生のピーマンを冷やすだけ!甘味に驚く「夏野菜のサラダ」

コクハク編集部
更新日:2020-06-02 06:00
投稿日:2020-06-02 06:00
 伝説の達人に聞く、男子が泣いて喜ぶおつまみ。題して“ダンツマ”。今回は東京・五反田の小料理屋「きになる嫁デラックス」の平野アミさんに、パリパリ食べたい「冷やすだけで? これだけで? 甘くなる夏野菜のサラダ」のレシピを教えていただきました。

ダマされたと思ってお試しを

「博多の居酒屋に“パリピー”というメニューがあって、冷やした生のピーマンをつまみで出していたんです。これが本当に甘くておいしくて、聞けば氷にさらすとアクがとれて甘くなるのだそう。ホントにそれだけ? と思うでしょ? でも本当にそれだけなんです。ダマされたと思って、やってみてください」

 店ではピーマンを半分に切った状態でボウルに入れて氷をのせて冷やし、島味噌などを添えて出したりするそうですが、今回のようなサラダにしてももちろんおいしいです。確かに、パリッとした食感の後にピーマンの甘味がやってきます。まったく知らなかったピーマンの新しいおいしさですね。

「これを出すとき、『ピーマン食べられて、えらいねー』と男の子(40代)を忘れずに褒めることも遊びのひとつ」

 おつまみはコミュニケーションツールなのです。

【材料】

・ピーマン 1袋
・三つ葉  1袋

〈A〉
 オリーブオイル  小さじ2
 めんつゆ  小さじ2と2分の1
 おかか  ひとつまみ
 じゃこ  ひとつまみ

【レシピ】

1. ピーマンは種をくりぬき、半分に切る。三つ葉はそのまま根を切る。
2. 1をボウルに入れ、その上に氷をのせて10分ほどおく。
3. 冷たいピーマンを縦に細切りにし、三つ葉はざく切りにして合わせ、Aをかける。

本日のダンツマ達人…平野アミさん

▽ひらの・あみ
 岡山県出身。美容専門学校の通信課程を修了後、ヘアメークをしながらスナックや居酒屋の手伝いをする。映画の製作や広告代理業を経て、合コンをコンセプトにした料理教室を主宰。2017年6月に「きになる嫁デラックス」を開く。

▽きになる嫁デラックス
 JR五反田駅西口から徒歩2分。おふくろの味ではなく、“嫁の味”をコンセプトに、野菜や薬味がたっぷりのヘルシーなおばんざいが日替わりで楽しめる小料理屋。メニューはなく、何軒目の来店かによって料理を適当に見繕ってくれる。東京都品川区西五反田1―9―3 リバーライトビル地下1階。

(日刊ゲンダイ2019年7月6日付記事を再編集)

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