保冷剤? 温かいタオル…? ニキビケアにまつわる噂の真相!
まずは、ニキビケアに関してネットで囁かれている噂の真相をチェックしてみましょう!
「ニキビを保冷剤で冷やすと効果的」って本当?
ニキビを保冷剤で冷やす方法は、ニキビの種類によって効果が異なります。白ニキビや黒ニキビに関しては効果がないそうですが、炎症中の赤ニキビは正しいやり方で冷やすことで、一時的に赤みやかゆみ、腫れを和らげることができるようです。(赤ニキビを冷やすケア方法は、後ほど詳しくご紹介します)
「ニキビには温かいタオルを当てると良い」って本当?
温かいタオルを当てる肌ケアは、毛穴の詰まりや黒ずみには効果的なようです。ただし、ニキビや吹き出物ができている時には、行わないのが正解。温かいタオルがニキビや吹き出物への刺激となって、炎症を促進させてしまうことがあります。
ただし、ニキビがない時のケアとしては取り入れてみても良いかもしれません。毛穴詰まりの予防になり、ニキビを未然に防ぐことにもつながるでしょう。
「ニキビをアルコール消毒すると効果的」って本当?
多くのニキビケア商品には、「殺菌効果」がある成分が使用されています。このことから、「アルコール消毒をしてもニキビに効果があるのではないか?」と考える人もいるようですが、答えはNO!
そもそも消毒用アルコールというのは、掃除や医療でも使われるほど高い殺菌作用を持っています。そのため、肌に対しては非常に刺激が強すぎるため、ニキビができている時に使うのは逆効果になってしまうのです。
また、ニキビの原因菌であるアクネ菌は、本来、肌の健康を守る常在菌。「増えすぎること」が、問題なのです。殺菌を中心に考えるよりも、詰まりにくい毛穴を作ることを大切にするほうが健康的な肌への近道ですよ。
ニキビに効果的♡ おすすめケア方法をご紹介!
続いては、ニキビのおすすめケア方法をご紹介しましょう!
1. 「赤ニキビ」は保冷剤で炎症を鎮静化
真っ赤に腫れて痛い赤ニキビをケアしたいなら、保冷剤や氷を使って少し冷やすのがおすすめです。
やり方は簡単!清潔なタオルやティッシュを用意して保冷剤や氷を包み、ニキビ部分に20〜30秒程度当てるだけです。1日数回行うと、炎症やかゆみ、腫れが一時的に治ります。ただし、冷やし過ぎや、不衛生なタオルを使うと悪化させてしまう可能性があるため、気をつけてくださいね。
2. 「赤ニキビ」は殺菌効果のある化粧水でローションパック
殺菌効果のある化粧水でのローションパックも、赤ニキビのケアには効果的です。清潔なコットンに、たっぷりの化粧水を染み込ませて2分ほどおきます。乾燥する前に、コットンを剥がしましょう。
コットンは繊維が柔らかく、ニキビに刺激にならないものを選んでくださいね。
3. 「白ニキビ」「黒ニキビ」は抗酸化作用のあるアイテムでケア
炎症する前の白ニキビや黒ニキビは、毛穴に詰まった皮脂が酸化してしまった状態。このタイプのニキビには、抗酸化作用のあるビタミンC誘導体やビタミンE誘導体配合のアイテムでケアするのがおすすめです。
注意したいのは、保湿ケア。オイルやグリセリンなど保湿効果が高い成分は、ニキビ肌にはトラブルの引き金となってしまうかも……。ニキビができづらい処方となっている、「ノンコメドジェニックテスト済み」と、記載されているものを選ぶと良いですよ。
気をつけたい! ニキビ肌のNGケアをチェック!
最後に、ニキビ肌を治したいなら避けるべきNGケアをチェックしておきましょう。
NGケア1. 保湿をしない
ニキビには、「油分は良くない」というイメージがありますよね。そのため、ニキビができると保湿ケアをするのをやめたくなりますが、これはNGケアです。肌は乾燥してしまうと、バリア機能が低下したり、皮脂を補おうとして過剰な皮脂分泌につながったりしてしまうんです。ニキビケア用のアイテムを使って、保湿は丁寧に行いましょう。
NGケア2. 皮脂や菌を取り除こうとゴシゴシ洗顔する
洗顔って、ゴシゴシこすったほうが皮脂やアクネ菌を洗い流せそうな気がしてしまいますよね。でも、実はふわふわの泡を転がすように優しく洗うほうが効果的なのです。
ニキビに刺激を与えないように、また皮脂を取り過ぎてしまわないように、肌に触れずに泡だけで洗うことを心がけましょう。
ニキビは正しくケアして健康的な肌になろう♡
インターネットで検索すると、いろいろなニキビケア方法が出てきますよね。効果的なように思えても、まずはそのケアが正しいかどうかしっかり調べてみましょう。中には、ニキビを悪化させてしまう方法もあるので、要注意! ぜひ、正しいケア方法を知って、健康的で滑らかな肌を取り戻してくださいね!
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