結婚したら…変わってくれる?恋人に違和感を感じている人へ

七味さや 漫画家・イラストレーター
更新日:2020-09-25 06:00
投稿日:2020-09-25 06:00
 結婚前から、たびたび同じことでケンカになる。毎回解決できず、モヤっとしたまま終わる……。そんなパートナーとの「どうしても分かり合えない部分」ってありませんか? この分かり合えない部分、放置して結婚してしまっても良いの……?
 同僚の柏原さんに夕飯に誘われ、離婚理由を聞かれたこのマンガの主人公・リコちゃん。彼女にも、結婚前から元旦那に対して感じていた違和感があったみたいで……。

結婚くらいじゃ人はたいして変わりません!

 結婚前からパートナーに感じていた違和感は、ほとんどの場合、結婚後も変わりません。しかし結婚したい時って、「結婚できればOK!」「結婚してしまえばなんとかなる」と色んなことに目をつぶってしまいます。それどころか、「結婚したら彼はきっと変わってくれる」なんて期待してしまうこともよくあるのではないでしょうか。

 しかし、結婚したくらいで人間はたいして変わりません。私の場合、元夫と異性の友人に対する距離感の感覚が合わず、結婚前からたびたび大きく揉めていました。その価値観の違いは結婚後も変わらず、夫婦不仲の原因に……。

 浮気癖、男尊女卑、浪費癖、家事をしない、メンヘラ、自分よりも友人を優先する、レス……結婚前から気になっていた相手の嫌な部分はぜーんぶ、結婚しても変わりません。どうしても許せない部分は、結婚前にお互いの価値観をすり合わせておくのが賢明でしょう。

 とはいえ、価値観の違いによる摩擦なんて結婚後も無限に生まれます。なので一番良いのは、摩擦が生じた時に話し合いで問題解決ができるようにしておくことです。

 それに加え、相手の許せない部分もある程度妥協できるくらいに愛せる人と結婚し、生涯添い遂げようとお互いが覚悟することも大切なのかもしれません。

登場人物紹介

リコ
離婚から立ち直りたいアラサー。元旦那に不倫された末、離婚を迫られた。でもそういう女癖悪そうな男がタイプだったりするんだよね……。

ノラ
リコの高校時代からの友人。リコの元旦那を紹介された時から、コイツ浮気しそうだな……と見抜いていたらしい。リコのことを「破滅的に男を見る目がない」と評している。

柏原(かしわばら)くん
リコの職場の同僚。先輩だけどたぶん年下。フワフワしてるのに経験豊富そうなリコのギャップにやられたか……?

七味さや
記事一覧
漫画家・イラストレーター
離婚済アラサー漫画家。不注意型ADHD傾向ありの綱渡り人生。世界中からゆるされたくて、「ゆるし系」漫画やキャラクターを描いています。やさしい世界をつくりたい。Xでも随時漫画更新中。お仕事実績はこちら:https://shichimin.com/

関連キーワード

ラブ 新着一覧


「妻の母は毒親だった…」義母の過干渉に頭を抱える夫の苦悩
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-11-01 06:01 ラブ
「夫か母か選ぶ日が来るかも…」双方の不仲を知る妻の胸の内
「冷酷と激情のあいだvol.17〜夫編〜」では、妻の母親からの毒親的な過干渉に頭を抱える男性・Aさんの本心をご紹介しまし...
並木まき 2020-11-02 06:25 ラブ
「何を考えているか分からない彼」を落とす3つのテクニック
 男性と恋愛していると、こんなふうに思ってしまうことはありませんか? 「何を考えてるのかわからない」「男心は謎すぎる…...
ミクニシオリ 2020-10-31 06:00 ラブ
100均の女物のパンツをこっそり履いているエリート夫の正体
 結婚してからわかる相手の本性。同棲をしばらくしていたから大丈夫!というものではありません。入籍する意味合いは思うより深...
山崎世美子 2020-10-31 06:00 ラブ
LINE未読スルー後の対処法!“最後のLINE”で判断を
 好きな人からのLINEの未読スルーって、ずっと気になりますよね。そもそも今の時代にスマホを全く見ない日が数日も続くなん...
恋バナ調査隊 2020-10-31 08:18 ラブ
LINEでのデートの誘い方! 成功率を上げる6つのポイント♡
 初めて男性をLINEでデートに誘う時って、「断られたらどうしよう」と、すごく緊張しますよね。そんな時には、成功率をアッ...
恋バナ調査隊 2020-10-30 06:00 ラブ
「なんか違う」が増えていく…行きすぎた恋の減点法にご注意
 女性の恋は「減点方式」だといわれています。一般的にアプローチを受ける側である女性は、複数の選択肢から選ぼうとすると減点...
七味さや 2020-10-30 06:00 ラブ
コロナ禍でも不倫が終わらなかった女の3つのしなかったこと
 コロナ禍で、驚くほど多くの不倫カップルが会うことができなくなり、そのまま別れに至りました。そんななか、今でも仲が続いて...
内藤みか 2020-10-29 06:00 ラブ
“恋の寿命は3年”を覆す!「好き」がずっと続く7つの方法♡
「恋の寿命は3年」って、よく言われますよね。実際、今感じている新鮮な気持ちを3年経った頃にも感じていられると断言できる人...
恋バナ調査隊 2020-10-28 06:00 ラブ
交際して1年半、46歳での再婚は「合う」から決めたんです。
「何歳からでも夫婦になるのは遅くない」とお伝えする本連載。インタビュアー・内埜(うちの)さくらが、40歳以上で結婚した男...
内埜さくら 2020-10-28 18:28 ラブ
【LINEのNGパターン実例集】既読スルーが続く理由3つ
 意中の彼とLINEを交換したところまでは良かったのに、LINEをするたびに距離ができて自然消滅してしまった……なんてこ...
恋バナ調査隊 2020-10-27 06:00 ラブ
身長の低い女性はモテる?モテない? 男性の本音をリサーチ
 身長の低い女性は、基本的にはモテると言われます。小さくて可愛らしい動きにキュンキュンする男性も多く、実際にそれを自覚し...
恋バナ調査隊 2020-10-26 06:00 ラブ
カレの「助けたくなっちゃう本能」をくすぐりまくる行動とは
 将来的に結婚を考えている男性は、少し余裕のある女性を好む傾向があります。それまでの恋愛は同年代のワガママに付き合ってい...
若林杏樹 2020-10-26 06:00 ラブ
逆効果! LINEの危険度別「やめた方がいい恋の駆け引き」
 恋愛中、片思いの彼に振り向いて欲しいからとLINEで駆け引きをする人って多いですよね。あえて未読スルーで焦らせてみたり...
恋バナ調査隊 2020-10-25 06:02 ラブ
不倫相手と一緒になりたい…夫に離婚を切り出した女性の誤算
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2020-10-24 07:48 ラブ
恋する母たち~子供に悪影響を及ぼさないシンママの恋のルール
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。現在のシングルマザーの平均年齢は33歳、再婚率は26%と言われています。離婚...
山崎世美子 2020-10-24 06:00 ラブ