恋に溺れるのはNG?大人女性におすすめしたい正しい恋愛方法

リタ・トーコ ライター
更新日:2020-03-02 06:00
投稿日:2020-03-02 06:00
 大人女性であれば、恋に溺れた経験が1度や2度はあることでしょう。恋愛をプラスのパワーに変えて頑張れる女性であれば良いですが、中には食事も喉を通らず、仕事も手につかない……そんな恋愛の渦中にいる方もいるはず。そこで今回は、大人女性が知っておきたい恋愛との向き合い方をご紹介します。

恋愛に溺れるのはNG?恋愛依存女性が陥りがちな4つの行動

「恋愛に溺れるのはNG!」と、書かれた記事をよく見かけますね。その理由はきっと、恋愛に溺れるあまりに「恋愛依存」になる方が多いからではないでしょうか。そこでまずは、恋愛依存女性が陥りがちな行動についてご紹介します。

1. 「相手が全て」の生活

 恋愛に溺れている女性は、とにかく「相手が全て」の生活を送りがち。友達との予定が入っているのにデートが入ったら即座に断ってしまったり、相手が休みの日には誘われてもいないのに予定を開けてしまったり。

 寝ても覚めても考えるのは彼のことばかり。もちろん、趣味どころか仕事にも集中できずに、パフォーマンスを落としてしまうこともあるでしょう。

2. 「私なんて」とネガティブ思考になる

 恋愛依存に陥る女性は、ネガティブ思考に陥ってしまう傾向にあります。連絡がちょっと途絶えただけで「私なんて」と悲観的になったり、彼がほかの女性と話しているだけで「私より可愛い」なんて比べてしまったりもします。

 これは、自分への自信のなさの現れです。「彼の機嫌を損ねないように」「嫌われないように」と、本来の自分を出せずに彼の言いなりになってしまうケースも多いです。

3. 「相手のためなら」と自己犠牲も構わない

「相手のためなら」と、見返りを求めずに行動できるのは「無償の愛」と呼べるかもしれません。しかし、恋愛依存の女性の場合には、心のどこかで「これだけしているんだから、愛してくれるだろう」という計算がしている場合がほとんど。

 お互いにそう思えるような関係であればまだしも、世の中には悪い男性もいます。中には調子に乗って金銭を要求してきたり、ひどいことを平気でさせるような男性もいるので要注意。

 問題は、恋愛依存中の女性はそれを「相手が求めてくれている」と、勘違いしてしまうことなのですが。どこまでも尽くしてしまい、ボロボロになってしまうこともあります。

4. 「相手の全てを知りたい」と把握したがる

 恋愛依存をする女性は、「相手の全てを知りたい」と把握したがるのも特徴。自分と一緒にいない時には、「何をしているんだろう?」と、SNSチェックはもちろん、スマホを覗き見たり、束縛や嫉妬の気持ちが募ってストーカー化してしまう女性もいます。

「相手を好きゆえ」だと思われがちですが、実は、「相手を心から信頼できないからゆえ」の行動なのです。

溺れても良い!大人女性におすすめしたい正しい恋愛の方法

 ご紹介したような「恋愛依存」を続けていては、相手から嫌われてしまうかもしれないことは安易に想像できますね。では、大人女性におすすめしたい、正しい恋愛の方法をご紹介します。

いつでも自分を認めて愛する

 恋愛に溺れていると、ついつい相手中心の考えに偏りがち。もしも相手から否定されたら「私ってダメだなぁ」なんて思ってしまう気持ちも分かります。

 でも、大切なのは、いつでも自分を認めて愛することではないでしょうか。過大評価なのかもしれませんが、自分と一番長く付き合ってきたのはほかでもない自分自身です。

 誰にも褒められなくても、恋愛に頑張っていることや、綺麗でいようとすることを誇らしく思いましょう。「私、よくやってる!」と、口に出してみると、きっとなんだか自信が湧いてきます。自己暗示でもいいじゃないでしょうか。ポジティブになれますから。

