追われると冷める…男をウンザリさせてしまう“2大NGワード”

山崎世美子 男女問題研究家
更新日:2021-03-13 06:00
投稿日:2021-03-13 06:00
 最初は気のない彼だったのに強引にアタックされて、交際がスタートした女性の話はよく耳にします。その逆に、女性から……の成功率は実は低いのです。セキララゼクシィの調べでも、89%が「彼から」プロポーズをしたと回答しています。
 こんな背景からも「男性は追いかけるほうが好き」だということは明確です。彼がずっと追いかけてくれれば仲良くやっていける可能性は高まりますね。今回は“男性にうんざりされてしまう禁句”を知ることで、2人の関係が壊れるリスクを減らしましょう。

1.「私のこと本当に好き?」と聞きすぎる

 楽しくて仲良くお出かけしている時に「私のこと好き?」と元気よく聞けるシチュエーションなら多少のエッセンスにもなりますが、交際がスタートしたり結婚生活が始まったのなら、基本的に「好き」の確認はしなくていいのです。

 愛情があるから一緒にいるわけです。感情を言葉にするのが苦手な男性からすれば、最初は良くても、そのうち面倒くさいと思われてしまいます。

“賢者タイム”の質問攻めはNG

 特に聞いてはいけないNG場面は「いちゃいちゃ」後の賢者タイムです。

 ご存じの方も多いかと思いますが、少し補足をすると、男性は行為が終わってしまうと、快楽ホルモンであるドーパミンを抑制するホルモンが多く分泌され、煩悩に振り回されない「賢者」のような状態になります。この時間のことを通称、“賢者タイム”と呼びます。

・心が無でからっぽ状態
・どこを触れても感じない
・脱力感で思考力の低下

 女性はそんな状態の彼のことを冷たく感じるかもしれません。中には腕枕をして抱きしめてくれる彼もいますが、かなりの努力をしているはずです。それも毎回は続かないこともあるので、「私のこと嫌いなの?」と寂しがらず、理解してあげてください。

 ハグをしてキスぐらいしたいと思う女性と、真逆の思考を持っている場面だと思いましょう。

 そんな時に「私のこと好き?」と聞く行為は、墓穴を掘っているようなものです。まして「本当に私のこと好き?」などと“本当”までつけて聞いてしまうのは、お墓に入ったと言っても過言ではありません。

 男性はこれが続くと面倒くさくなってしまいます。

 極端な話ですが、お互いに背中を向けてしばらく眠り、小腹がすいたらカップ麺でも分け合って食べるぐらいサクサクとしている方が、男性はずっと一緒にいても気楽で疲れない女性だと将来をイメージするはずです。

2.「私と仕事のどちらが大事?」と問う

 仕事と自分を比べてはいけないと頭ではわかっていても、古今東西これを言ってしまう女性がいます。彼が本当に繁忙期であれば、会えなくて寂しいかもしれませんが応援してあげましょう。

 よくある関係が危ぶまれる撃沈ケースは、彼の仕事が忙しくてなかなか会えなかったけれど、やっと時間ができてデートを約束。けれど、やっぱり仕事でドタキャンになった……というパターンです。

 我慢の限界が超えると誰でも辛いですよね。こんな時に「私より仕事なのね」と、頭ではわかっているものの吐き出してしまうと、男性を困らせるだけの結果になります。

「仕事と彼女は比べられない」。ここを念頭におかないと、「会えなくて寂しい」とスネている状態はすでにあなたが追いかけているわけで、立場が逆転してしまったということなのです。

仕事が忙しい彼へのベスト対応は

 こんな時の解決策としては、しばし彼には仕事に没頭していただきましょう。いきなり音信不通になると心配をかけますので、例えば……、

<応援しているよ~、身体に気をつけて頑張って! あまり私から連絡しないけど心配しないでね。繁忙期が終わったら美味しいものを食べに連れて行ってほしいなあ。週に一度ぐらいは近況報告します。大好き~>

 というような、軽い可愛い健気な感じのLINEやメールで、自分から「待ち」をやめてみるのも気持ちが楽になり効果的です。

 会えない時間で断捨離をしたり女子力に磨きをかけて、会える時までにいいオンナの仕込みでも頑張りましょう。スキルをUPしたり綺麗になると自分でもワクワクしますよ。

 文句を言わず応援してくれる健気な彼女を見て、彼は少しでも一緒にいたいからと結婚を意識するかもしれませんね!

まとめ

 重たい女だと相手に思われるとお別れは近くなります。今回紹介した「男性をウンザリさせてしまう2大NGワード」の根源は、女性側の“愛されている自信のなさと不安感”から来るものです。

 真剣に思っていると彼に言われたのであれば、彼を信じる強さも必要です。何も言われていない関係であればキープされているか遊ばれているだけの可能性もありますので、きちんと見極めて対応しましょう!

