少量のご飯がより美味しく!満腹になる断食ダイエットの魅力

東城ゆず ライター・エディター
更新日:2019-10-08 11:39
投稿日:2019-08-30 06:00

 子供を産んだり、日々の家事や仕事に翻弄された結果、独身時代のベスト体重から30kgの増量をしてしまいました。しかし、脅すわけではありませんが、これは誰にでも起こることです。

 女性は結婚してから自分にかける時間が減ります。家事に慌ただしい毎日ですし、子育てをしていたら、とても自分になんて構ってられません。趣味のヨガやジム通いだって、諦めなくちゃいけないこともある。どうしても自分だけを気にかけられないのが、結婚した女性なのではないでしょうか。

 ダイエットをして分かったのは、太るのはすごく簡単ということ。カロリーが高いものは、美味しいんです。一方、減らすのはすごく辛い。

 日頃の育児や家事に仕事。忙しいストレスを発散する方法、それが私は食べることでした。これは主婦でフリーライターをしつつ、二人の子供を育てる“東城ゆず”のリアルなダイエット記録です。

食べる楽しみを取られると辛いのが主婦業

 結婚した女性は夫から「なんで昔は綺麗だったのに、そんなに太ったんだ」と指摘を受けることが多いようですね。周囲の既婚女性も「好きで太ったわけじゃない。ムカつく!」と愚痴をこぼしています。私も夫から「2年前くらいまで、もっと可愛かったのに」と切り出され、「お願いだから痩せてほしい。お願いします!」と懇願されるようになってしまいました(苦笑)。

 こうしたエピソードを聞けば、女性は結婚してから太る確率が高いことがわかります。私の母も結婚してから太ったらしいですし、知り合いの50代女性も「子供を産むと、ボディーラインが変わるよね」と話していました。

 そこで、自分なりに分析してみたのですが、主婦は「食べる」を取られると辛いんですよね。子供がいれば自分勝手に家をあけることは出来ません。夫の勤務地や勤務時間にもよりますが、夫にコンスタントに子供をみてもらって、自分だけの時間をダイエットに当てるということは、まだ日本では現実的ではない気がします。

 19歳で出産した私ですが、育児は本当に疲れてしまいます。一日中、自分より大事で小さなその命を守るのに、精神的に緊張している状態です。それに付き合うとなると体力的にも厳しい。主婦をする前まで、結婚したことを理由に太り続ける女性に対して、「家でも運動すればいいのに」と思っていたけれど、子供が寝付いた頃は、自分も自然に寝ている状態です。

 家で子供が起きていてもできて、日常生活に支障がない。コストもあまりかからずに、隙間時間で一瞬で幸せになれるもの。それって、食べることだと思うんです。

 独身時代はいろいろな化粧品を試したり服を買ったり、そうやって自分のプロポーションをキープしてきたけれど、経済的に無限に服を買うわけにもいかないし、買い物に行ける時間も限られています。だんだん服装が適当になってくる。

 いざ服を買っても、すぐに子供に汚されたり、ワンピースを着て公園となると子供と遊びにくい。やっぱり、自分の好きなファッションがまかり通らない。そうすると、自分の体型にも興味がなくなってきたのが私の場合です。

 炭水化物を制限したから、大好きなラーメンにも制約がかかる。ダイエット中だし、お菓子もつまむわけにはいかない。「食べる」を奪われてしまうと、全ての楽しみが取られた気分になります。では、少量のご飯量で、毎日が劇的に幸せになる食事法は何があるんだろうと、探してみることにしたのでした。その結果、「断食ダイエット」という方法を知ったのです。

東城ゆず
記事一覧
ライター・エディター
1994年生まれ。11歳の頃からブログを運営。ライターやエディターとして、女性誌メディアや地元新聞のコラム枠まで幅広く活躍中。恋愛やママ友問題、介護士であった経験からリアルな介護問題まで幅広い知見がある。年子兄弟を連れ離婚の経験があり、現在は再婚に至る。