健康でいる

 恋愛とは無関係のようですが、心身が健康にあることはとても大切なこと。女性の体はホルモンバランスが崩れただけで肌荒れや生理不順が起こったりなど、とにかくデリケートなのです。

 もしも恋に溺れてしまって不安定になっても、健康的な生活を。朝日を浴びて深呼吸をすると、なんだか「良い気持ち」になれますよ。心身を健康に保つことは、笑顔でいられること。つまりは、恋愛を健康に保つコツでもあると思うのです。

見返りを求めない

 恋愛に溺れている時には、とにかく相手に与えたくなってしまう女性も多くいるでしょう。手料理やプレゼント、最大限可愛く見せるためにかかる費用など、とにかく恋愛はある程度の時間とお金がかかるもの。でも、それも楽しいことではないでしょうか?

「相手は自分を映し出す鏡」と聞いたことがありますが、見返りを求めてばかりでは、相手からも見返りを求められることになる恋愛しかできないかもしれません。

 相手に思い切り尽くして溺れてみて、ダメだったら「し尽くした!」と、次に進める活力になるのかも。そして、その時には、女性としてスキルアップした自分で臨むことができると思います。

心が不安でざわついたら一時停止する

「この人といると、なんだか不安になる」「大事にされていないかも」と、恋愛中は心が不安でざわつくことがあります。これこそ「女のカン」なのかもしれませんね。

 そんな瞬間が積み重なると、恋愛はなぜだかうまくいかなくなります。もっと言うと、相手への恋愛依存が始まってしまうこともあるでしょう。

 だからこそ、そんな時には一旦停止を。証拠もないのに疑うのは時間の無駄ですし、もしかしたらほんの一瞬ネガティブ思考になった時に感じた“ざわつき”であり、勘違いかもしれません。下手に騒ぎ立てないのも、大人女性の恋愛には必要だと思います。

相手がいなくなるかもしれないことを考えておく

「相手がいなくなったら悲しい」のは、当たり前。でも、そっと、相手がいなくなるかもしれないことを考えておくことも、必要なことかもしれません。

 でもこれは、決してネガティブなことではないです。「人はいなくなってから大切さに気づく」なんて言いますが、そのリスクを避けることにもつながります。

 人生は一回きり。恋愛に溺れる機会なんてそうそうないのですから、今、相手といるこの時を精一杯大事にしましょう。

 本当に「相手がいなくなる時」は、老夫婦になってからかもしれないですし。夢を持ちつつ、でも、現実を見ることも大切だと思うのです。

大人女性の恋愛は自分の中で溺れられるかが鍵

 あなたは最近、恋愛に溺れていますか?単純に恋愛に溺れるというと、恋愛依存であったり、「重たい女」というイメージがどうしても湧いてしまいますが、でも、大人女性だって溺れることは多々あると思います。

 大切なのは、対相手ではなく、自分の中で溺れられるかが鍵ではないでしょうか。恋愛の苦しさや不安を相手へぶつけたり、行動にした時点で、関係があっという間に崩れてしまうこともあります。

「信頼」を心において、ぜひ、好きな人と深く溺れてみてくださいね。

リタ・トーコ
記事一覧
ライター
引きこもり既婚ライター。夫とのゆるい幸せを楽しみつつ、つい浮つく。類は友を呼ぶのか、周りに似た友人が多い。人生1回きり。興味に負け続ける女。好きな言葉は「自己責任」。