 男も女も星の数ほどいますから。ダメな時は執着しないのが一番です。

山崎世美子
記事一覧
男女問題研究家
「平成の駆け込み寺」として、人間関係、男と女をテーマとし、さまざまな悩みを抱える相談者に的確なアドバイスを送り、心のケア・親身なカウンセリングで一躍人気者となる。TV、ラジオ、雑誌、さらに講演会などからも依頼が多数。いま最も注目されている専門家である。YouTube「せみこの恋愛大学」毎週水曜配信中。
公式HPブログInstagramTikTok

ラブ 新着一覧


この人とはもう無理…法律婚を解消し事実婚を望んだ妻の胸中
「冷酷と激情のあいだvol.37〜男性編〜」では、法律婚をしていた妻から「事実婚」への変更を提案され、どうしても受け入れ...
並木まき 2021-05-01 06:19 ラブ
法律婚から事実婚へ…結婚関係の格下げを提案された夫の狼狽
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-05-01 06:22 ラブ
運命の結婚相手とは相性が悪いという少しスピリチュアルなお話
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。出会って一緒になった運命の相手。結婚披露宴は人生で一番と言っていいほど“自分...
山崎世美子 2021-05-01 12:56 ラブ
“ギャップモテ”したい女子必見♡ 男性が惚れる7つのケース
 いつもキツい女性がふいに見せる笑顔や、強気な女性が弱音を吐く瞬間など、いわゆる“女性のギャップ”に弱い男性は多いです。...
恋バナ調査隊 2021-04-30 06:00 ラブ
コロナ禍の結婚はコスパ良し? これからの婚活方法を考える
 新型コロナウィルスの猛威により、外出自粛生活が始まって早一年。3度目の緊急事態宣言が発令され、マスクなしで生活ができる...
田中絵音 2021-04-30 06:00 ラブ
コロナ禍で登山女子にモテ期到来も…素直に喜べない理由とは
 近ごろ、アウトドアは大注目のレジャーとなっています。それと同時に、登山好きな女性やキャンプが好きな女性が、男性からかな...
内藤みか 2021-04-29 06:00 ラブ
脱チョロい女!さりげなくアピールできる自分の価値の高め方
 ちょっと気になるカレができて2人でLINEで盛り上がり、「一緒に俺の家で映画みよう〜」なんて誘われて急接近。お家に呼ば...
若林杏樹 2021-04-28 06:00 ラブ
忘れられない……元彼に未練が残る5つの理由&断ち切る方法
 ひとつの恋愛が終わった時、誰もがすぐに気持ちを切り替えられるわけではありません。中には、元彼への未練を断ち切れず、何年...
恋バナ調査隊 2021-04-28 06:00 ラブ
“メガネ女子”ってモテるの? 男性が感じる5つの魅力&注意点
 “メガネ女子”というと、「真面目」「暗そう」といったネガティブなイメージを持つ人が多いでしょう。そのため、あえてメガネ...
恋バナ調査隊 2021-04-27 06:13 ラブ
もう自分には何も残ってない…? 絶望の淵で頼れるものとは
 自分には何もない…もう人生投げ出したい! 離婚は、人によっては絶望経験ですよね。この連載を始めてから「離婚をして自分に...
七味さや 2021-04-26 06:00 ラブ
男性にモテる♡ 魅力的なぽっちゃり女性の特徴&目指す方法
 モテる女性というと、細くてスタイルの良い女性をイメージする人が多いでしょう。確かに、スタイル抜群の女性は同性から見ても...
恋バナ調査隊 2021-04-25 06:00 ラブ
いつも彼氏が途切れない…モテ女必須事項の「隙」の正体とは
 男女問題研究家の山崎世美子(せみこ)です。いつも彼氏が途切れない、美人じゃないのにモテているなど、「隙」がある女性には...
山崎世美子 2021-04-24 06:00 ラブ
彼の食事姿に幻滅…「育ちが違う」発言に込めた彼女の真意
「冷酷と激情のあいだvol.36〜男性編〜」では、コロナ禍に交際をスタートさせた彼女から、予兆もなく振られた男性であるT...
並木まき 2021-04-24 06:10 ラブ
交際の絶頂期に何の予兆もなく…別れを告げられた男性の困惑
 男女の関係では、交際相手や配偶者の態度に悩む人も少なくありません。愛し合っている男女間でも、価値観や物事の判断には個人...
並木まき 2021-04-24 06:27 ラブ
子供っぽい彼氏にイライラ…!5つの特徴&困った時の対処法
 気になる男性といざお付き合いを始めてみたら、彼氏の子供っぽい部分を見て「ついイライラしてしまった……」という経験がある...
恋バナ調査隊 2021-04-23 06:00 ラブ
コロナ禍で婚活市場に変化が…地味な女性がモテ始めたワケ
 長引くコロナ禍、男性が恋愛や結婚の相手として選ぶ女性像が大きく変化し続けています。今までのように、美人で社交的な女性が...
内藤みか 2021-04-22 06:00 ラブ