肌断食で美肌に♡ 効果とやり方&成功させる5つのポイント!

コクハク編集部
更新日:2020-04-29 06:00
投稿日:2020-04-29 06:00

肌断食の正しいやり方&手軽なプチ肌断食について

 肌断食は正しいやり方で行わないと、肌のコンディションを悪化させてしまう恐れがあります。そこで、肌断食とプチ肌断食の正しいやり方をご紹介します。

本格的な肌断食のやり方

 結論から言うと、肌断食の最終形は「水洗顔だけにする」という方法です。「それだとメイクが落ちないのでは?」と思った方も多いと思いますが、まさにその通り!

「メイクや日焼け止めは、基本的に水で落とせるアイテムだけを使う(できればそれもやめる)」「汚れが気になる時には無添加石鹸のみで洗顔をする」「乾燥したらワセリンをごく少量塗る」というのが、本格的な肌断食の方法です。

 長期間肌を休ませられる環境にある方は、一度試してみるのも良いでしょう。

3つのプチ肌断食のやり方

「メイクも日焼け止めもNGなんて、ハードルが高すぎる!」と感じる方におすすめなのが、次にご紹介する“プチ肌断食”です。

・クレンジングだけプチ肌断食

 スキンケアの中でもっとも肌負担が大きいとされるのが、クレンジング。クレンジング料に含まれる「界面活性剤」は、メイクだけではなく肌に必要な皮脂などを奪い取りますし、肌を擦ることによる摩擦も相当な肌負担になります。

 このクレンジングのケアをやめるのが、プチ肌断食。お湯でオフできるメイクアイテムを使ったり、ナチュラルメイクにする必要がありますが、手軽に始められるため初心者にもおすすめです。

・週末だけプチ肌断食

 土日が休日という方は、週末だけプチ断食の方法から始めると良いでしょう。金曜日にはメイクを控えめにして、刺激の少ないクレンジング料&無添加石鹸で洗顔を行います。

 そして、土日は朝晩2回、水 or 無添加石鹸で洗顔を行い、スキンケアをストップさせます。

・夜だけプチ肌断食

 夜だけプチ肌断食というのも、簡単にできるおすすめの方法。水 or 無添加石鹸で洗顔を行い、スキンケアをせずに就寝します。

 ただし夜だけの場合、日中のメイクは控えめに行うことが必須。ミルクかジェルタイプのクレンジング料を使って、擦らずに優しくメイクオフを行いましょう。

肌断食の注意点! 成功させるための5つのポイント

 最後に、肌断食を成功させるために知っておきたい注意点&ポイントをまとめました。

1. 様子を見てケアを減らしていく

 長期間にわたってスキンケアを行ってきた肌は、言ってみればアイテムに頼っている状態。本来の肌力は衰えているはずです。

 そのため、突然肌断食を行うと、急激な変化に馴染めずに肌荒れを引き起こしてしまう可能性があります。まずは、クレンジングだけやめてみるなど、徐々にケアを減らしていきましょう。

2. 最初は肌荒れが起こりやすい

 肌断食を始めた最初の頃は、肌荒れが起こりやすいと言われています。一番起こりやすいトラブルが、「乾燥」。肌が自ら水分や皮脂をコントロールできるようになるまでには、時間がかかります。

 乾燥による肌荒れが治るにつれて、肌のコンディションはだんだんと安定してきますが、人によっては肌荒れがひどくなってしまうことも。我慢をせずにワセリンなどで油分を与えたり、程度がひどければ、一旦肌断食を中止して刺激の少ないスキンケアアイテムに変えるところから始めるなど、工夫が必要です。

3. メイクアイテムを見直す

 クレンジングは肌負担となるものの、メイクや皮脂がきちんとオフできないことも問題!基本的なことですが、毛穴トラブルやニキビなどの肌トラブルが発生する原因になるため、落とすケアは必須なのです。

 そのため、肌断食中にメイクをしなければならない方は、水やお湯で簡単にオフできるメイクアイテムをそろえるようにしましょう。肌負担の少ない、ミネラルファンデーションなどがおすすめです。