ラブ 新着一覧


寂しがり屋の男性と上手に付き合うコツ!悩み別対処法7選
 あなたの彼は「寂しがり屋」ですか? 寂しがり屋の男性はマメに連絡をくれ、2人の時間を大切にしてくれます。でもその反面、...
恋バナ調査隊 2020-10-15 06:00 ラブ
バチェロレッテに学ぶ!「運命の男」を選ぶためのポイント
 依然人気の恋愛リアリティーショー。近頃は、女性が大勢の男性のなかから1人を選ぶという逆バチェラー形式も出ています。こう...
内藤みか 2020-10-15 06:00 ラブ
なんで?どうして? 考えても「意味ナシ」な異性からのLINE
 恋人や気になる人とLINEしていると「これ、どういう意味? 意味深すぎる……」と手が止まってしまうことってありませんか...
ミクニシオリ 2020-10-14 06:00 ラブ
23歳で職場結婚、ラブラブ恋人同士だったのに5年後に離婚。
「結婚できるとは思っていなかった」「結婚願望がなかった」。そんな40歳オーバーの男女が結婚に至った経緯とは――。インタビ...
内埜さくら 2020-10-21 23:04 ラブ
“彼氏いない歴=年齢”はよくある? 彼氏ができない4つの原因
 あなたは今、好きな人はいますか? 自分の思いがなかなか実を結ばず、彼氏ができないと焦りますよね。「彼氏いない歴=年齢」...
恋バナ調査隊 2020-10-13 06:00 ラブ
ワケあり内縁妻の存在が発覚した彼氏…加奈子さんのケース#1
 うまくいっていた男性から突然別れを告げられた。大きな喧嘩もなく、急に嫌われるような原因もないのに、もう会えないと言われ...
神田つばき 2020-10-12 06:00 ラブ
“尽くす女”からの脱却方法!重い愛はウザがられる残酷な現実
 カレのために、家事全般を全てやってしまったり、仕事のことでアドバイスしてしまったり……愛ゆえにやってしまうお節介がきっ...
若林杏樹 2020-10-12 06:00 ラブ
秋は恋愛が始まりやすい季節♡5つの理由&しておきたいこと
 秋になると、「恋愛がしたい」「彼氏がほしい」という気持ちが高まる人が多いのではないでしょうか。実は「秋に始まった恋は、...
恋バナ調査隊 2020-10-11 06:00 ラブ
なんで私ばっかり! 浮気を認めない夫に苛立ちが消えない女
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-11 06:03 ラブ
たまの飲み会なのに…妻から“浮気疑惑”を向けられた夫の嘆き
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-10 06:00 ラブ
夫に離婚を切り出されたらほぼ修復不可能…用意周到な男たち
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。「私、実はバツついているんですよ~」と言われても、驚くことがなくなったこの時...
山崎世美子 2020-10-10 06:00 ラブ
ドライブデートで注意したいNG行動&助手席からの気遣い4選
 彼とのドライブデート! 普段あまりドライブをしないカップルの場合には新鮮な気持ちにもなれますし、付き合いたてのカップル...
孔井嘉乃 2020-10-09 06:00 ラブ
バツイチとの恋愛って…アリ?肯定派男性に意見を聞いてみた
 バツイチ、もとい「離婚済み」の身だと、なんとなく恋愛に対して消極的になってしまう方も多いのではないでしょうか。本当は気...
七味さや 2020-10-10 12:22 ラブ
純愛がしたい♡ 一途で純粋な男性の5つの特徴&見抜く方法
 誰もが憧れる、映画やドラマで描かれる「純愛」。「本当に純愛なんて存在するの?」と、半信半疑の人も多いでしょう。でも、そ...
恋バナ調査隊 2020-10-08 06:00 ラブ
あの手この手でおねだり…ママ活男子の訴えを集めてみました
 コロナ禍のせいなのか、夏以降、ママ活をする男性が急増しています。しかも30代男性の参戦が増えている印象です。彼らはさま...
内藤みか 2020-10-08 06:00 ラブ
タイプ別に解説…交際後に“面倒彼氏”になる男のLINEの特徴
 付き合うと面倒くさい男性ほど、交際前のLINEに兆候が出ているもの。気に入っている女性には、好感度が上がるように気合い...
並木まき 2020-10-07 06:00 ラブ