たまの飲み会なのに…妻から“浮気疑惑”を向けられた夫の嘆き

並木まき ライター・エディター
更新日:2020-10-10 06:00
投稿日:2020-10-10 06:00
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人差があります。ひとつの出来事への解釈や目的が、男性と女性では異なる場合もしばしば。男性と女性では、夫婦のあり方への認識が大きく異なる場合も少なくありません。
 魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする並木まきが、妻から濡れ衣の浮気疑惑を向けられメンタルが疲弊した夫の心情をお届けします。

仲間との飲み会をめぐってトラブルに

 Yさんは20代後半で結婚2年目。2歳年下の妻と、生まれたばかりの子どもと3人暮らし。いわゆる「イクメン」を目指し、慣れないながらも子育てにも積極的に関わるよう心がけているそうです。

「妻のMは、身体があまり丈夫ではないので、妊娠中に退職して、それからは専業主婦です。俺たちはまだ若いので、正直共働きでないと生活はキツいのですが、子育ても大変だと思うので、しばらくは僕の稼ぎだけでなんとか頑張ろうと思っています。

 だから仕事はめちゃくちゃしんどいんですけど、妻の負担を減らしたいとも思っているから、できるだけ子どもの世話もやるようにしています。そんな感じなので、基本的には会社と家の往復ですが、月に1、2回だけ仲間たちと飲みに行くことがあります」

 お小遣いも同世代の既婚男性より少ないYさん。たまの飲み会で息抜きをするために、日々の節約も心がけ、月に1、2回仲間たちと会える日を楽しみにしているそうです。

「ところが、飲み会に行くたびに妻からは『浮気したでしょ!』と文句を言われ、飲み会に行ってから2週間は、僕のスマホをくまなくチェックする上に、監視もキツくなるので、本当にウンザリなんです……」

並木まき
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ライター・エディター
元市議会議員・時短美容家(一般社団法人 時短美容協会・代表理事)の肩書きを有する。20代から見聞きしてきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様への分析を活かし、美容や恋愛に関するコラムを中心に、さまざまな媒体に寄稿。
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日刊ゲンダイ掲載「あの人は今」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/277865

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