4. 始めるタイミングには要注意

 肌断食を始める場合には、タイミングも大切です。肌のコンディションが整いやすい生理後のタイミングがベストでしょう。逆に注意したいのが、以下の3つのタイミング。

・生理前〜生理中、妊娠中
・ダイエットをしている時
・肌の調子が悪い時

 肌の調子がゆらぎがちですので、できれば避けることをおすすめします。

5. できれば外出を控える&紫外線対策を行う

 肌を紫外線から守ってくれる日焼け止めアイテムですが、肌に負担となる成分が配合されているため、肌断食中には塗らないのが良いとされています。

 そのため、できれば外出を控えるか、どうしても外出する場合には帽子や日傘でケアを行うか、無添加で肌に優しいアイテムを利用するようにしましょう。

肌断食で肌力をアップ!無理せず焦らず美肌を取り戻して♪

 大人になった今、スキンケアを行わない「肌断食」は、なかなか勇気が要る美容法だと思います。でも、肌断食にメリットがあるのはご紹介した通り。眠っている肌本来の力を起こしてあげることができるため、肌質の改善にも期待できるでしょう。

 しかし、肌断食の効果を出すには、それなりに時間も必要です。肌荒れが起こった時点で挫折してしまう方もいるようですが、無理せず焦らず取り組んでみましょう。正しい肌断食で、美肌を取り戻してくださいね♪

コクハク編集部
記事一覧
コクハクの記事を日々更新するアラサー&アラフォー男女。XInstagram のフォローよろしくお願いします!

ビューティー 新着一覧


夜の最悪のタイミングで足がつる!つらい“足のつり”対策3選
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
1000円あったら投資したい! 美容家ガチ推し“癒しの入浴剤”
「疲れた〜、癒されたい!」という夜を、どんなふうに過ごしていますか?  “女性を癒やすこと”はたくさんあるけれど、...
韓国でホクロは顔のゴミ!? ソウルで取ったらお得すぎた!
 こんにちは! 「旅する複業家」の林知佳です。  2022年はタイ(2回)とベトナムの他に、人生初のドバイも訪問し...
ガサ肌レスキュー!乾燥する冬に追加したい保湿アイテム3品
 肌がカサつくこの季節。ガサガサ肌になる前に、全身をしっかりと保湿しましょう! うるおいに満ちたもちもち肌でこの冬を乗り...
熟睡したい!「更年期の不眠」に効く安眠のコツ~専門家監修
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
使って実感!40代女の不調に手放せない5品 2022.12.6(火)
 ワタシの身体をいたわってくれるのは、ワタシだけ。ワタシの体調管理に気を配ってくれるのは、ワタシだけ。だからこそ自分自身...
 40代もに試せる「偽装ほくろ」メイク 胸元にもあると素敵!
 目の下や口元にセクシーなほくろがある人って、女性としても魅力を感じますよね。でも、「私はほくろがないから仕方ない」と諦...
二枚爪コンプレックスに“補強&やすり”投入!2022.12.3(土)
 これから本格的に乾燥が気になる季節がやってきます。冬が誕生日の筆者は手がカサカサになりやすいタイプで、それを見かねた友...
超怖~い「40代の運動不足」老後のために今日からできること
 30代までは元気に過ごしていたけれど、40代になってから運動不足が顕著で、体力が激しく低下したと感じる人は多いですよね...
「NMN」配合化粧品で“若返り肌”も夢じゃない?【医師監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
篠原涼子完全プロデュース「ペルルセボン」は匂いがキツっ!
 話題のコスメや、広告でよく見かける化粧品や日用品。「webでよく見るあの商品、本当にイイの?」「買ってみたいけれど、口...
白髪が多く老け見え!これ以上増やしたくない【専門家監修】
 彼女の名は、えりの。女性の心を癒すためにはじめたサロン「コクハク」のオーナーで、界隈では「えりのボス」の愛称で知られ、...
まずは真似っこから! 綺麗な人が実践する8つの“ゼロ円”習慣
 年齢問わず、「綺麗だな」と思う女性に出会うと、「私も、あんなふうになりたいなぁ」と思うもの。けれど、実際に何をすればそ...
20代の本音!アラフォー女性の“残念アイライン”を画像で解説
 毎日のアイライン、どんな感じでメイクしていますか?  年齢を重ねていくと目元にしわが増えたり、たるんできたりもあ...
「食べても太れない」やせ型な人だけが分かる“あるある”7つ
 世の中には、太りやすい体質の人がいる中でいくら食べても太らない「やせ型」の人もいます。でも、さまざまなダイエット方法は...
腹巻きも愛用して♡「40代の温活」取り入れたい食事&グッズ
「冷えは万病のもと」といいますが、実際に体が冷えるといろいろと悪影響が現れます。免疫力も下がるので、風邪をひきやすくなっ...