空腹じゃないのにしてしまう無駄な間食には誰もが思い当たるはず。満腹なのに食べてしまう、エモーショナルイーティングを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
エモーショナルイーティングの特徴
聞きなじみのない「エモーショナルイーティング」。それは大きく3つの特徴があります。
・お腹が空いていないのに食べる
・突然、味が濃いものや甘いものを食べたくなる
・食べ過ぎだとわかっていても我慢できない
「エモーショナル」という言葉から分かるように、身体が栄養を欲して食べているのではなく、感情=精神が欲してついつい爆食いしてしまうのがエモーショナルイーティング。自分の気分を一時的に盛り上げ、気持ち良くなるために食べているのです。ストレス発散のためにしているのです。
エモーショナルイーティングはストレスの表れなので、身体をいじめているという点では、リストカットと根っこの部分は繋がっているとも言えます。つまり、エモーショナルイーティングが顕著なとき、必要なのはダイエットではありません。自分の心をいたわるケアです。
エモーショナルイーティングを予防するには?
さて、爆食いことエモーショナルイーティングを止めるにはどうしたらいいのでしょうか?今すぐできる工夫や対処法をご紹介します。
まずは飲み物をとって様子を見る
人は喉が渇いていると、より空腹を感じます。「なんか食べたい気がする……」「さっき食べたけど、まだお腹空いてる気がする……」と思ったときに、一度立ち止まってみてください。もしかしたら「喉が渇いている」「水分が足りていない」だけかもしれません。
まずは1杯水を飲んでみてください。また、温かい方が満腹度につながります。さらに、お茶やコーヒーよりは、胃の中に入れても冷めにくい味噌汁やミルクが好ましいでしょう。
15分~30分だけ我慢する
エモーショナルイーティングは一時的な欲望なので、時間が経てばおさまることもあります。
「15分間キリシトールガムを噛んで我慢してみよう」
「コンビニに行きたいけど、代わりにトイレ休憩して屋上で深呼吸しよう」
時間をおいてもまだ「食べたい」と思ったら、それはエモーショナルイーティングではなく、単なる空腹の可能性があります。そういう場合は素直に食事をとってOK。
1回の食事でしっかり食べる
不規則な食事をしていると爆食いを引き起こしやすくなります。
また、「朝食べてなかったしいいよね」と自分に言い訳ができてしまうので、負のスパイラルに陥ってしまうことも……。
特に食物繊維やタンパク質の豊富な食べ物を積極的に摂りましょう。
終わりに
ついつい爆食いしてしまうこと、誰しもありますよね。「生理前だから」「仕事が多忙でストレスが溜まってるから」と言い訳していても、罪悪感が残ります。
食事に対してストレスや罪悪感がつきまとうのは負のスパイラルの始まり。少しずつ、エモーショナルイーティングの頻度を減らしていきましょう。
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