関連キーワード

ビューティー 新着一覧


K-POPスターがお手本! 白肌をより引き立てる口紅の選び方
 TwiceやBLACK PINKなど、中高生から大人気のK-POPアイドル。彼女たちに共通するのは、ホクロやシミそばか...
やるとやらないでは大違い…時短美容的なオイル美容の3原則
 秋冬シーズンは、乾燥や気温の低下による肌不調などに悩まされやすい時期。夏までと同じケアに「お手入れ不足」を痛感する女性...
5カ月で念願の-10kg達成! 一番効果があったダイエットは?
 半年で15kg激太りするという異例の事態後に思ったことは、「このままじゃいけない」という危機感でした。左膝は体重が重い...
ひじのカサカサがつらい…毎日のバスタイムでツルツル肌に♪
 厚着の季節だからといって、ひじのケアをさぼっていませんか?ひじはただでさえカサカサになりやすい部位。でも、毎日のバスタ...
産後「勝手に痩せる」は嘘! 1年で-17kgを叶えた4つのコツ
 ママ友との会話で必ず出てくるのが、「体重が戻らなくて……」という話題。一児のママである私ですが、出産後に-17kg痩せ...
 “胸元の開いたデート服×大人かわいいリップ”の組み合わせ術
 肌寒くなり、アウターを羽織る時期になってきました。ダークトーンのアイテムが増えるこの時期は、代わり映えしないコーディネ...
秋冬も紫外線対策を! 常備しておきたい“日焼け止め”4タイプ
 夏の強烈な日差しを浴びて、肌も髪も一気に老けた気が……。しかし、夏が過ぎても紫外線は年中降り注ぐので、しっかりUVケア...
乾燥肌対策にも! 栄養士が教える「美肌へのモテ食習慣」3選
 すっかり寒い季節となり、彼に密着できるチャンス到来! しかし乾燥肌では彼に幻滅されてしまうかもしれません。  乾燥対...
食べられないストレスの発散方法とダイエットに挫折する理由
 食欲の秋は、ダイエットに励む女性にとって苦しい時期ですよね。見渡せば、そこらじゅうに美味しそうな食べ物。さらに追い打ち...
1日でもOK♡ファスティングダイエットを成功させるやり方!
 近年「ファスティングダイエット」が流行っていますね。「何日も断食状態を続けるのは無理!」「仕事など生活の弊害になる」と...
何年同じ髪型? 自分ルールをアップデートして垢抜け美人に
 自分に合うセルフブランディングは意識していないようで、どこかマイルールとして取り入れているものだと思います。 「エラ...
マツエクでおブスになってない? 可愛く盛るための注文方法
「まつげが少ないからマツエクに頼ってみたら、仕上がりが思ってたのとなんだか違う。彼氏から『つける前の方がかわいいよ』と言...
七海 2020-08-09 03:47 ビューティー
外食を制する者は減量を制す!冷え性改善に白湯ダイエットも
 せっかくダイエットの決意をしたのに、いつも挫折してしまう人は多く存在します。私もその一人。外食先で食べてしまったケーキ...
自分磨きで変われないあなたに…“もうひと手間の努力”の方法
 補正下着をしっかり使う、パーソナルジムに通う、ネイルをする――。SNSで誰もが自己発信ができるようになった今、「自分磨...
乾燥の季節にご用心! 秋冬に特化するべき美容の基本ケア3選
 涼しいというより肌寒いくらいの季節になりましたね。UVケアを夏ほど張り切らなくていいのでケアが楽になった……と油断する...
七海 2020-08-09 03:46 ビューティー
目元の悩みをプロに聞く! シワ&たるみのアイケアを教えて
 目尻のシワが気になったと思ったら、目の下のぷっくりたるみ、小ジワなどたくさん悩みが出てきました! 悲しいかな、これが老...