすり替えるのが大得意な人も少なくないのだそう。どんな話題も、自分の都合のいいように変えてしまうため、...
並木まき 2020-07-20 06:00 ラブ
気配りだけじゃダメ “真面目女子”に男性がときめかないワケ
 私はズボラでだらしない系の女子なのですが、そんなダメ人間をやっていますと、周りにはしっかりとした「真面目女子」がいるこ...
若林杏樹 2020-07-20 06:00 ラブ
なかなか会えない彼と…楽しくLINEを続ける5つのテクニック
 新型コロナウイルスの感染者数が再び増えています。第二波に備えて、一人ひとりの予防意識が問われていますね。こんな状況では...
ミクニシオリ 2020-07-19 06:00 ラブ
夫から三行半…メロンパンがとどめで離婚された美人妻の事例
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。昨今は男性から離婚を言い渡されるケースも珍しくなくなりました。生涯を共にする...
山崎世美子 2020-07-18 06:00 ラブ
どういうつもり? 恋人に2年間も結婚を先延ばしされている女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-07-18 07:49 ラブ
2年間にわたって結婚への踏ん切りがつかない男が抱える不安
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-07-18 06:00 ラブ
優しかった夫が突然別人に!?パートナーが豹変する理由
 結婚や出産といった環境の変化をきっかけに夫がモラハラに豹変した――そんな話をよく耳にします。長い結婚生活を送るとなると...
七味さや 2020-07-17 06:00 ラブ
告白なしで付き合う5つの男性心理&遊びかどうかの見極め方
 大人になると、人間関係が複雑になってきます。恋愛においても、微妙な関係、グレーな関係になることもあるでしょう。「これっ...
恋バナ調査隊 2020-07-17 06:00 ラブ
コロナ禍で失われたイケメンとの濃厚接触について考える
 新型コロナウイルス拡大防止のためにソーシャルディスタンスが取られるようになってから、もう3ヶ月以上が経ちます。緊急事態...
内藤みか 2020-07-16 06:00 ラブ
LINEで告白♡ 成功させるポイント5つ&気を付けたい注意点
 せっかく告白をするなら、誰だって「OK」をもらいたいものでしょう。告白に成功するためには、どんな伝え方をするかも重要。...
恋バナ調査隊 2020-07-15 06:00 ラブ
アラサーだけど…「結婚できない女」のあるあるな考え方3つ
 コロナによる経済不安や自粛による寂しさから、恋愛や結婚に関心の高まっている人も増えているのではないでしょうか。しかし、...
ミクニシオリ 2020-07-15 06:00 ラブ
30代シングルファザーがコロナ再婚に踏み切ったワケとは?
 日本の生涯未婚率が上昇傾向にある一方で、「3組に1組が離婚している」と言われる昨今。新型コロナウィルスによる自粛期間に...
田中絵音 2020-07-14 06:00 ラブ
浮気されやすい女性の10の特徴!男性の思考を知って対策を
「彼氏を大事にしているはずなのに、なぜか浮気されやすい……」そんなお悩みはありませんか? 今回は、そんな女性に共通する特...
リタ・トーコ 2020-07-14 06:00 ラブ
モテる女性はやっている!「モテ仕草」の計算された共通点
 職場でもパーティーでも気になるカレに対しても、男性から魅力的に見られたいですよね。「この人、なんか素敵かも」と思わせる...
若林杏樹 2020-07-13 06:00 ラブ